Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

【改訂】2023年7月:九州・博多の旅 ③中洲の割烹料理屋で・・・

  今頃(11月末)、7月の博多・祇園山笠の記事を書いていても、全く臨場感がありま
 せんね。この寒い季節に書くべきではなかったか・・・しかし始めてしまいましたので
 あとは続けるしかありません。悪しからずご了承ください・・・
 (どうだってえぇやん、オッサンの記事なんて・・・by妻)


  ・・・と言う感じで書き出したこの記事を読み返してみたら、重大な誤りがありまし
 たのでお詫びして訂正いたします。山笠の「西流」の掛け声は、オッショイではなくて
 「オイサ、オイサ」でした。事前確認を怠り申し訳ございません。
 (時間がたっているから忘れたり勘違いが起きるんやで。ま、自分の落ち度やな。by妻)


 ついでに、この日見てきた「リハーサル」のビデオをアップします。スマホで撮影した 
 You Tubeの短い動画で画質は悪いですが、You Tubeでのアップ方法がわかりましたので
 やってみました。😆
  
2023年 博多祇園山笠 櫛田入りリハーサル


  この、最後のリハーサルを見た後、櫛田神社を後にします。こちら ↓ が表の入口です
 ね。山笠の「櫛田入り」は、この鳥居の左側から境内に入って来るようです。


  あれ? 遠くの方から「オイサ、オイサ」と言う声が聞こえます。櫛田神社周辺の
 地区である「西流(にしながれ)」の皆さんが、地元の街区で山笠を牽いています。
 それを見ようと地元の方々や観光客が通りにあふれています。

  狭い通りを、西流の山笠が通り過ぎて行きました・・・が、写真を撮り損ねた。西流
 は、町会ごとに法被のデザインが違うようです。このオジサンは、冷泉町の法被を着て
 います。交通整理のようなことをされていました。一応、公道なのですが、お祭り期間
 中は山笠優先?のようです。警察官や警備会社の方々も目に付くようになってきました。


  櫛田神社から少し歩いて、福岡の繁華街・飲み屋街?中洲・川端に向かいます。あ、
 アーケードの中に、巨大な山笠がありました。八番山笠:上川端流(かみかわばたなが
 れ)と書かれています。この飲食店が建ち並ぶ上川端地区の山笠ですね。しかしこれは
 いわゆる飾り山笠ですね。これを本番で牽くのでしょうか? 確か、櫛田入りの競走を
 するのは8つの流で、ここもその一つだと思いますが・・・そうか、毎年一つの「流」
 が最後に大きな「飾り山笠」で櫛田入りをするのでした。もちろんタイムトライアルは
 勝負になりませんが、迫力があるので毎年人気なのです。この山笠が、本番で櫛田入り
 をするのだと思うと、ちょっと期待してしまいます。
  飾りは、歌舞伎十八番の「外郎売(ういろううり)」のようです。歌舞伎俳優の市川
 團十郎さんの襲名記念なのでしょうか? 博多座でも今年、顔見世をするのかな?
 昨年11月の歌舞伎座の公演では、外郎売(実は親の仇討を志す曽我五郎)の役を演じ
 たのは團十郎さんの息子、市川新之助さんでした。9歳で主役を無事務めたのでした。
 思い出すな~

    

  しかし、意外に見物客が少ないです。山笠期間中は、街中を練り歩く時以外は、地区
 の小屋の中に置かれているのですが、ここはアーケードなのでそのままのようです。
 何気なく博多の街中を歩いていると、こうして山笠に出くわすこともありますね・・・ 
 人通りが途絶えたところを、すかさずパンダ君の撮影です。(もう呆れるわい。by妻)

  あ、おじさんが山笠の飾りを調整しています。牽いている最中に飾り付けが落ちたら
 大変ですからね。

    

  川端から橋を渡って中洲(文字通り川の中州にある)に行きます。この日は、早めに
 中洲の割烹料理屋で夕食をとることにしています。山笠の日なので、一応予約を入れて
 おきました。午後7時以降は満席ということで、午後6時の予約です。


  中洲の大通りでは、今度は「中洲流」の山笠に出くわしました。こちらは ↓ 普通サイズ
 です。中洲は飲み屋街・歓楽街なので、昔から人の出入りが激しいそうですが、しっかり
 と伝統は引き継がれているそうです。若者はオジサンたちにいろいろ教わるのでしょう。

  あ、ちょうど山笠を台の上に乗せるところでした。10人くらいで持ち上げていました。
 中洲流は、今年は四番山笠と書かれています。櫛田入の順番が4番目ということですね。

     

  代の上に据えられた山笠の前で、記念撮影です。(アホ) 鬼と龍の飾りですね。

     


  中洲の川沿いには、名物の屋台が出ています。普通の日ならば、ここで楽しく?
 飲み食いをしてもいいかもしれません。しかしお一人様だとつまらないですね・・・
 午後6時前でしたので、まだ準備中のところが多いようです。 

  気の早いお客さんが来ている屋台もありました。これから深夜まで賑わうでしょうね。


  そんな中洲の飲食店が建ち並ぶビル街に、目的のお店はありました。ちょっと予約
 時間よりも早めについてしまいました。午後6時開店なのですが、「商い中」の看板が
 出ていますので、お店に入りました。   

     

  お一人様なので、カウンターに座りました。板前さんが目の前で調理をしてくれます。
  まだお客さんはオッサン一人。まずは生ビールとお刺身でスタートです。

  生サバのお刺身を注文。新鮮で脂がのっていて抜群に美味しかったです。この色と
 ツヤ、まるで輝いているみたいです。  


  そして福岡・博多に来たら、コレ。新鮮な活イカです。オッサンは九州在住の時に、
 唐津の呼子(よぶこ)に行って食べたこともありますが、一大消費地である博多・中洲
 でも大人気です。大きさは「大」と「中」がありますが、一人なので、もちろん「中」。

  このイカさんも、さっきまで生け簀の中で泳いでいたはず。ごめんね~ 
  まだ動いているので、すぐに頂くのはためらいがあります。これも鮮度抜群で生き生き
 としていますね。さすが、「活イカ」です。
  コリコリした歯ごたえと、何とも言えない甘みがあります。これも本当に美味しい。
  あ、ビールのあとは日本酒ですね。福岡のお酒でしたが、銘柄を忘れてしまった。
 (ワインだったら、そんなことは無いのにな。by妻)
  桝にこぼれるほど、なみなみ注いでいただきました。有難うございます。♪  

  イカの残りは、天ぷらにしてもらいました。塩だけ付けて頂くのですが、これも絶品。
 (オッサンばっかり美味しいものを食べてずるいわ~と妻に抗議されている気が・・・)

     

  あー、今書いていても思い出します。また食べに行きた~い!(アホ)
  最後はちょっと洋風のメニューで鹿児島産鶏肉のソテー。とても味が濃くてジューシ
 ーでした。甘辛いソースとよく合う。九州の鶏肉は大変美味しいのですよね~
 今気づきましたが、お皿が面白い形をしていますね。器にもこだわりがあるようです。

  お一人様ですと、これが精いっぱい。2人ならば、シェアしてもう少しいろいろな 
 ものを注文できるのですが、まぁ仕方がない。 
  ちょっとお値段は張りましたが、美味しかったので満足です。旅行での食事はケチっ
 てはダメだと思うオッサン、食事は旅行の印象に大きく影響しますからね・・・


  お店には、だんだん人がやってきました。午後7時には次のお客さんの予約が入って
 いるようなので、オッサンは早めに店を出ました。・・・今日はここまで、です。