Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2023年6月:上高地と白骨温泉の旅 ⑫上高地ルミエスタホテルに宿泊・・・

  月曜日からダイエットを再開したら、3連休で少し戻ってしまっていた体重が3日
 間で順調に減りました。現在は68Kgですので、健康診断後にダイエットを開始した時点
 (72.5kg)からは4.5キロ減りました。しかしお腹周りはあまり変わっていない感じ。
 もうしばらく辛抱強く続けて行かないとダメかな。


  さて、今夜は上高地の記事の続きです。あともう少しで終わることができそうです。
 (つぅか、6月の旅行記事をいまだに続けているって、アホちゃうか? by妻)
  
  ハイキングPart2、田代湿原~田代池~大正池をめぐって、午後5時前にはホテルに
 戻ってきました。上高地は宿泊できる場所が少なく、山小屋のようなハイカー御用達の
 旅館か、ちょっと豪勢なホテルしか選択の余地がありません。ビジネスホテルなどは、
 上高地にはないのです。(そらそうよ。by妻)

  ということで、オッサン単体で宿泊するにはやや不釣り合いなホテルに宿泊しました。
 上高地ルミエスタホテルというのですが、ここはかつては清水屋旅館という上高地温泉

 の宿でした。上高地を欧米人に紹介した英国人のウィンストン卿や、詩人の高村光太郎

 も宿泊したという、実は由緒あるホテルだそうです。
 選んだ決め手は、敷地内に沸く温泉と、フランス料理の夕食がセットになっていること

 です。(ついでにワインの品ぞろえも期待しとったんやろ。by妻)

          

  ちょっと お洒落に改装されているようです。ホテルの前にはハンモックなんかがあり 
 ましたが、こんなところで寝転がる人がおるんかい?と思ったら、後でジイサンが利用
 されていました。気持ちいいんかな?(結局、恥ずかしいので利用しなかったオッサン)


  ハイキングの疲れを、まず温泉で癒します。上高地に温泉が湧くとは知りませんでし
 た。まぁ火山地帯にあるから、湧いても不思議ではないですけれどね。ハイキングの後
 でゆっくり温泉につかることができるなんて最高です。
  まずまずの広さの露天風呂もありました。あれ?なんか変なものがいますね・・・
  なんや、オッサンによく似た河童やな。(by妻)

   

  まだ早い時間でしたので、誰も来ませんでした。皆さん遅くまで外で遊んでいるの
 か、それとも部屋でくつろいでいるのかな?


  夕食は宿泊とセットになっていまして、1階にあるちゃんとした?レストランでの
 フランス料理っぽいコースです。上高地帝国ホテルほど格式のあるレストランではない
 ですが、きちんとした素材を使って質の高い料理を提供しているとの評判です。
  ワインの品ぞろえもまずまずでしたが、こういう場所で一人でボトル1本をオーダー
 するととても割高なので、オッサンはグラスワインを2杯注文しました。グラスワイン
 も赤、白、泡と数種類ずつが選べるので有難いです。


  突き出しからして、かなりお洒落~です。うぅむ、オッサン一人で頂くのは勿体ない
 気がするな~。妻と一緒に来たかった・・・(今更そんなこと言われてもな・・・by妻)
  ホタテ貝と北寄貝、イクラのカクテルです。まぁほとんど刺身みたいなものですが。

    

  続く前菜は、アスパラガスのポタージュに車海老をあしらったもの。見た目も楽しい
 ですが、お味もなかなか良かった。付け合わせの野菜がオクラなど夏野菜を使っていて
 爽やかな感じです。

  合わせるのはフランス東部、アルザス地方の白。ゲヴュルツトラミネールという舌を
 嚙みそうな名前の品種のワインです。アルザス地方では、ほとんどのワインがブドウの
 品種名がワインの名前になっています。ゲヴュルツトラミネールは、独特の香りがして
 やや濃厚な辛口ですが、ほんのり甘みが感じられるという面白い品種です。生産者は忘
 れてしまいましたが、かなり高品質なワインでした。しっかりしたボディがあるので、
 次のソースの効いた魚料理までじっくりと楽しめました。


  魚料理はタイのポワレ。何のソースだか忘れましたが、濃いめの味で、白身魚とよく
 合いました。肝腎の鯛は外はこんがり、中はふわふわで口触りがよく、美味しかった。 

  メインディッシュはこのレストランご自慢のローストビーフ。ん?フランス料理じゃぁ
 ないですが、まぁいいか。お一人様に2枚が基本です。脂身の少ない、赤身のお肉なので
 オッサンでも大丈夫です。ソースもくどくなくて西洋わさびと一緒に味わうと美味しい。

  ワインはホテルのハウスワイン(ホテルのオリジナルラベルが貼られています)。
 地元の安曇野ワイナリーのメルロー(ボルドー系のブドウ品種)の2017年でした。形が

 楽しい赤ワイン専用のグラスに結構たくさん注いでくれました。まろやかでコクがあり

 ます。まだ若いのですが渋みはそれほど感じなくて上品なワインでした。日本でもこの

 ようなすばらしいワインが作られて久しいですが、これは一流レストランで出て来ても

 おかしくないレベルです。
 お土産に一本購入すればよかったかな~ 
  
  レストランは予想通り、カップルがほとんど。中には小学校高学年くらいのお子様を

 連れたご家族も数組いらっしゃいましたが、そういうところのお子様はお行儀正しく、

 大人しく食事を楽しんでいました。まぁ子供の頃から、こういう場所に慣れているんで

 しょうね、たぶん。

 オッサンなんて高校時代の「テーブルマナー教室」で行った地元のホテルのレストラン

 で、初めてナイフとフォークを使ってフランス料理を食べたんだけどな・・・そもそも

 外食なんて、月に一回あればいい方だったし・・・

 (ま、地方では昔はそれが普通やろ。by妻) 

  あ、カップルといいましても年代はさまざま。20代後半くらいと思われるイケイケ?
 の若いカップルもいれば、オッサンくらいの年代の熟年夫婦、かなりご高齢の老夫婦も
 いらっしゃいます。皆さん楽しく、しかし静かに会話をしながら食事を楽しんでおられ
 ました。やっぱり親しい人と一緒に食事をすると、さらに楽しさが増すのでしょうね。


  オッサンも昔は妻と、たまにこういうレストランに行ったよな~
 (毎回、ワインが目的やったけどな・・・食事の後で「ワインセラーを見学させてほし
 い」と無理を言って見せてもらっていたよな。お店の方に『ご主人、セラーに吸い込ま
 れるように入っていきましたよね』って言われて、メッチャ恥ずかしかったで~。by妻)


  しかしオッサンの他にもお一人様が数人いらっしゃいました。一人はオッサンの真横。
 30代の前半と思われる青年で、比較的ラフな格好をしていました。ふーん、若い男性が
 一人で来ているのか~。おっと、この青年はローストビーフをおかわりしていました。
 しかも2枚。まぁおかわり自由で、給仕の方がお勧めしていたのですがね。
  確かに美味しかったのですが、オッサンはお腹いっぱいだったのでお替りなしでした。 
 (いや、ワインが足りなくなったからやろ。もう一杯頼んだら高くつくからな・・by妻)

  この後はデザートです。イチゴのババロア?にホワイトチョコレート、ピスタッチオ
 の粒がまぶしてありました。しつこくない甘ずっぱさで、これも美味しかったです。

  いやぁ、上高地を満喫しました。綺麗な景色の中を散策し、温泉に入り、ホテルで
 美味しいコース料理を楽しめるなんて贅沢でした。まぁたまにはこういうのも悪くない。
 (オッサンばっかりするいわ~ by妻)


  と言いながらも、部屋に戻ったら持ち込んだブルゴーニュの赤ワイン(ハーフボトル)
 を開けてしまうオッサン。😝 一人でチビチビやりました。

  ホテルの部屋はこんな ↓ 感じ。一人で寝るには広すぎるよな~

 


  さて、寝る前にもう一度温泉に入ってきます。
  翌日は朝から大雨の予報。もう帰るだけになりそうです。たぶん次回で終わりかな?
 (自分でも、書いてみるまでわからんやろう・・・by妻)