Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

初めて行ったカジュアルな和食のお店・・・

  って言うけど、和食にカジュアルっていう言葉はおかしくないか?(by妻)
  まぁ、えぇやん。昨日はオペラを観た帰りで、帰宅してご飯を炊くのが面倒臭くなり、
 外食で済ませることにしました。
  渋谷のマークシティのレストラン街に初めて立ち寄りました。日曜日の午後6時過ぎ、
 まだ本格的に混み出す前でしたので、比較的すんなりお店に入ることができました。
  京都のおばんざいのお店らしいけれど、ちょっと今風にアレンジされた感じです。
 若い人も多いですが、年配のご夫婦もかなりいらっしゃいました。華やいだ店内には、
 しょぼくれたオッサンは私一人(苦笑)。しかし嫌な顔をされることもなくカウンター
 席に案内されました。


  和食なので、この日は日本酒にしました。グラスワインもありましたが、赤・白とも
 ちょっと前に新国立劇場のバーで飲んだイタリアワインと同じ品種・銘柄だったので。
 (何ィ、いつの間に2杯も飲んでいたんや。by妻・・・スミマセン、ついつい。)
 ということで、小さ目のフラスコのような徳利で、まずは新潟の八海山・純米大吟醸を。
 お通しは湯葉のお浸し?かな。(しかし、お通しが550円とは高杉晋作です。アホ) 

  

  日本酒は無色透明なのに、実に深い味わいがありますね。辛口のはずですが口当たり
 はまろやかで、ほんのり甘みを感じます。ワインと違ってタンニン(渋み成分)がない
 ので、甘く感じてしまうような気がします。(感覚がおかしくなっとるんやで。by妻)
 あぁ、飲み口が良すぎてスルスルといってしまうではないですか・・・


  このお店は、おばんざいの定番メニューから3品のセット、5品のセットを自由に
 選ぶことができます。その他にもアラカルトでいろいろな料理がありますが、やはり
 おばんざいのセットがオトクのようです。とりあえず3品セットを注文しました。

  一品目(左下)は京野菜の万願寺唐辛子と鯛の和え物。万願寺唐辛子は、ピーマン
 のように肉厚で、唐辛子というネーミングなのに辛くはなくて、ピーマンのような甘さ
 があります。万願寺唐辛子ではなく万願寺ピーマンのほうがしっくりくると思いますが、
 品種としては唐辛子なのだそうです。京野菜は味が濃くて、素直に美味しいです。鯛は
 ちょっとしか入っていなかったけど、お手頃価格なのでしょうがないか・・・
  二品目はキャベツと蟹肉の酢漬け。とはいっても味付けは薄めで、蟹肉の甘みが感じ
 られるような良い塩梅に仕上げています。うん、この二品は日本酒にバッチリ合うな。
 三品目はちょっと洋風に、黒毛和牛のローストビーフのクリームチーズ和え。ちょっと
 意外な組み合わせですが、結構合うような気がする。付け合わせの青菜がまたいいね。


  あ、日本酒があっという間になくなってしまったので、オッサンはもう一杯、今度は
 京都のお酒「英勲(えいくん)」をグラスでオーダーしました。お店の方が、一升瓶を
 置いていってくれましたので、記念に写真を撮りました。伏見のお酒ですね。こちらも
 純米吟醸酒です。こちらは少し黄色みを帯びていて、コクがありました。八海山は清冽
 で清々しい飲み口でしたが、こちらは辛口でやや重量感がありました。日本酒の飲み比
 べも楽しいですね。でもワインにお金をつぎ込み過ぎているから、日本酒はほどほどに
 しないといけません。(いや、ワインの方をほどほどにせぇよ。by妻) 

     

  この後、白いご飯とイカの一夜干しを追加してもらって、お勘定です。うわ、思った
 より高くついたなぁ~、美味しかったけど。(お酒を二杯も頼むからやで。by妻)
  おばんざいセットとご飯だけなら2,000円でおつりが来ますが、一品ずつ追加で注文 
 しますと、割高になります。今度は最初からおばんざい5品セットにしよう・・・


 ・・・そして今日は月曜日。休肝日です。今日は早く寝よう・・・