Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今日は寒さがこたえる一日でした・・・

  今日は一段と寒さが厳しい関東地方南部、いや全国的にそうなんですよね。
  ウィンタースポーツの季節はまだまだ続きますが、春が待ち遠しくなりました。
 (身勝手もいいところやな・・・by妻)


  今日は「あの日」ということで、巷では寒さを吹き飛ばす幸せモードの皆様が多いと
 思われますが、オッサンにはもはや関係のない日ですね。チョコレートはもう9年間、
 貰っていないです。ま、死別したらそりゃ当然だわな・・・甘んじて受け入れるのみ。
  ということで、今日は在宅勤務で巣ごもりです。悔しいから昨日のうちにスーパーで
 自分用に買ってきたテオブロマのザッハトルテをおやつに頂きました。(情けな~by妻)

     

   これ、意外と売れ残っていて20%引きになっていました。なんと390円でした。 
  賞味期限間近のまずい粉コーヒーを飲んで、もうなんだかな~という感じ。


   ということで、テンションを上げるには、アレしかないでしょ。(・・・by妻)

    

  はい、そうです。掟(おきて)破りの「平日からワイン」、です~(アホ)
  そして、晩御飯は「一人焼肉」~ これも昨日スーパーで20%オフの870円でした。
 豚の肩ロースと、黒毛和牛のバラと肩ロースの3種盛りでしたが、豚のロースが一番
 味が深くて美味しかったです。味付けは「宮のステーキのタレ」でしたので、素材の
 質の良し悪しが、ストレートに出てしまったようです。  


  そういやオッサン、この日には妻に「チョコレート、何がイイ?」と尋ねられて、
 「ワインがいい」と意味不明の回答をしていまして、その結果、妻から毎年ワインを
 貰っていました。(イヤ、その後で結局チョコレートも買わされたがな~ by妻)
  
  さて、この日のワインは買い置きの南アフリカの赤ワイン。クライン・ザルゼさんの
 カベルネ・ソーヴィニヨンの2018年です。ボルドー赤ワインの主要品種を100%使って
 いますので、5年しか経っていないのではまだ早いかなと思っていましたが、抜栓する
 と、意外にももう香りが立っていて、飲んでみたらこれまた意外にも飲みやすいです。
 この生産者は、英国のワインの権威の一人ティム・アトキンさんの南アフリカワインの
 格付では、1~5級には入っておらず傑出した生産者ではないとみなされているようで
 すが、だからと言ってダメな生産者というわけではありません。逆に言えば、一般的な
 フツーの生産者というわけです(ブルジョワ級という、格付の最下位ランクには入って
 いました)。
  その一般的な生産者のワインですが、「ヴィンヤード・セレクション」と書いてあり
 ますので、彼らのワインの中では「ちょっとハイクラスなワイン」ということですね。
 しかし購入価格を確認したら、なんと税込2,145円。え?メッチャコスパがえぇやん。
 だとすると、ヨハネスブルクのワインショップでの販売価格はおそらく1,500円以下だ
 と思われますし、ワイナリーでの直売価格は1,000円程度ではないかと予想されます。
 これはメッチャお買い得やん、と思ったオッサンは購入履歴を調べてリピートしようと
 思いましたが、すでに購入ショップでは完売しておりました。やっぱりね・・・
  しかし、スタンダードな生産者のワインがこの品質と価格ということは、図らずも、
 南アフリカのワインのレベルの高さを証明しているようです。 


  ただ、アルコール度が14.5%と強く、カベルネ・ソーヴィニヨン100%なので、やや
 一本調子な感じもしました。ボルドーの赤ワインは、カベルネと他のブドウを混醸して
 造りますが、タイプの異なるブドウを混ぜることで複雑さが醸し出されること、また年
 によりブドウ品種ごとに出来栄えが異なるので、それに合わせてブレンド比率を変える
 ことで品質を担保できること、などのメリットがあるんだなと改めて思い直しました。
  
  ちゅうことで、このまだ若いカベルネ100%のワインのストレート・パンチが効き
 すぎて、ちょっと酔っぱらってしまいました~ (アホ)
  ずっしりと重いボトルで、滓を沈めるための瓶底の突起も大きいので、やはり熟成を
 させてから飲むべきワインのようでした。でもまぁ今飲んでも、楽しく飲めますね。


  なんだかんだ言って、自分で自分のご機嫌取りをすることにだいぶ慣れてきたかな。
 (勝手にやっとれ! しかしお金がいつまで続くかの~ by妻)