Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今日は在宅勤務でした。そしてプロ野球ネタを少々・・・

  今日は在宅勤務でした。昼間は暖かくて、またバラの蕾が大きくなっています。
 例年より夏が暑かったので秋バラの時期が遅くなったのですが、急に寒くなってしまい
 ましたのでもう終わりかと思いました。しかしいくつかの花はしぶとく蕾を付け始め、
 もうしばらくは咲きそうです。北国ではもう雪が降り、バラの剪定をされている時期の
 ようですが、こちらはもう少し花を楽しめそうです。
  濃いオレンジ色のローラちゃんが、少し元気になってきました。

 

   花が終わったら、春の花のために今年は少し早めに剪定をしようと思います。
 (昨年みたいに、時期を逃して芽が出てしまってからでは剪定できんからの~ by妻)
  
  プロ野球も大相撲も終わり、ちょっと寂しくなる年末・・・そんな中で、今日は
 プロ野球の今シーズンのMVPと新人王の発表がありました。 パ・リーグのMVPは
 文句なくあの男、オリックスのエース山本投手です。来シーズンはポスティングで
 メジャーリーグに移籍する可能性大ということで、来年はもう日本ではみられない
 と思うと複雑な心境ですが、素直に彼の挑戦を応援したいと思います。パ・リーグ
 の他チームにとっては、オリックスに敗れる可能性が少し減ったと思われます。
  そして、なんとセ・リーグでは、MVPと新人王のダブル受賞という快挙でした。
 その受賞者は・・・

  オリックスの山本由伸投手(右)とがっちり握手をしているのは、阪神タイガースの
 若きエース:村上頌樹投手です。奇しくも、日本シリーズの初戦と第6戦で投げ合った
 二人ですね。つまり、今年のプロ野球のトップチームのエース(格)が、MVP受賞者と
 なりました。日本シリーズではこの投げ合いは1勝1敗の互角でしたしね。
  村上投手は新人王の資格も持っていましたので、新人王とのダブル受賞です。セ・リ
 ーグではなんと史上初の栄誉だそうです。パ・リーグでも野茂英雄さんと、木田勇さん
 というレジェンドの2人しかいないそうです。スゲェ! おめでとうございます。


  山本由伸選手は3年連続の受賞ということです。その成績は、プロ野球史上初となる
 3年連続投手四冠(勝ち星、防御率、勝率、奪三振)、3年連続沢村賞。23試合に登板し、
 16勝6敗、防御率は1.21、勝率は.7割2分7厘、169奪三振。誰も文句を言う人はいません。
  一方村上選手については、新人王は妥当かと思いますが、MVP獲得はちょっと驚きま
 した。本人も「自分が受賞するとは思っていなかった」と言っていましたが、本音だと
 思います。防御率こそ1.75、勝率は6割2分5厘、137奪三振とセリーグトップクラスです
 が、戦績は10勝6敗ですから一人で10個も貯金を造った山本選手ほどではありません。
 しかし、これまでほとんど実績がなかったのに、今シーズンを通してローテーションを
 守り、しかも途中からは表のエース(6連戦の初戦を任される投手)となりました。
 阪神タイガースは、打線が終盤に頑張って逆転してくれていますので、村上投手自身に
 勝ち星が付かなくても、彼が投げた試合はもっとタイガースは勝っています。0-0で
 6回まで抑えてくれた、とかいう感じで。その意味で、いかにタイガースの勝利に、優勝
 に貢献したのか、投票者(プロの記者)たちは理解していたのでしょう。
  あ、そういえば天然の岡田監督が、テレビインタビューで「MVPをあげるとしたら、
 誰ですか?」と訊かれて、素直に答えていたのを思い出しました。「打者なら近本?、
 木浪?・・・投手は村上ですね~」と、確か言っていたような気がする。(岡田監督に
 記者たちが忖度したんちゃうやろな~ by妻) 
  ちなみにパ・リーグの新人王はオリックスの山下舜平大投手。彼も今年ブレイクした

 選手ですね。
 しかし、ケガによりポストシーズンは出番なしでした。もし、彼が日本シリーズでも
 先発の一人になっていたら・・・きわどい結果になっていたかもしれません。

 ともあれ、全員が優勝チームから選ばれたのは順当だと思います。MVPの二人は、

 今年のプロ野球で最も輝いた2人の選手だったことは確かでですね。

  村上投手! 来年シーズンも頼みますよ。オフはしっかり体を休めてください。山本
 投手には、メジャーでも大谷選手に負けないくらいの活躍を期待しております。

     


  その一方で、違った思いを抱かせる記事も出ていました。
  阪神タイガースの38年ぶりの日本一の快挙の喜びの輪に加われなかった選手・・・
  
  一人は、かつてのエース格の秋山拓巳投手。32歳のベテラン投手は、なんと2年連続で
 ウェスタン・リーグ(二軍)の最多勝を受賞していました。

  

  授賞式なのに、笑顔が無いのは当然ですね。彼は今シーズンの一軍登板は2試合のみ
 で、良い結果を残せませんでした。ローテの谷間でもらった数少ない先発のチャンスで、
 粘ったものの失点を防げずに途中降板した試合をオッサンも記憶しています。
  いくら二軍でたくさん勝っても、一軍で勝てなければ意味がないということでしょう。
 今シーズンのタイガースは村上投手、移籍してきた大竹投手、復活した才木投手などの
 若い選手が、いい意味で計算外の働きをしてくれたために、秋山投手は割を食ってしま
 ったと思います。一軍登板のチャンスがなかなかもらえなかったのです・・・
 「日本一の場にいられなかったのは悔しいが、腐らずに頑張ったのでこの賞を頂けたと

 思う。(チーム内に)ライバルは多いので彼らに負けないように。そして来シーズンの
 連覇には貢献したい。」と語っていました。その意気です。ベテランの力も必要です。
 ぜひともタイガース史上初の連覇に貢献して下さい!
  そういえば彼は投手なんですが、バッティングがいいんですよね。ホームランも数本
 打っている気がします。高校時代は甲子園出場校の4番打者でしたからね・・・


  そしてもう一人・・・こちらはタイガースで戦力外となった北條史也選手。甲子園の
 スターで、強打の遊撃手ということで鳥谷選手の後継者、高校の先輩坂本選手にも比較
 されるなど、期待の選手でした。しかしタイガースの内野陣、特に二遊間は競争が激し
 く、今季は中野選手がセカンドにコンバートされたものの、ショートの開幕レギュラー
 は小幡選手、そして途中からは「恐怖の8番打者」として木浪選手がブレイクしました
 し、糸原選手ですら代打要員に回るほどでした。北條選手が一軍で活躍するシーンは、
 残念ながら見ることができませんでした。
  華のある選手で、喋りもうまくてファンサービスもよくて、人気があったのですが、
 29歳の若さでタイガースを去ることになりました。その後の行き先が気になっていたの
 ですが、なんとネットニュースで社会人野球のチーム入りと報道されました。

   

  まだプロ野球でやれるはずなのに、どこかのチームから声がかからなかったのか・・・ 
 とはいえ、本人が決めたこと。社会人野球でもトップクラスのチームです。まだ野球が
 したい、家族のために働かなければ(浪人はできない)、という思いだったのでしょう。
 舞台は変わっても、華麗なプレイ(失策は少な目にね!)で新たなファンを獲得してく
 れるでしょう。そして、もう一度輝く姿を見せてほしいと思います。
  ひとまず、お疲れさまでした。新たなスタートを切る彼に幸運がありますように!