Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

久々のベランダ仕事、そして今月(2023年12月)のワイン・・・

  ここ数日、また晴れて暖かい日が戻ってきました。今日は久々に洗濯と布団を干した
 後、ベランダ掃除と球根の鉢植えをしました。そろそろチューリップとスイセンの球根
 を植えないといけませんが、寒い日はベランダ仕事が厳しいので、このような晴れた日
 を待っていました。これで少し、スッキリしました。 
  あ、この暖かさでバラの花もまた開き始めました。まずはローラちゃん。

   

 そして、満を持してフェルゼン伯爵様が、遂に花開き出しました。😆

    

  いや、やはりフェルゼン伯爵様は優雅にして気品あふれるお姿。蕾が3つありますの
 で、クリスマスまで花が咲いてくれるかもしれません。
  まだ新芽がぐんぐん出てくるので剪定はもう少し先になりそうです。やはり1月下旬
 から2月上旬かな・・・しかし遅くなりすぎるとまた春の新芽が出てくるので要注意。
 (手入れの悪いオッサンでもここまで花を咲かせてくれるんやから、奇特やな。by妻)


  チューリップとスイセンの球根を全部植え付け、すべての鉢の雑草を取り除き、枯れ
 た葉や枝を切ってすっきりしました。ホウキで掃除をしてベランダが美しくなりました。
 やれやれ、本当は1ケ月に1回の頻度でこれをやればいいんだけど・・・


  その後11時過ぎに、「ピンポーン」・・・(またか・・・by妻)
  はい、今年最後の「今月のワイン」です。😆

  もうブルゴーニュワインは3,000円、いやオッサンが購入していた生産者は6,000円を
 出さないといけなくなりましたので、今回はイタリアを中心に攻めてみました。これは
 全部2,800円以下。平均すれば2,500円を切るお買い得ワインです。


  まず一番左は唯一のフランス物、ボルドーです。なんと年号は1995年、格付ワインで
 はありませんが、その次のランクのブルジョワ級、しかもムーリというまずまずの産地
 のワインです。シャトー・ベレイル・ラグランジュとそれらしい名前が付いていますが
 無名のワイン。しかしこれが2,780円とは驚きです。少し休ませてからあけようかな。


  残り5本はすべてイタリア物。イタリアワインも、高いものは高いですが、ほとんど
 のワインはまだ安いです。順番にいきますね。まずはイタリアの赤ワインで最も有名な
 (最も品質が劣る)格付D.O.Cワインのキャンティです。ピンからキリまでというのは
 まさしくキャンティのためにあるような言葉かもしれない。サン・ジョヴェーゼという
 赤ワイン用ブドウ品種をメインとしつつも、実は一定割合で別のブドウ品種、なんと白
 ワイン用ブドウ品種も混ぜてイイで~す、なんて誰が決めたんや、そんないい加減な事。
  まぁそれは、生産者を守るためかもしれません。でも、そのお陰で品質は良くないの
 で、結果的には売れない。結局買いたたかれて安ワインに甘んじるという、長い歴史が
 ありました。しかし、時代は21世紀。このキャンティ地区にも品質を追求する生産者が
 現れます。そして土地の格付ももっと細かくなり、頑張ってよいワインをつくった人が
 報われる(高く売れ、名声もあがる)時代になりました。このワインが、どのくらいの
 ポジションにいるのか楽しみです。歴史的観光地のシエーナに近い産地のワインです。
 年号は2019年、生産者はファルキーニさん。価格は1,800円と良心的です。


  その隣はデモーニッシュな感じのラベルの赤ワイン。アリャーニコという、ちょっと
 手ごわい(渋み成分のタンニンが強く、アルコールも高い)ワインです。しかし、この
 ワインはモリーゼ州というイタリアで最も知名度の低い産地で造られており、地元では
 二束三文のワインしかないのに、堂々と2,500円の値付けをして海外に売りに出している
 わけです。そら、自信があるからですよね。ディ・マーヨさんという生産者です。年号
 は2017年。まだまだ保存したほうがいいかな・・・


  残りの3本は白ワイン。最初は、アドリア海に面したマルケ地方の白、ヴェルディッ
 キオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ。優良生産者のウマニ・ロンキさんのワイン。
 年号は2021年。クラッシコ・スペリオーレと銘打っていますので、歴史的にもすぐれた
 ワインのできる区画からできているようです。これはなんと,1980円! 感謝あるのみ。


  お次は・・・これは間違いないでしょう。トスカーナ地方のワイン生産者のトップと
 みなされているアンティノリ社の造る、オルヴィエート・クラッシコです。カステッロ
 デラ・サーラと名付けられたシリーズで、伝統的な生産地のワインを現代風、つまりは
 高品質に仕上げていると思います。年号は最新の2022年、価格は2,200円、普通のオル
 ヴィエート・クラッシコの倍の値段ですが、それなりの品質はあるのでしょうね。


  最後はシチーリアの白、エトナ・ビアンコ。クズマーノさんという優れた生産者が、
 シリーズで生産している「アルタ・モーラ」というワイン、年号は2021年。グレケット
 とカリカンテという白ブドウがメインで、価格は2,500円。


  ということで、お財布に優しいのは間違いないですが、飲んでおいしいかどうかは別
 の問題。後日、その結果をレポートさせて頂くと思います。😆


 ・・・ここ数日、不愉快なことが続いていたのでブログ記事をやめていました。気分が
 良くないと、記事の書きぶりにも影響しちゃいますからね。
  自分の好きなようにするのだから、なるべく楽しくしたいですのでね・・・😆