Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2023年7月:九州・博多の旅 ⑥祇園山笠のクライマックス・・・

  年末も押し迫ったこの日に、なぜ7月の夏真っ盛りのお祭りの記事なん?(by妻)
  なんと越年が確定した夏の九州旅行の記事です。この後、温泉と長崎があるというの
 に・・・まぁボチボチ参ります。😆


  博多祇園山笠の続きです・・・後半の山笠が登場する頃には、既に5時半になりますの
 で、だいぶ明るくなっていました。

  五番山笠は「西流」、オッサンの宿泊しているホテルの周りの地区ですね。博多の街
 のド真ん中。生粋の博多っ子たちの登場です。ここは若者の参加率が高い感じでした。


  30秒前・・・10秒前・・・5秒前・・・3、2、1・・・「ヤぁ~!」 

  オッサンの目の前を怒涛のように走り抜けていきました。押している人も結構大変。

  猛スピードで櫛田神社に直角ターンで入っていきました・・・うぉ~、スゲェです。


  続いては六番山笠「千代流」です。緊張感がみなぎるスタートの瞬間です。

     

  5秒前・・・3、2、1・・・イヤァ!!!

     

  これもすごい迫力、もうオッサンは気圧されています。

  あまりの迫力にオッサンも、周囲のお爺ちゃんもお姐さま方もコーフンしていました。
 しかし・・・

  千代流の山笠が櫛田神社から出てくるのがちょっと遅かったのです・・・なぜ?
  実はオッサンも周囲の人達も全然気が付かなかったのですが、櫛田入りの直角ターン
 のところで事故が発生していました。挽き手の一人がポジション取りを誤り、転倒して 
 しまったらしいのです。そして勢い余って走り抜ける後続の人たちに踏まれてしまった
 のです・・・😨😱・・・ 4年ぶりに復活した祇園山笠に、悲しい墓碑が刻まれる事
 になってしまいました・・・やっぱり、あそこは危ないよ~ 😨😨😨
  犠牲になったオジサンはオッサンと同い年。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 運営の方々には、来年に向けて再発防止の対策をきちんとして頂きたいです。

  そしてその後も動揺したのか、台上がりのオジサン2人が落下するハプニングもあり、
 櫛田神社から出てきた時には台の上にはオジさんが一人しかいませんでした。ヤバいな。  
  しかし暢気なオッサンがそのことを知ったのは、帰宅してからでした。この時は夢中
 でしたから・・・観戦歴30年のお爺ちゃんですら、異変には気づきませんでしたからね。


  厳しいアクシデントがありましたが、たぶんすぐにタンカで運ばれたため、その後も
 山笠は続きます。のこりあと2山。7番山笠は「恵比寿流」です。ここは少数精鋭です。

  どりゃ~! なんだかオッサン比率が高い山ですね。😆 

  台上がりの幹部の皆様も百戦錬磨のオジサマ方でした。

  櫛田入りを無事に終えて、ほっと一息。これから博多の街に繰り出します・・・


  そして博多祇園山笠の追い山のフィナーレを飾る八番山笠の登場です。例年、吉例に
 より?最後の山笠は飾り山笠が走ります。うわ、これはデケェぞ。

  あ、「上川端流」の歌舞伎十八番、市川團十郎家に伝わる江戸歌舞伎の精髄を込めた
 飾り山笠です。オッサンが昼間に見た「外郎売(ういろううり)」は後ろの飾りでした。
 前面は「鳴神」かな?「毛抜」でもよかったのに。
 (でもオッサンは「毛抜き」には敏感やろ・・・by妻😆) じゃかましいわ!😠


  おいおい、いったいどのくらいの高さがあるのでしょうか? 五所川原の立佞武多と
 いい勝負です! 普通の山笠の優に三倍はありそうです・・・

     

  5秒前~ 3、2、1、イッヤァアアア・・・ 

     

  ド迫力ですが、高さがあるのでスピード感はありません。つうか、これかなり慎重に
 やらないと壊れてしまうと思うのですが・・・きっと重いだろうな~ 

     

  押し役の方々も重いので大変でしょうね・・・

    

  煙を吐きながら、ゆっくりと櫛田神社に入っていきました。😆 芸が細かいな・・・

    

  ともあれ、最後の飾り山笠も櫛田神社を無事に出ることができました。

  この後、観客の皆さんは散り散りになって博多の街に向かいます。山笠が通る場所に
 先回りし、博多の街を闊歩する山笠を見学するようですね・・・
  しかしオッサンは徹夜明けのため少々グロッキーでしたので、追っかけはやめました。


  一番山笠のスタートから約一時間、博多祇園山笠のクライマックスの模様でした。😆