Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

価値観の相違(よくあること)

   今夜の記事は、ちょっとムッとする方がいたらすみません。
  「価値観の相違」って、よく言いますよね。まぁ、ぴったり同じ人がいる方が稀です
  から、何ら珍しい事ではありません。問題は、それを認めるか否かということでは?
  イヤ、そうではなくていろいろな意味での「お断り」の方便なのかもしれません。


   私、皆様もご存知の通り、鈍感でいい加減なオッサンなのですが、価値観の違う方
  であっても、お互いを尊重し認め合えれば全然OKだと思っています。でも、そもそも
  「価値観の違い」を容認できない方々がいらっしゃるということも認めなければならな
  いのかなと、最近は思うようになりました。
   
   某大国のありさま、某隣国の状況を見るにつけ、どうしてそんなに憎み合うのか?
  と思っておりましたが、程度の差はあれ人間社会には避けられないことなのかなと。


   前置きが長くなりました。
  ここ数日、私の周りでもギスギスしたことがありました。学生時代の仲間が集まり、
  演奏会をやろうという企画が、このご時世で延期になりました。主催者の方々に労い
  のメールを送ったところ・・・実は舞台裏でものすごい確執が起きていたとの事。
   当然、「やるべきか、やらざるべきか」という意見が戦わされました。それ自体は
  なにも問題ないです。現状では「やらざるべき」に流れるのは当然のことです。
   しかし、そのような方々のなかにダブルスタンダードの方々がいらっしゃると。


   「やめろ、やめろ」コールをされていた方々は、いつの間にかチームを形成されて
  いたらしく、幹事さんたちに猛烈な勢いで詰め寄っていたとのことです。しかし乍ら
  その同じ方々が、同時期にグループでのリアル集合リハーサルを開催されていたとの
  こと。(参加者の一人がFBにアップしていたので、バレてしまったみたいです。)
   いや確かに、参加人数は違います。30人対5人。でもね、5人ならOKならば、
  そう言えばいいじゃん。「この状況で開催するなんて信じられない、許せない」なん
  て言っておきながら・・・じゃぁ5人ならいいんですね?と。
  
   DS(ダブルスタンダード)の方々の特徴は、他人を責めるパワーがすごい反面、
  自らがDSを犯していることに盲目な事です。そう思わざるを得ません。
   意見が違うのは問題ありません。どちらかに決めなければならない時は、自分たち
  の意見を主張し、相手を説得することも理解できます。でもね、相手を否定して、敵
  のように折伏させようとするのはいかがなものか。その舌の根もかわかないうちに、
  責めた相手とさほど変わらないようなことを自らがされているのでは賛同しかねます。


   そういえば、前回の演奏会の打ち上げのとき、「やめろチーム」のリーダ格の方が
  私に言っていたことを思い出しました。
   「俺はさ、人前で弾くからには暗譜は当然だしさ、いついかなる時にも作曲者の
  思いを自分なりに表現できる自信がないとダメだと思うんだよね・・・」


   はい、お子様の頃からプロの演奏家に師事され、アマチュアとは思えないスーパー
  テクニックとストイックな練習ぶりを私も尊敬していた先輩の方なのですが・・・
  その言葉を翻訳すると以下の通りです。


  「お前さ、暗譜もしてねぇのによく恥ずかしげもなく人前で弾けるよな? しかも、
  弾くたびに出来が違うなんて作曲者に申し訳ないと思えよ。わかるよな? 次回は
  辞退しろよ!」


  という意味です。当然、次回もエントリーしました(笑)。
  彼は、自分の価値観と違う私に我慢ならないようですが、私は彼が地球上に存在する
  ことは問題ないと思っています(笑)。
 
   スミマセン、かなり毒々しい展開になってしまいました。
  このブログも緩く、自分に甘い内容ですので、気に食わない方も多いと思いますが、
  こんな奴もいるよね、みたいな感じで、地球上に存在することをお許し願えればと
  思っております。