ショパン・コンクールが終了しました
日付が変わってしまいましたが、今夜2つ目の記事です。
ピアノ好きの方々が注目されていた、ショパン・コンクールのファイナルが終わり、
結果が発表されました。優勝者はカナダ出身のブルース・リウさんでしたが、なんと
日本の反田恭平さんが2位、小林愛実さんが4位と、素晴らしい成績を収めました。
優勝こそ逃しましたが、反田さんはファイナルのコンチェルト第一番を演奏し終わると
やり切ったという満足感に溢れた素晴らしい表情でした。会場の観衆もスタンディング
・オベージョンで応えていました。
KYOHEI SORITA – final round (18th Chopin Competition, Warsaw)
小林さんもあの細い体でコンチェルト第一番を見事に弾き切り、高い評価を得ていた
ようです。もう、このレベルになると技巧は皆さん完璧、表現力も素晴らしく、審査員
も何を基準に順位をつけるのか大変だろうなと思います。何より、予選からの長丁場、
ショパンの曲ばかり、しかもマズルカからソナタ、コンチェルトまで弾き切らなければ
ならないのは、いくらプロでもしんどいでしょう。出演者(というより選手といいたく
なる)の皆様、お疲れさまでした。反田さん、小林さん、入賞おめでとうございます!
余談ですが、反田さんと小林さんは、子供のころ同じピアノ教室に通っていたそうで、
いわば幼馴染?なのだそうです。名のあるピアノの先生だと思いますが、鼻高々ですね。
驚いたことにYou Tubeでもう演奏を聴くことができるみたいです。知らなかった。
これからゆっくり聴いてみよう。
ファイナルのコンチェルトはやっぱり第一番(Op.11)を選ぶ方が多かったみたい。
第二番より演奏効果が大きいからかな。
これ ↓ は三次予選かな?確か三次予選は、ソナタ(二番か三番)を含むリサイタルの
ような構成で、演奏もさることながらプログラム選択も重要になります。反田さんは、
ソナタ第二番(第三楽章が葬送行進曲で有名)、ポロネーズ第六番(英雄ポロネーズね)
などを演奏していました。
The 18th International Fryderyk Chopin Piano Competition (third round), session 2, 14.10.2021
こちらは小林さんの三次予選。マズルカOp.24で入り、メインはプレリュード(24の
前奏曲)。この演奏でファイナルへの切符を勝ち取りました。
AIMI KOBAYASHI – third round (18th Chopin Competition, Warsaw)
やばい、これは寝られなくなるね・・・
オッサン、タイガースの試合も見たいので後回しになってしまっていました。
きっと妻も見たかっただろうな・・・(タイガースの試合が先でえぇで。by妻)
追伸:明日の午後からちょっと国内旅行に出かけます。ちょっとブログをお休みさせて
いただきます。(別に構わんで。by妻)
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