Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

妻が弾いていた曲・・・

   You Tubeを聴いていて思いついたこと・・・
  妻が弾いていた曲を思い出しながら来し方を辿ります・・・行く末は?(by妻)


  まずはリスト・フェレンツさんの超絶技巧練習曲の第五番「鬼火」です。まだ若い頃
 のエフゲニー・キーシンさんです。最近の来日公演のチケットが高い・・・
  
 Evgeny Kissin Liszt Trascendental No. 5
  
  これ、よく聞くとヴェルディ先生の歌劇「オテロ」の合唱曲「喜びの火」に似ている
 なぁ・・・揺らめく炎ってなんとなく神秘的でデモーニッシュなのかもしれない。  
  
Giuseppe Verdi, Otello - Fuoco di gioia


 お次はブラームスのパガニーニ・ヴァリエーションの第一集。
  
Brahms - Variations on a Theme by Paganini Op.35 - Part I (Leonardo Pierdomenico)


  続いては妻があまり弾かなかったショパンですが、この曲は面白いから弾いていた。
 いや、面白いんやなくて弾くのは難しいんやけど。でも確かによくできている曲です。
 ピアノという楽器をどのように弾くと楽しいのかが、この曲を弾くとよくわかります。
 恐山のイタコちゃう、アルゼンチンの生んだ今世紀最強の天才ピアニストのマルタ様。
  
Марта Аргерих Шопен Соната 3 アルゲリッチ ショパン:ピアノソナタ第三番 아르헤리치 피아노 소나타 3번 나
단조 작품번호 58


  次はフランス物、ラヴェルの「夜のガスパール」から「スカルボ」です。これは少し
 おどろおどろしい。弾くには鍛練が必要と思われます。チャイニーズドレスでお色気系
 のユジャ・ワンさんの演奏、圧巻です。       
  
Yuja Wang Ravel Gaspard de la Nuit Scarbo


  もう一つラヴェルを。「鏡」から「道化師の朝の歌」。これ、調子よくていかにも妻
 が好きそうな曲だわい。(なんて~? by妻)
  
森本 隼太/ラヴェル:組曲「鏡」より「道化師の朝の歌」(入賞者ガラコンサート)Ravel: "Alborada del gracioso" (from the Suite "Miroirs")


  そして珍しくこんな曲も。シューマンのピアノソナタ第二番・・・
  
Martha Argerich plays Robert Schumann - Piano Sonata No. 2 in G Minor, Op. 22


  ひとまず今夜はこれで終了、ストラヴィンスキーのペトルーシュカ・・・
 今世紀を代表するピアニスト、マウリツィオ・ポッリーニさんの演奏です。まぁこんな
 曲を学生時代の卒業試験の曲にするとは。家族とご近所様がいい迷惑やで(by私)。
  しかしこの映像はなんだか、分身しているガッツ星人みたいやな・・・ 
  
Stravinsky Trois mouvements de Petrouchka Pollini


 フォッフォッフォッオ⤴ ウルトラセブン、お前の弱点は分かっているぞ・・・

  宇宙最強のガッツ星人ですけど、なんだかちょっとカワユイ。声は低いオッサンの声
 だけど、ウグイス嬢がやった方がいいかもね。(どうでもいいけど、なんでこんな展開
 になるんや・・・by妻)
 
  しかしもうちょっと妻の演奏を家で聴いていたら、妻にもう少し教わっていたら・・・
(いや、オッサンの実力ではそんなに変わらんと思うで・・・by妻) そらそうやな。