Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

旧古河庭園バラ園・・・

  今日は、少し汗ばむくらいの好天に恵まれた関東地方南部。オッサンは家事を早めに
 済ませて、午後からお出かけです。行先は東京都北区にある、旧古河庭園です。そうで
 す、秋バラを鑑賞しに行きました。ここは初めて行きます。
  地下鉄を乗り継いで、南北線の西ヶ原という駅から歩いて約7分ほど。この辺りには
 来たことがありませんので、ちょっとまごまごしました。本郷通沿いに駒込方面に歩い
 ていくと、高い塀に囲まれた緑の空間が見えてきます。あぁこれだな・・・

  大正時代に英国人建築家ジョサイア・コンドルさんが建てた英国風の石造りの洋館と
 英国式のすばらしい庭園が有名です。その英国式庭園のメイン部分にはバラが植えられ、
 春と秋のバラのシーズンには多くのお客さんが訪れる名所となっています。オッサンの
 お目当てもこの秋バラ鑑賞です。入場料は150円、都立の公園なので料金は低く抑えら
 れていますね。有難いことです。
  先に黒い石造りの洋館を見学します。残念ながら内部は写真撮影禁止でした。一階の
 テラスから英国式庭園が見えます。テラス席は喫茶コーナーになっていました。
  しかし庭園(バラ園)は予想通り、ものすごく混雑しているようです。

  オッサンは喫茶コーナーには目もくれず、バラ園の方に向かいました。

    

  わかりやすい品種解説が株の前に置かれていますので、とても便利ですね。

  ものすごく人が多くて写真撮影のタイミングに苦労します。しかしこの庭園はとても
 手入れが行き届いていて、バラも健康そのもの。枯れた葉っぱや病害の葉っぱもなく、
 地面に花びらが散っていることもなく、ある意味では不自然なほどきれいです。これは
 東京都の管理が行き届いているのでしょう。まぁとても有名な場所ですから、いい加減
 にはできないとは思いますが・・・でもバラの手入れはとても大変なんですよね。世話
 をされている方々には頭が下がります。毎日お疲れ様です!

     

  今日は朝からとても暖かい日でしたので、バラの開花が一気に進んだのでしょう。
 8割くらいの品種がもう咲き始めから見ごろを迎えていました。

  暖かい日が続けば、おそらくピークは次の週末になるのではないかなと思います。
  いやしかし、今日は本当に大混雑です。皆さん楽しそうに写真撮影をしたり、バラの
 花を愛でています。幸せなひと時ですね。オッサンも妻の位牌と写真を持参しました。
 妻にも見せてあげたいからね。(そうしないと叱られるからやんな。by妻)


  地植えのバラはやはり美しく成長しますね。花茎がすっくと伸びてきますので切り花
 にしやすい感じです。ベランダの鉢植えではここまでは無理です・・・

  我が家にあるローラちゃん(京成バラ園で2年前に購入)も、地植えだとこんなに
 元気です。うちのベランダではカイガラムシの被害がひどくて、ちょっと衰え気味です。
 しっかり育てれば、こんなにたくさん花をつけるんだね。(オッサンには無理や。by妻)

     

  ここは整然と区画整理された庭園で、つるバラが少ない感じですが、庭園の左右に
 一つずつ蔓バラのアーチがありました。でも先の方に花が集中してしまっているね。

     

  庭園から石造りの洋館を見渡せるスポットでは、皆さん写真撮影に余念がありません。
 (そういうオッサンも真剣になっとるで・・・by妻)

     

  なかなか人が途切れないので、撮影のタイミングに苦労しました。

  英国式庭園から石段を下ると、涼しげな木陰の小道に続きます。木漏れ日の下を散策
 するのも気持ちがいいですね。そしてその先は池を配置した日本庭園になっています。

  都会なので近くに高層マンションがあります。ちょっと興ざめですが仕方ありません。
  あ、池のほとりに鳥がいました。アオサギでしょうか? 観光客がワイワイ騒がしく
 通り過ぎても、微動だにしません。瞑想する鳥さん・・・(アホ)

  まだモミジは緑色がまぶしい。紅葉の季節には綺麗でしょうね。

  洋館、英国式庭園・バラ園、日本庭園(池泉回遊式?)をじっくり堪能して約1時間
 強。なかなか楽しかった・・・ 

  バラ園の見頃は11月中旬くらいまでだそうですが、おそらく11月第一週までが
 ピークではないかと思います。
  今日はダイジェスト版ですが、後日毎年恒例の?「バラ図鑑」シリーズを開催いたし
 ます。(なんじゃそら?by妻)