Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

祝!タイガースがセ・リーグのCSを勝ち抜きました!

  もうね、この3日間は過呼吸状態になっていたオッサン(アホかいな・・・by妻)。
 昨日の試合の観戦後は力尽きて寝てしまいましたが、見事なサヨナラ勝ちでした!

     

  絶好調男、恐怖の8番打者の木浪選手がサヨナラタイムリーで2-1!調子が悪いなが
 らも粘って投げた先発の伊藤将司投手の頑張りが報われました。そしてブルペン陣もフル
 回転でみんないい仕事をしてくれました。これでアドバンテージの1勝を含めて3勝目。


  というわけで、今日の第3戦に勝てば、タイガースのCS勝ち抜きが決定します。昨日
 のヒーローインタビューでは木浪選手が「明日決まりますんで・・・」と豪語してしまい
 ましたが、大丈夫か?


  今日の先発はカープがエースの床田投手、タイガースはカープ戦に相性の良い大竹投手
 を満を持してぶつけてきました。正直言いまして、村上選手とともに大竹選手は、コアな
 タイガースファンでも、シーズン開幕当初は「誰?」みたいな感じでしたが、まさかここ
 までやってくれるとは・・・本人たちの努力の賜物とは思いますが、大したものです。
  そして当然、彼らを育て、起用した二軍ベンチ、その報告を聞き入れて抜擢した一軍の 
 ベンチの慧眼もあったと思います。大竹君と村上君の20勝がなければ、こんなに圧倒的な
 成績でセ・リーグを制することは無かったと思います。


  しかし、このCSファイナル・ラウンド3連戦は、タイガース先発の村上、伊藤将司、
 大竹の3人ともあまり調子は良くない感じでした。それでも、みんなクオリティ・スタ
 ートといいますか、最低6回をほぼ最小失点で凌ぎ切りました。これが勝因の一つ目。
  見てください、大竹投手の気迫のピッチング!

    

  
  この日も先制点はカープでした。なんと3試合とも先制されていたんですよね・・・
  序盤は大竹、床田両投手が無失点に抑えていましたが、4回表にカープが坂倉選手の
 タイムリーで3試合連続で先制点を上げました。むむ・・・

  しかし、タイガースは慌てません。3試合ともですが、早々に追いついてしまいます。
 追う立場のカープには、せっかく先制してもすぐに追いつかれては辛かったと思います。
  ということで4回裏には、ノイジー選手がうまくライト前にタイムリーを放って同点。

  さらに続く坂本選手が、カープのバッテリーが落ち着く前に、初球をジャストミート!

  鋭い打球が三遊間を破り、2点目を挙げて逆転に成功しました。

  正捕手だった梅野選手が死球によるケガ(骨折)で離脱するなかで、シーズン最終盤
 からCSまでのほぼすべての試合でキャッチャー務めた坂本選手。打つ方では、相手から
 ほぼノーマークな選手でしたが、舐めたらあかんぜよ。

  ここぞという場面できっちり結果を出しているんですよね。ナイスバッティング!


  しかしカープもこのままでは終わりません。その後すぐの5回表に、堂林選手の犠牲
 フライで同点に追いつきました。大竹投手は5回を2失点と、ベストの結果ではありま
 せんでしたが、要所を締めて再逆転は許しませんでした。

  しかしこの試合は、既に3勝しているタイガースにとっては引き分けでも勝ち抜きが
 決定しますので、追うカープとしては同点ではダメなのです。そこが、カープの焦りを
 招いたところかなと思います。6回、7回の2イニングは、タイガースの誇る中継ぎ陣の
 一人、桐敷投手がきっちりと押さえました。これが流れを呼び戻すことにつながります。


  桐敷投手の好投に報いるように、6回裏、再びチャンスで坂本選手がしぶとくライト

 前にタイムリーヒットを放ちます。

  これで3-2。勝たなければならないカープには重くのしかかる1点でした。
  イケメンの坂本選手、一塁ベース上で雄たけびを上げます。

    


  さらに続く7回裏。床田投手からバトンを渡された、シーズン中の守護神の矢崎投手
 が、致命的な1点を押し出し四球で失います。申告敬遠を含めてこの回で3つの四球。
 これではカープベンチもどうしようもありませんよね・・・
  1アウト満塁から、森下選手がきっちり四球を選んでもう1点追加となりました。

  
  その後、8回は岩貞投手、石井投手、島本投手の3人のリレー。盤石でした。
  そうなると、最後の〆はこの人しかいません。

  2人のランナーを出してハラハラさせられましたが、最後の打者となる西川選手の打球
 がレフトのノイジー選手のグラブに収まりました~!

  この瞬間、タイガースが9年ぶりの日本シリーズ進出を決めました。おめでとう!

  そういえばタイガースにとって前回の日本シリーズは下剋上バージョンで、シーズン
 2位だったタイガースがCSファイナルステージを勝ち抜いて、当時黄金時代であった
 ソフトバンク・ホークスとの日本一決定戦となりました。この時、オッサンは甲子園の
 チケットが当選し、日曜日の夜行列車で帰ってそのままオフィスに出社というハードな
 スケジュールで試合を観戦しました。しかし、力負けの敗戦の挙句、急な雷雨に見舞わ
 れて、びしょぬれになってスゴスゴと甲子園を後にした記憶があります。惨めでした。
  今回はその屈辱をなんとか晴らしてほしいところです。(オッサン個人の屈辱なんて
 どうでもえぇがな・・・by妻)


  そうそう、敗れた新井カープもよく頑張りました。3試合とも先発投手の出来は阪神
 よりも良く(特に2戦目の大瀬良投手はたぶん今シーズン最高のピッチングでした)、
 ヒット数も3試合ともカープが優っていました。それにも拘らず三試合ともタイガース
 の勝利となっているのはどういう訳でしょう。そう、これが岡田野球なのですね。
  
  一方の新井カープ、爽やかでクリーンな試合をしてくれました。ここにイヤラシさが
 加われば、さらに強敵になりそうです。ま、今は監督のキャラが良くも悪くも出ている
 かな。でも選手と一緒に戦う新井さんの姿を見て、カープファンはさらに増えると思わ
 れます。ひとまず、お疲れさまでした。  

     


  そしてこの後は、タイガースとそのファンのための時間。
  CS優勝監督インタビューから始まります。また爆笑トーク・・・😂


  甲子園のスタンドのファンも楽しんでいますよね~

  岡田監督のキャラを応援?にも活用する、オモロイ事好きの関西人。😂
  おーん、とか、アレのアレとか、パインアメとか・・・一部、野球の応援には全く関係
 ないと思うんだけど・・・ま、いいか。😆


  岡田監督の選ぶ、クライマックスシリーズMVPは・・・
  打者はやはりノリノリの木浪選手。監督に褒められて、思わずこの表情 ↓ 😀
 打つ方だけではなく、中野選手と木浪選手の二遊間は守りも凄かったよな~と。

  投手のMVPは、この日もイニング跨ぎで好投した中継ぎの桐敷投手でした。しかし、
 岡田監督が「(先発から中継ぎに変わって)なんでこんなに良うなったのかわからん」と
 正直ベースの答弁をしますと、甲子園球場の観客は爆笑でした。


  優勝監督インタビューの後は、いよいよタイガースの選手・ベンチの皆さんの登場で
 す。若き強打者、佐藤輝明選手と森下翔太選手はこれからのタイガースを背負う2人。

  さぁ皆さんがマウンド付近に勢ぞろいです。

  岡田監督が、CS優勝のシャーレを受け取ります。

  続いてシリーズのMVPの発表です。岡田監督の推薦?が効いたのか、やはりこの人。
 第2戦のサヨナラタイムリーをはじめ打撃での活躍と、ピンチを救う守備が光りました。


  MVPの副賞の目録を前に、ちょっとにやけた感じの笑顔です。

  そして頑張ってきた選手・コーチ、裏方の皆さんと記念撮影です。

  嬉しそうな投手陣。右から、クローザー(抑え)の岩崎投手、先発3人衆の村上投手、
 大竹投手、伊藤将司投手、中継ぎの桐敷投手。あ、今日の勝ち投手は桐敷君か・・・

  たぶん12球団最高レベルの投手陣です。有難う!日本シリーズも頼みますよ!
  まだCSでは投げていない西投手や青柳投手もいますからね・・・

  代打3人衆もいい味を出しています。左は原口選手(右の代打)、右は糸原選手(左
 の代打)、真ん中はジ・エンターテイナーのミエセス(ミエちゃん)です。😆


  何はともあれ、オッサンの期待以上の結果となったCSファイナルステージでした。
  日本シリーズの相手はまだ決まっていませんが、来週10/28から始まります。今シー
 ズンの総決算。タイガースには悔いのない試合をしてほしいですし、その結果として、
 1985年以来38年ぶりの日本一になってくれればもう言うことはありません。
  来週も頑張って応援するぞ~(仕事はちゃんとやらなあかんで・・・by妻)