Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2023年6月:上高地と白骨温泉の旅 ⑪上高地のハイキングPART2・・・

  今日は気分が良くないので(苦笑)、気分転換に上高地の記事の続きを書きます。
    憧れの上高地帝国ホテルでお茶をした後、再び上高地のハイキングに出掛けます。
  上高地帝国ホテルの前から、今度は梓川の下流に下っていく楽なコースです。

  白樺並木が美しく、澄んだ空気がおいしい。夕方近くになって少し涼しくなってきま
 した。この季節(6月上旬)では上着が必要です。

  田代橋のたもとから梓川沿いのコースと、少し離れた林間コースに分かれていますが、
 どちらを歩いて行っても平坦な道で、15分程で田代池に着くはずです。
    あ、道端にニッコウキスゲ(ゼンテイカ)のオレンジ色の花を見つけました。

   

  まだ少しピークには早いので全開ではありませんが、自然に咲いている花を見つけら
 れて、ちょっと嬉しいです。6月下旬から7月上旬がピークのようですね。高山植物の
 花は小さいものが大半なので、ニッコウキスゲの大きくて鮮やかな色の花はとてもよく
 目立ちます。ニッコウキスゲの花が満開の時はきっとゴージャスでしょうね・・・


  さらに15分程歩きますと、視界が開けてこのような ↓ 湿原の風景が展開します。

  田代湿原に到着しました。遠くに穂高連峰が見渡せる視界抜群のスポットです。
  ところどころにはオレンジ色のレンゲツツジの群落が見えます。ここは観光客が大勢
 集まってきました。湿原の中に渡された木道を、譲り合いながら進んでいきます。
  ちょっと広めの展望スポットで、人どおりが少なくなった頃を見計らって、パンダ君
 のゲリラ撮影を敢行するオッサン・・・(もう、好きにせぇ・・・by妻)
 

  さらに少し先に進み、行き止まりにあるのが田代池です。ちょっと神秘的な空間です。

  カラマツ林に囲まれた、神秘的な池です。伏流水がこんこんと湧き出ているのですが、
 最近は大雨による土砂の流入で、かつてよりも浅く、狭くなってしまったそうです。
     
   ここからさらに林の中の散策路を下っていきます。20分程で、再び視界が広がります。
 上高地を代表する絶景スポットの一つ、大正池に到着です。

  ここは大正時代に焼岳の噴火で押し寄せた泥流が梓川をせき止め、一夜にしてできた
 のだそうです。しかしそのようなワイルドな生い立ち?は想像できないような、静かで
 美しい光景です。鳥の鳴き声しかしません・・・と思ったら、近くにいたC国人観光客
 の大きな声が・・・😓 もう少し小さな声で会話してほしいです・・・
  そんな中でもオッサンは、やっぱり記念撮影にいそしみます。(アホ)


  パンダ君も、居てもたってもいられないようです。(アホ)²


  焼岳が間近に見えます。この山が噴火したのか・・・雄大な眺めですね。

   帝国ホテル前から、ゆっくり歩いて観光スポットで写真を撮って、所要一時間弱です。
 標高差は10メートルくらいなので、ほぼ平坦といっていいでしょう。遊歩道も整備され
 ていますので、どなたでも楽しいハイキングができるのではないかと思います。
  しかしオッサンはハイキングのダブルヘッダーでしたので、少々疲れてしまいました。 
 ここからは大正池のバス停が近くにありますので、帰りはバスに乗ることにしました。
 (軟弱者め!by妻)
  バスは一時間に1本。だいぶ待ちましたが、バスに乗れば帝国ホテル前まで僅か5分。
 だいぶ楽ができました。標高差は10メートルと言いましたが、直線コースの車道では、
 歩いていくにはキツイ、かなりの急坂のように思えました。


  時刻は午後5時、そろそろホテルに戻ります。ホテル滞在の様子は次回に!