2023年7月:九州・博多&長崎の旅 ⑰グラバー園の洋館で・・・
長崎の記事を始める前に・・・
昨日の記事を書いているうちに眠くなってしまったオッサン。最後の方は何を書いた
のか忘れてしまい、今朝起きてみたら意味不明の文字列が並んでいました。あれ?自分
でも本当に何を書いたのかよく覚えていないのですが、どうやら「かな漢字変換」を正
しく実施しないままベタ打ちしただけだったので、意図せざる文字列になっていたよう
です。😆(アホ) 書こうと思っていた本来の文章が想像できない程のデタラメぶりに、
思わず笑ってしまったオッサン。
(まぁ思い出したところで、碌でもない文章やからどうでもえぇわ。by妻)
ということで、朝起きて出社する前に修正していたら、出社が遅れました。😆
そうだ、帰宅して大相撲春場所の結果を見たら、驚きの連続。なんと新入幕の尊富士
(たけるふじ)関が、同じく絶好調の若手:大の里関を圧倒し、ただ一人無敗の10連勝
で優勝争いの単独トップを守りました。新入幕で優勝争いというだけでもとんでもない
のですが、10日目で星の差2つで独走状態なんですよ~。明日もし役力士で唯一2敗の
新大関琴ノ若関にも勝ってしまったら、110年ぶり?の新入幕での幕の内最高優勝も夢
ではないかもしれない。その前に、明日勝てばあの大横綱大鵬と並び、新入幕11連勝の
快挙を達成するとのこと。これは大変な事になるぞ~ 青森、五所川原の皆さんは興奮
して眠れなくなっているのではないでしょうか!
その一方で、オッサンが応援していたベテラン勢が寂しい状況に・・・ケガで十両の
下位に沈んでいる宮崎県出身の琴恵光関が負け越して幕下陥落の危機、今場所関取復帰
したばかりの北はり磨関も3勝7敗で後がない状況。そして幕内でも、人気者の遠藤関
が負け越してしまいましたので、幕内から十両に陥落することが確定のようです。
琴恵光関と遠藤関は体調が十分ではないのかもしれないですが、勝負の世界は厳しい。
残念ですが、まだ5日間ありますので、最後まで頑張って土俵を務めてほしいです。
・・・どうえもえぇけど、いつになったら長崎の記事が始まるんかいの~(by妻)
はい、そうでした。グラバー園の裏口(?)まで来たところでした。再開します。
スカイロードという斜行エレベータで丘の上に登り、第二ゲートからの入園です。
一番高いところから入って、坂を下りながら園内の見どころを見学していきます。
これを「ウォーターフォール型観光」といいます。😆(適当なこと言わんとき。by妻)
ま、こうやって重力の法則に従って?いくのが楽でいいですわ。普通は大浦天主堂の
近くの坂道をエッチラオッチラと登って、下の入口(第一ゲート)から入って観光する
のですが、そうしますと一番上まで登らなければいけませんからね・・・
このルートを教えて頂いた師匠、ありがとうございます。フロマージュさんも、確か
このルートを通って来られていましたね・・・
参考までにグラバー園の全体見取り図を掲載しておきます。
はい、その第二ゲートのすぐそばにある、グラバー園と長崎港を見下ろすことができる
スポットから見学を開始します。これ ↓ ですよ~
なんとも瀟洒で美しい洋館ですが、これは外国人の邸宅ではなく、長崎を代表する
大企業:三菱造船所の第二ドックそばに建てられていた船員宿泊施設だったものらし
く、優雅な外観に似合わない「旧三菱第二ドックハウス」と呼ばれています。なんと、
こんなところに宿泊できたなんて、すばらしいですね~
(船員さんたちにしたら、ちょっと落ち着かない気もするけどのぉ~ by妻)
このグラバー園の最も高くて見晴らしの良い場所に移築されたので、人気のスポット
になっていますね、当然ながら。ちょっとした庭園も配置されていて、おしゃれです。
早速記念撮影開始です。(アホ)
同じアングルで3枚(妻の写真、パンダ君、オッサンの地鶏ちゃう自撮り)写真を撮る
アホなオッサン・・・(自分で言うてりゃ世話ないのぉ~ by妻)
早速内部を見学し、二階のバルコニーに出てみると、うわぁ~!
これは素晴らしい眺めです。見学していた観光客の方々も感嘆の声を上げていました。
午後4時を回っても、この日は相変わらず暑かったのですが、やはり海に近い場所は
風通しが良いので少しはマシでした。天気が良いのはいいけど、暑すぎるのは困るね。
さて、ここから少しずつ下りながら、園内に点在している洋館建築を見学します。
園内には一部ですが「歩く歩道、ちゃう動く歩道」や車いす用のスロープもありますの
で、お体が不自由な方でも安心して観光ができます。さすが「世界遺産」の観光地です。
まず最初は、重要文化財に指定されている3つの外国人邸宅の一つ、英国人のウォー
カーさんの邸宅です。独特の煙突が付き出していますが、屋根瓦は日本風になっていて
洋館といいながらも和風テイストを取り入れているユニークな建築です。
明治時代中期に建てられ、当時は大浦天主堂のすぐ近くにあったそうです。親日家で
日本国籍も取得されたウォーカーさんの次男さんが、1958年までお住まいだったそうで
す。その後、ここに移築されて一般にも公開されるようになったのですね。
うん、こちらの角度から見ると、確かに洋風建築ですね。小ぢんまりしていて、少々
かわいらしい建物でした。
内部の調度品はオリジナルのものなのかな? 英国風のインテリアのようです。
こんな家に住みたくなりますね~ (毎日の掃除と維持費が大変や・・・by妻)
続いては、これも重要文化財に指定されている旧リンガー邸です。こちらも英国人の
リンガーさんのお住まいだったもの。これもなかなか独特な雰囲気の建物ですね。
これは明治維新の1868年に建てられたものだそうです。
建物を支える木の柱と屋根瓦、そしてテラスの石組みがマッチしていて安定感があり
ますね。建物の外壁は石造り、内部は木造なのだそうです。邸宅の前の芝生にはチェア
があり、観光で来ていたC国人の青年が休憩中です。
テラスの石材は極東ロシアから運んできた御影石だそうです。家の三方をこの石造り
のテラスが囲んでいて、リゾート地の別荘みたいで、なんだかお洒落です。
ここからも港の眺めが素晴らしかったのですが、なぜか写真を撮り損ねたオッサン。
内部も負けずに、シンプルながらも優雅な内装ですね。
ここから、少し奥まった場所にある2つの邸宅まで歩いて行きます。しかし、暑い。
汗をふきふき、黙々と歩いて行きました。しかし、見どころの一つの旧オルト邸は、
耐震工事かなにかのために見学できませんでした。せっかく歩いてきたのに残念・・・
そして一番奥(遠い場所)にあった旧スチイル記念学校・・・疲れてしまったので
途中で引き返してしまいました・・・(根性無しやな・・・by妻)
グラバー園内は思った以上に広く、9つある洋館を全て見学するにはかなりの時間が
必要ですね。オッサンが訪ねた時には旧オルト邸と、旧長崎地方裁判所長官舎は修復中
で見学できませんでした。
さて、再び旧リンガー邸のところまで戻ります。ここは広場になっていて、グラバー・
カフェというお店が出ています。クラフトビールやコーヒー、軽食を出してくれるよう
です。しかし、先を急ぐオッサンはビールの誘惑に(珍しく)負けませんでした。😆
そしてここには、長崎を舞台としたイタリア・オペラ「蝶々夫人」役で名を馳せた、
三浦環(たまき)さんの銅像がありました。おそらく日本人として最初に、海外で名声
を得られた歌手なのだと思います。確か静岡県出身です。うちの叔母の旦那さんの実家
が親戚筋にあたると言っていました。全然そんな感じはしないんだけど・・・
そして、このオペラの作曲者ジャコモ・プッチーニ先生の真っ白な像もありました。
イタリア人の彼は、当然長崎にも日本にも来たことはないのですが、日本からイタリア
に渡った人から日本の事をいろいろ聞き、「蝶々夫人」を作曲したそうです。日本の歌
もいくつか聞いて印象に残っていたようで、このオペラの中には「お江戸日本橋」など
日本の歌の旋律がいくつか盛り込まれています。
そして、この近くには「自由亭」という名の建物があります。ここは、日本人シェフ
の草野丈吉さんが開いた洋食屋(レストラン)で、1974年にここに移築されたそうです。
あ、入口付近にオーナーだったシェフの草野丈吉さんの胸像がありますね。
なんとここは今でもレトロなカフェとして営業中で、グラバー園を訪れた観光客が、
ほっと一息つく休憩所なのだそうです。(せやけどオッサンはスルーやんな。by妻)
さて、広い園内を行ったり来たりしていろいろな洋風建築を見学してきましたが、
ここまでは「前座」です。「グラバー園」というだけあって、その名を冠した「旧グラ
バー邸」がここの主役なのです。いよいよ最後に、この世界遺産に指定されている著名
な洋風建築を見学しますよ・・・はい、続きは次回です。(相変わらずケチや、by妻)














このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。