Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

初冬の鎌倉 ④北鎌倉の古寺めぐり ~長寿寺と和菓子屋~

           今日はまた失敗で始まる一日・・・
   朝、家を出る時にPASMOがないのに気づきました。どこを探してもない!
  妻の写真を入れたパスケースに入っているので、紛失したと思ってあせりました。
  冷静に記憶を辿ると・・・昨日帰宅時に駅で現金チャージ(一万円を投入し三千円
  をチャージ)した後、お釣りのお札を取るのに気を取られてPASMOを置きッパに
  してしまった可能性大、との考えに至りました。(アホ)
   今日、駅で問い合わせたところ、案の定忘れ物として預かって頂いていました。
  こんな時「日本でよかった」と心から思います。自分のような不注意なオッサン
  (私から注意されることは一杯あるけどな・・・by妻)は、外国ではとても生活
  できないと思います。なにしろ「忘れ物、落とし物、失くし物」の王様と妻から
  呼ばれておりましたので・・・これからも気を付けないといけないな・・・   
   
           さて、気を取り直していつもの続きです。北鎌倉のお寺はまだまだあります。
   次に向かったのは長寿禅寺(長寿寺)です。この後訪れる、臨済宗建長寺の塔頭
 (たっちゅう)で、創建は1336年。あの足利尊氏が作らせ、彼の墓所がある寺です。
  鎌倉時代・北条家の執権家(得宗)の建てたお寺よりも、少々歴史は浅いことになり
  ます。ここは春と秋の土・日・祝日の10時~15時のみ公開ということもあって、知る
  人ぞ知るという感じのお寺のようです。
   もう一度、バスの通る道路を渡って西側にあるこのお寺に向かいます。道路脇から
  急な石段を上るとすぐに入口があります。広さはさほどでもなく、本堂と小さな方丈
  と、これまた小ぢんまりとした観音堂しかありません。まずは本堂に上がります。

  本堂から廊下伝いに繋がっている小方丈からは、風流な裏庭が眺められます。
 赤い敷物が敷かれ、皆さんそこに座って静かに庭を鑑賞していました。

  寺院の表側の方に廻ると、観音堂が間近に見えます。

  この観音堂の裏手には足利尊氏の墓があるのですが、最近崖崩れがあって土砂に埋ま
 り、現在復旧工事中で見られませんでした。尊氏公(室町幕府初代将軍)も、えらい目
 に遭われましたなぁ・・・それよりも竹林と紅葉の対照的な色が印象に残りました。

    

   そのまま小方丈、本堂の裏手を通り抜けます。こうしてみると、かなり大胆な構図
  の庭ですね。  

  
  この後は、再び道路を渡って反対側にある、鎌倉五山第一位の地位を占める建長寺に
 向かいます。と、その前に・・・

     

  有名な和菓子の三日月堂花仙(かせん)さんのお店がありました。有名な鎌倉どら
 焼きや最中「可麻久良」などの銘菓を売っていました。先客が一人居まして、どうも
 遠方から観光に来たらしい年配のオジサンで、詰め合わせセットをたくさん(10箱
 くらい)お土産に買っていて郵送を頼んでしました。私も触発されて?、せっかくな
 のでちょっとずつお土産に購入しました。茶店もありましたので、ゆっくり抹茶と生
 和菓子を頂いても良かったのですが、例によって先を急ぎます(やれやれ)。

     

    細切れでスミマセン、また続きます。