Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

四国(高知・徳島)に行ってきました ⑧あとは帰るだけ・・・

  10月下旬に行った四国の記事の最終回です。もう1ケ月もたつのか、早いなぁ。
 (ダラダラといつまでもやっとらんで、早う終わらせんかい!by妻)
  
  徳島県美馬市脇町にある「うだつのある家の街並み」を観光し、タクシーでJR穴吹駅
 まで戻ってきました。再び吉野川に架かる沈下橋を通ります。何度見ても、ユニークな
 橋ですね。左手には新しい普通の大きな橋が見えますが、穴吹駅と脇町の間を最短距離
 で結ぶこの沈下橋は、地域の方々にも重要なインフラのようです。大雨で水かさが増す
 と、この橋は川に潜ってしまいますが、増水した川の激流にも流されない頑丈な造りを
 しているそうです。こんなところを自動車で走るのはとても楽しいです。 

  橋の上は舗装されていますが狭いので片側通行です。橋に入る手前で、対向車が橋を
 渡り切るのを待つことになります。(写真はいずれもネットより。)

 
  穴吹駅前には老舗のお菓子屋さんがありましたので、ちょっと覗いてみました。
 地元の日乃出さんという和菓子のお店です。ここの名物だという「ぶどう饅頭」の普通
 バージョンと栗バージョンなどを購入しました。(ぶどうは入っていません。串に刺し
 た小さなお団子がブドウの実のように見えるので、このように名付けられたのかな?)

  餡子玉の中にはお餅ではなくミルクが練り込まれていて、独特の味と食感です。
 しっとりした甘さでしつこくないのでオッサンは気に入りました。美味しいです。
  なんでもこのお店の初代社長さんが森永製菓の初代社長さんと仲良くなり、森永の
 ミルクキャラメルからヒントを得て1914年に造られたのだそうです。ハイカラな味と
 して当時から人気を博したのだとか。100年を越えるロングセラー商品なのですね。
  そのほか栗ういろうと、徳島名物の鳴門金時(サツマイモ)のお饅頭も買いました。


  穴吹駅からは二両編成の普通列車で徳島駅に向かいます。乗車率は3割ほどでした。
 この列車は阿波池田始発で、徳島から牟岐線に入って海岸沿いを南下し阿波海南駅まで
 行く長距離列車です。徳島県を西から東へ横断した後、さらに南へ縦断する感じです。

  途中の阿波川島駅前には、ミニチュア?のお城がありました。江戸時代初期に廃城
 となり、昭和50年代になって観光用の模擬天守閣が造られたのだそうです。なんだか
 小さくてカワユイ感じですが、中はレストランになっているそうです。
  そうそう、この一つ手前の「学(がく)」駅は、入試のお守りとして記念入場券を
 売っていたそうです。「ご入学」ということで受験生(とその親)に人気だったとか。
 面白い駅名も商売になるのですね。
 (でも「おおぼけ」駅と「はげ」駅の入場券はイランやろうな。by妻) 

 
  穴吹駅から約一時間、15:25に徳島駅に到着しました。
  徳島駅のホームには、高松へ向かう高徳本線の特急うずしお号が停車していました。
 ここにもアンパンマン列車(バイキンマンの絵が描かれている)がいましたよ。

  帰りは徳島(阿波踊り)空港を17:45発のJAL便で羽田まで一ひとっ飛びです。
 空港バスは16:10発なので、約40分の間に徳島駅ビルでお土産を物色しました。
   
  これ ↓ が徳島土産です。左上から「金ちゃんヌードル」、「和三盆の干菓子・動物
 バージョン」、「ぶどう饅頭」と「栗ういろう」です。
  下段は「鳴門金時の干し芋(めちゃめちゃ美味しい)」、徳島名物の「滝のやき餅」
 というお菓子、そしてこれも徳島名産の藍染のハンカチとマスクです。

  「滝のやき餅」の和田の屋さんは徳島駅ビルに出店があり、イートインコーナーも
 あってお客さんがたくさんいました。平べったくて薄いお餅で、白・抹茶・胡麻の三種
 があります。なんと四百年の歴史があるそうで、1600年代に藩主の蜂須賀氏の徳島入城
 を祝って造られ、以後藩主ご用達となった由緒あるものだそうです。
  なんとなくお上品な味で抹茶に合いそうですが、日持ちがしないので早めに頂く必要
 がありそうです。

      


  そうそう、徳島駅ビルの地下には「徳島駅バル」?という飲食店コーナーがあって、
 料理とお酒が楽しめる魅力的なお店が一杯ありました。時間があったら寄りたかった
 けど。(オッサンの旅行ではまず無理やろうな。by妻)
  ハロウィンの提灯がなんだかカワユイですね。

  そうこうしているうちに空港バスの発車時刻です。名残惜しいけど、出発です。
  約30分強で徳島・阿波踊り空港に到着しました。空港のチェックインカウンターは
 かなりの混雑です。もう緊急事態宣言が解除されたので、客足がだいぶ回復している
 ようです。チェックインを早めに済ませて、フライト前に一杯。徳島・小松島名物と
 いう竹の棒に刺した竹輪がおつまみです。(最後までお酒やな・・・by妻)

    


  約一時間強のフライトで、羽田空港には午後7時頃には到着しました。

 
  二泊三日の大忙しで回った四国(高知・徳島)の旅もこれにて終了です。
  お粗末でした。                      
                                ~ Fine ~
    
 <旅の記録> 


 初日: 東京(羽田)→JAL便で高知龍馬空港へ
      高知市内観光:★はりまや橋と★高知城・追手門を見学
             夕食は土佐料理の店(鰹の塩タタキ、川エビ唐揚げなど)
             夜食に屋台のラーメンと餃子
      宿泊は高知市内の旅館「土佐御苑」露天風呂あり。


 二日目:高知市内観光:★桂浜、★高知城(天守閣)を見学
     高知駅→JR特急「南風」号で大歩危駅へ。バスで西祖谷まで往復。
      ★祖谷のかずら橋見学
      宿泊は「大歩危峡まんなか」温泉露天風呂あり。
     
 三日目:★大歩危峡遊覧船観光
     大歩危駅→JR特急「南風」号で阿波池田駅へ
     乗り換えて特急「剣山」号で穴吹駅へ。タクシーで脇町まで往復。 
      ★脇町のうだつのある家の街並みを見学
     JR穴吹駅からローカル列車で徳島駅へ。空港バスで徳島(阿波踊り)空港へ。
     徳島(阿波踊り)空港→JAL便で東京羽田空港へ