だんだん真実に近づいてきた・・・
今日は夕方から関東地方南部にも雪が降り始めました。一日中気温が上がらず、寒さ
がひときわ厳しい感じなので、ベランダの植物(バラ、ブーゲンビレア、ハイビスカス)
を再び屋内に避難させました。明日の朝は積もるのかなぁ・・・休みでよかった。
さて今日のベイジン五輪は、フィギュア男子フリーの話題でもちきりでしょうか?
羽生結弦選手は4アクセルに果敢に挑むも転倒し、次の四回転も失敗してしまいました。
ただ、4アクセルは初めて認定されたので歴史的な快挙と言えるかもしれません。高い
技術と優れた芸術性のある演技で高得点を獲得。やはり異次元です。今回はジャッジも
まともだったようです。(このような展開だったので、敢えて羽生君をディスる必要が
ないと判断したのか?ISUの疑惑の審判団たちも事を荒立てないようにした感じです。)
残念ながらメダルには届きませんでしたが、本当にお疲れ様でした。金メダルはやはり
ネイサン・チェン選手。羽生選手とは全く異なるタイプなので比較できませんが、今回
は会心の滑りで念願の金メダルをGETできました。そして、素晴らしかったのは鍵山
選手。「今大会で初めて緊張した」と本人は言っていましたが、堂々たる演技で銀メダ
ルを獲得。コーチのお父さんも感無量の表情でした。きっとまだ伸びるでしょうから、
次回のミラノ五輪が楽しみですね。そうか次はミラノかあ、行ってみたいね・・・
銅メダルの宇野選手。彼だけでなくコーチのランビエールさんも目立っていました。
銀メダルの鍵山選手。お父さんもフィギュア選手で、親子鷹です。団体戦、SPも
良かったし、今後のさらなる活躍が期待されます。
そしてスーパースター、羽生選手。努力が報われなかったのは残念ですが、ファンに
夢を見させてくれる稀有な存在であることには間違いありません。世界で初めて?公式
大会で4アクセルが認定されたことで、また一つ歴史を刻みましたね。
はい、前向きな話はここまで・・・
オッサン、しつこいのでスキージャンプ混合団体の「その後」を追跡しています。
(ほんまにしつこいの~。仕事もそのくらい一所懸命やったらどうや?by妻)
いや、オッサン以上にしつこいのはドイツ人の皆さんです。彼らはコーチ、FISの
関係者も含めて今回の事件について「何が起きていたのか」を徹底的に追及しています。
さすがはドイツ人、日本人と違って泣き寝入りなどしませんね。
そして、その甲斐あって、ついにここまで事実が判明しました。↓
この記事によりますと・・・関係者への取材の結果以下のことが判明したそうです。
①従来のワールドカップの試合とは異なるチェックが行われ、FIS関係者もその
ことを認めた → つまり、当初FIS関係者は「嘘をついていた」ことになる。
※ただし、FIS関係者は「厳格にルールを適用しただけ」だとの見解。
②通常、女子のスーツ検査を実施しているのはポーランド人女性で、ジャンプ競技
の経験はない人間であった(そのこと自体は問題ではないが、意外でした。)
ベイジン五輪の女子個人ノーマルヒルでも彼女が担当した。
③・・・にもかかわらず、混合団体の試合においては、なぜか男子のスーツ検査を
している(厳しい審査をすることで有名な)フィンランド人が女子選手の検査に
介入し、仕切ることになった。そのため、女子の検査は従来のやり方とは異なる
方法で、執拗にチェックがなされた
どうやら、予告もなしにスーツ検査の方法と対応者が変更されたことは間違いないよ
うです。そうなると、なぜ混合団体戦の前にわざわざそうしたのか、理由を知りたく
なりますよね。
・このフィンランド人の検査官がなぜ突然出てきたのか?
・ポーランド人女性検査官は、なぜいつも通り自分が検査をするのではなく、この
フィンランド人に任せたのか?
・FISの関係者はこの「変更」をあらかじめ知っていたのか?知っていたのなら
なぜ突然このような変更を許容したのか?
・FISの関係者はこの「変更」をなぜ参加チームに事前通告しなかったのか?
これでは「誰かが、予告なしに女子に厳しい検査をさせ、失格者を出そうとした」、
としか考えられませんよね。ポーランドもフィンランドも、今では団体戦でメダルを
狙えるチームではない、というのも偶然ではないような気がします。「ドイツや日本、
オーストリアやノルウェーの足を引っ張る」話ならば、喜んで引き受けた事でしょう。
個人戦では人数が多いので抜き打ち検査の対象は限定されるため、反則者をたくさん
出すのは困難でしたが、出場人数の少ない団体戦なら退場者をチームに一人でも出せ
ば、確実に試合を左右できます。ルール通りと言いながらも、だまし討ちのような手
を使ってなんとしても反則者を出したかった、という解釈が成り立ちます。
、 もっとも彼らが主犯(企画者)ではないとは思いますが、片棒を担いだ罪は重い。
ポーランド人検査官と、フィンランド人検査官(両名とも実名で報道されています)
は、公の場で記者会見を開いて、世界中の人たちが見守るなかで質問に答えるべきで
あり、FIS(国際スキー連盟)の責任者も同席すべきであります。場合によっては、
IOC(国際オリンピック委員会)や大会組織委員会(C国側)の責任者も、関与の
有無を明らかにするために、同席させる必要があるでしょう。
そして、ルール通りに検査をしたのかどうかはともかく、あなたたちの異常なふる
まいのせいで、こんなスキャンダルが起きたことをどう思うのかを答えるべきです。
4年に一度の五輪は、ワールドカップのようにその競技に精通をした愛好者たちだけ
ではなく、(その競技を良く知らない)世界中の人たちが見守る大会なのです。その
ような場で彼女たちを晒し者にしたことをどう考えているのか、全世界の前で答えよ!
と言いたい。あなたたちには、そんな大それたことをする権限はないはずだ。
果たしてこの後、どのような展開になるのか、注目していかなければなりません。
11年もの間、競技生活をしてきて一度もスーツ違反になったことがないドイツ女子の
アルトハウス選手の無念を、ドイツ人たちは絶対に晴らすつもりのようです。翻って
我々日本人も高梨沙羅ちゃんの名誉を回復し、彼女を救うために立ち上がるべきでは
ないでしょうか? (オッサンが一人でいきり立ってもしゃあないで・・・by妻)
あ、もうこんな時間・・・アホやなオッサン。
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