Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

河津さくら祭り ①河津さくらの原木を鑑賞

  ウクライナ情勢が気になりますが、昨日夕方から出かけ、伊豆稲取に宿泊しました。 
  チケットを購入していたヴァイオリニストのヒラリー・ハーンさんの演奏会が中止と
 なり、チケット代が返金されてきたので、急遽思い立って伊豆までショートトリップに
 出かけることにしました。(これじゃあお金が貯まらんわけや・・・by妻) 
  
  直前の予約だったので、旅館は素泊まり。ちょっと町中からは離れたところにあり、
 送迎バスも早い時間で終わってしまいましたので、タクシーを使う羽目になりました。
 せっかく安く泊まれたのに、これではダメですね。まぁ仕方がない。
  朝は露天風呂に入りました。高台にあるので海を見下ろす感じで開放感があります。
  朝7時頃だと皆さん旅館の食事に行っているようで、誰もいませんでした。

    

  この旅館は斜面に建っているので複雑な構造になっており、露天風呂は4階でした。
 そして8階にも出口があって、そこを出ると丘の頂上になっており、ちょっと有名な?   
 神社がありました。その名も、「どんつく」神社。この小さな小屋の中にご神体が奉納
 されています。写真を掲載することは控えますが、迫力あるご神体が神輿の上に鎮座を
 しておりました。こんなものが、昔から信仰の対象になっていたのですね。

     

  さて、素泊まりでしたので朝食は有名な稲取「港の朝市」で。しかし送迎バスの始発
 は午前9時。時間が勿体ないので再びタクシーを利用。(せっかちやの~ by妻) 
 しかしこの町にはタクシーが2台しかないらしく、しかも早朝深夜には対応していない
 そうで、朝8時からの営業とのこと。注意が必要です。朝市会場へは車で5分程度なの
 で、歩いて行ってもよかったかな・・・
  朝市のお目当てはこれ ↓ です。昔は無料でふるまっていたらしいのですが、今は有料
 になっています。それでも既に長蛇の列!お釜でお米から炊くので、時間がかかります。  

  30分ほど並んで、席を確保してからようやくGETできました。炊き上がるまでさらに
 20分程待ちました。こんなに時間がかかるとは思いませんでした・・・
  炊き立ての釜めしは、ほかほかで美味しい!金目鯛の切り身がちゃんと入っています。
 (当たり前やろ。by妻)

 
  腹ごしらえをしてから、稲取駅に徒歩で向かいます。今回の目的である河津さくら
 祭りに行くためです。朝9時過ぎの電車ですが、電車はかなり混雑していました。
 そして多くの人たちが河津駅で下車しました。さくら祭りを訪れる方々のようです。
  オッサンはこれまでに何回か行ったことがありますが、今年は寒さが厳しくて開花が
 遅れており、この週末がようやく見ごろになるということで急遽訪れることにしました。
 2年前のコロナがはやり出した頃(2月15日頃)にも行きましたが、その時はさくら祭り
 は中止となって出店はなく、観光客も少なく寂しい感じでした。今回は3年ぶり?に、
 さくら祭りが開催されるそうなので、かなり混雑しそうです。
  
  まずは混雑がひどくなる前に、人気スポットの河津桜の原木を見に行くことにします。
   

       

  河津駅から早歩きで徒歩15分くらいです。到着すると、既に多くの人が集まっていて、
 写真撮影をされています。やはりすごい人気ですね。個人のお宅の庭先にあるのですが、
 観光名所になっていて、次から次へと人が訪れています。周囲には交通整理の警察官?
 やさくら祭りの関係者の方がいて、夢中になって写真撮影をしている人たちに注意を
 呼びかけていました。(オッサンも調子に乗って人に迷惑をかけたらあかんで。by妻)
  河津桜原木は樹齢60年、意外に新しいのですね。樹高は約10メートルの巨木です。
 満開を迎えていますが、少し葉っぱが出かかっています。

  毎回、妻の写真と位牌を持参して記念撮影をしているオッサン。もう人の目が気には
 ならなくなりました(苦笑)。(周りの人がドン引きやで。by妻)   

  アップにするとかなり美しい感じです。ほんのりピンクがかっていて、ソメイヨシノ
 よりもサクラらしい感じです。この原木は河津川沿いの桜並木の樹々よりも常に開花が
 早いようです。うーん、いつ見ても見事です。来てよかったなぁ。

    

  別のアングルから見ると、さらにゴージャス感があります。

  ピンク色の花がびっしりと詰まっていて、ほぼすべての花が開いている感じです。

  ウクライナの人たちのことを思うと胸が痛みますが、サクラの花を愛でながら平和を
 祈ったオッサンです。一刻も早く戦火が収まりますように・・・


  この後は河津川に沿った桜並木を見学しにまいります。長くなりましたの続きます。