Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

コシュ=デュリのムルソー・・・

  と聞くだけで、心拍数が上がってしまうような変態ワインオタクはmuragonの読者の
 方にはいないと思いますが・・・GW後半の宅飲みワインはずっと1,000円台のペログビ
 セットで済ませていましたが、今日は満を持して秘蔵の高級ワインを開けました。
  ブルゴーニュの高名な白ワイン、ムルソー村のシャルドネ。造り手はこの村でも最高
 の評価を受け、世界中のワインオタクが目を血走らせて探し回っているという、ジャン
 =フランソワ・コシュ=デュリさんです。ありがたや、ありがたや・・・(アホ)

     

  はい、泣く子も黙るブルゴーニュ白ワインの魔術師、伝説の名醸造家ジャン=フラン
 ソワ・コシュ=デュリさんの定番ワイン、村名ムルソーです。世界的に人気があるため、
 今となっては一般市場ではオッサンには手の届かない価格になっていますので、今後は
 飲める機会があるのかわかりません。心して味わいます。
  
  開けた瞬間に、なんだこれは!(またか・・・by妻) 
 熟成したブルゴーニュ白ワインに特有の、妖艶でイヤらしい香りがしましたので、この
 時点で既に成功を確信しました。まぁなんと表現すべきか・・・
  今、熟成のピークど真ん中と思われます。良質な酸があるので凛とした佇まいをして
 いますが、ひと口味わうと、もうデレデレの甘露のような美味しさ。実は辛口ですけど、
 ほのかに甘さが感じられます。というよりも、アルコールを全く感じさせないのですよ。
 高級な日本酒大吟醸に近いノリですが、そこはやっぱりブドウから造られたワインです
 ので、ふくよかさというか味の広がりが日本酒とは少し違いますけどね。


  いかん、こういうワインはグラスもそれなりものにしておく方がベターですね。
 時間が経つにつれて、さらに香りが開き、味わいが濃密になってきました・・・

       


  このワインは、生産者のコシュさんと長らく付き合いがあるフランスの星付きレスト
 ラン、ピエール・トロワグロさんが毎年購入しているものですが、そのトロワグロさん
 に出資している関係で小田急百貨店にも数ケースが卸されているようです。毎年、秋の
 ワインフェアでは市場価格よりも大幅に安価(つまりそれが本来の価格なんですね)で
 売り出されますが、常に瞬殺で完売。オッサン、昨年秋にもトライしましたが、カード
 の支払いでまごまごしているうちに売り切れてしまい、購入できませんでした・・・
 「市場価格よりも大幅に安価」というのはワインオタクたちもよくわかっているので、
 ものすごい競争率なんだろうと思います。 
 (やっぱりオッサンは持っとらんわ・・・by妻)       


   そうそう、素晴らしいワインの場合、食事もおつまみも不要で、ただただひたすら
  ワインを味わうのがいいのです。といいつつ、最初は夕食と一緒に・・・

     


  メインディッシュは、鯛のグリル。日本酒と塩コショウで味付けをした後、レモンを
 絞ってオリーブ油を敷きつめたフライパンで蒸し焼きにしました。ふっくらとした感じ
 で我ながらうまくできました。当然、スーパーの特売で購入したものです。ミニトマト
 とアスパラガス、飴色に炒めたオニオンを添えました。
  パスタは春キャベツとアンチョビのリングイネ(ちょっと太めのスパゲティ)です。
 アンチョビはキャベツと一緒に炒めた方が味がしみ込んでよかったかも・・・
  あとはスーパーで購入した180円のイカのフリット、そして賞味期限経過後約10日間
 の淡路島産玉ねぎのスープです。


  おまけに今朝のベランダの花たちです。ついにピエール・ドゥ・ロンサール君が咲き 
 そうになっています。蕾も10数個ついていますので、この後2~3週間が楽しみです。
 このバラは一季咲きなので、初夏の花しかつきません。(意外にケチやんな。by妻)

    

  
  イングリッシュ・ローズのグラハム・トーマス君も次々に咲き出してきました。 

    


  ローラちゃんもいい色気を出していますね。(アホ) 

    

  今日はオッサンが行きつけのガーデンショップに行って、ペチュニアやジニアなど
 を購入しました。それで、ちょっと鉢の並べ替えをしました。
  バラ、ゼラニウム、ガーベラ、パンジー、ペチュニア、キンギョソウ、ラヴェンダー
 そしてジニアなどなどです。赤みを帯びたオレンジ色のローラちゃんが目立つなぁ・・


 さぁ明日でGWも終わり・・・ショボーン(いつまでも休んどったらあかんで。by妻)