追憶の旅(+α) ⑥ロープウェイとリフトで大雪山黒岳へ
ちょっと間が空いてしまいましたが、旅ブログの続きです。
層雲峡温泉のホテルを朝7時30分過ぎに出発し、大雪山黒岳に登るロープウェイの
駅に向かいます。層雲峡も大雪山も、8年前には行っていませんので初めてです。
妻との思い出の旅なのですが、やはり新しいところにも少しは行きたくなるのが人情
(そんなのアンタだけやん・・・By妻)。
泊まったホテルの写真(ホテルHPより借用)を載せておきますか。左手の樹々に
囲まれて見えないところに例の大露天風呂がありました。渓流のすぐ近くなんですね。
(お風呂からはあまりよく見えませんでしたが)
さてロープウェイはなんと午前6時から稼働していまして、8時前ともなると多く
の方々が並んで順番待ちをしている状況でした。このロープウェイで黒岳の五合目へ、
リフトを乗り継いでいけば七合目まで誰でも気軽に登れるので、普通の身軽な観光客
も多いのですが、さらに黒岳山頂や大雪山連峰の他の山々を目指す本格的な登山客も
たくさんいます。だから早朝から稼働しているのですね。しかし予想以上の混雑です。
本来なら山頂付近は日本一早い紅葉が見られる時期なのですが、今年は北海道でも
暑かったので紅葉にはまだ早かったようです。それでも五合目付近の気温は約15℃と
表記がありました。快晴で空気は澄んでいますので絶景が楽しめそうです。
ロープウェイは通常20分間隔の運行ですが、この日は10分間隔のフル回転です。
30分程待って、午前8時30分頃にようやくロープウェイに乗れました。
そうそう、宿泊ホテルでもらった上川町で使えるクーポン券(地元の上川町が観光
客誘致策として発行)がこのロープウェイにも利用できるので、500円引きです。
五合目に到着するとやはり少々肌寒い。持ってきた長袖の上着が役立ちました。
このあたりにはまだエゾオヤマリンドウの花が咲き残っていました。
白い花もアリアス。ちゃう、あります。花弁があまり開かない奥ゆかしい?花ですね。
それじゃ受粉しにくいだろうになぁ・・・
さて、ここからさらにチェアリフトで七合目まで登ることができます。黒岳の眺望
だけなら五合目の展望台で十分(むしろ五合目からの方が美しく見える)なのですが、
せっかくなのでリフトに乗って七合目まで行ってみました。
気合の入った重装備の登山客は、ここから山頂を目指していきますが、軟弱な私は
ちょっと視界が開ける展望台まで片道15分のハイキングコースでお茶を濁します。
多少アップダウンがありましたが、屋久島のトレッキングに比べたら楽勝でした。
(そら全然比較にならんやろう・・・By妻)。一本道なので迷うこともありません。
ちょっと角度が変わるので黒岳山頂の景色が変な形に見えますが・・・
山頂付近は樹木の背が低いので、登山客の姿が見えます。この日は黒岳には雲一つ
かからない快晴でしたので、山頂からの360度の眺めはさぞ素晴らしいことでしょう。
本来なら、この時期のこの辺の景色は一面の紅葉で圧巻の眺めだったと思われます。
まぁこれでも十分美しい景観ですし、空気もひんやりしていて気持ちよかった。
そうそう、「たいせつざん」じゃなくて「だいせつざん」なのですね。アルファベット
表記が「Daisetsuzan」とありましたから。
15分ほど滞在して、またリフトに乗って五合目まで下りようとしたときに・・・
あ!チケットをどこかに落としてしまったようで見つかりません!😖 せっかく割引
で買ったのに買い直しかぁ・・・と思ったら、係のお兄さんは「下りるだけならいい
ですよ」と言ってくれました。なんと寛大な!有難うございます。しかし、相変わらず
ドジで間抜けなおサルさんですのう・・・(By妻)。
五合目の展望台はかなりの混雑。ここで引き返す家族連れも多いようです。小さな子
やおじいちゃんおばあちゃんと一緒ではやはりリフトに乗っていくのは大変なのかも。
でも、黒岳の眺めや反対の層雲峡側の眺めはここからのほうがよく見えます。
6月から7月の高山植物の花が咲くころにはこんな ↓ 感じらしいです。残雪もある!
(五合目展望台の小屋に展示されていた、写真家の撮影したパネルです・・・)
この写真 ↓ の手前の谷底に見えるのが、出発地の層雲峡温泉です。
さすがに大雪山黒岳、標高は2000メートル以下なのですが、ダイナミックで雄大
な眺めを堪能できました。高山植物が咲き乱れる頃にまた来てみたいなぁ(無理かな)。
さて、麓までロープウェイで降りると、もう時刻は午前10時30分。この日も大忙し
になります・・・(どうせそんなことだろうと思ったわい。By妻)
さらに続く・・・スミマセン・・・
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