2023年1月:札幌・温泉とスキージャンプ観戦の旅 ⑨最後は札幌市内 と 新千歳空港をウロウロ・・・
今夜は北海道の記事です。(まだやっとるんか・・・by妻)
本来の目的であったスキー・ジャンプのワールドカップの試合を堪能し、札幌市内に
戻ってきたオッサン。あとはもう「おまけ」みたいなものです。新千歳空港から、夜の
飛行機で帰るまでは自由行動です。(つぅか、最初から最後まで自由行動やろ。by妻)
地下鉄大通駅で下車し、遅めのお昼を取りました。もう2時を過ぎているのですが、
行きたい場所がありました。ここ ↓ です。
地下鉄大通駅に直結する地下街から入っていくのですが、わかりにくいのでオッサン
はまた迷いました。😆 (お約束やな・・・by妻) 喫茶店の「さえら」さんです。
なんと今どき電子マネーやクレジットカードが利用できないという、なんともレトロ
な?お店です。実は、この店は妻が一人で行っていたお気に入りのお店なのです。昔、
オッサンが札幌出張に行った時、こっそり週末に一度妻を連れて行きました。(時効)
オッサンが市内のオフィスや客先に行って仕事をしている間に、妻は丸一日札幌市内を
一人で観光したのですが、その時に立ち寄ったようです。(オッサンと一緒だと自分の
好きなところに行けないからな、この時は楽しかったわ~ by妻)
中に入ると、狭い店内は若者たちでいっぱいです。レトロな喫茶店という雰囲気です。
若いカップルか、女子のグループが多く、単体のオッサンはいませんのでちょっと緊張
しました。(「変なオッサンが紛れ込んで来た」みたいな視線を感じたやろ。by妻)
ここの名物は、フルーツサンドやサーモンのサンドウィッチなのですが、オッサンは
こんなもの ↓ を注文しました。エビカツとタラバガニのサンドウィッチです。
かなりのボリュームなので、昼食には十分でした。エビかつサンドはアツアツです。
タラバガニはマヨネーズで和えたむき身が入っていましたが、キャベツの方が多い。😆
でもしっとりとした食感で美味しいです。タラバガニを食べた感じはあまりしないの
ですけど。😆 店内はかなり暖かいので、飲み物はアイスコーヒーを頼みました。
このお店はおしゃべりを楽しむカップルやお嬢様方、一人で寛いで読書をする若い女
性が多いので、なかなか席を立つ人がいません。だからいつも混雑しているようです。
しかしせっかちなオッサンはパパっと食事をしてすぐにお会計。一番最後に入って来た
のに一番最初に店を出るという・・・😆
たぶん妻も一人で来た時には、ここで日記を書いたりしていたんだろうな・・・
(オッサンと一緒だと全然ゆっくりできんからな~ by妻)
この後は再びすすきのへ。一駅だけなので歩いてもよかったのですが、オッサンは
この秘密兵器 ↓ を持っていましたので地下鉄に乗りました。
その名も「ドニチカ」きっぷ。札幌市交通局が発売する、土・日・祝日の乗り放題切符
です。市営地下鉄に何度でも乗ることができますので、観光客だけでなく地元の方々にも
重宝されているようです。自動券売機で買えますので簡単です。実はオッサン、土曜日は
このお得な切符に気付かなかったので買っておらず、失敗したぁと後悔しておりました。
反省を生かして?日曜日はしっかり朝一番に購入し、フル活用しました。
すすきのからは市電(路面電車)に乗ります。しかしドニチカ切符は市電には使えま
せん。昔ながらの緑色の懐かしい市電が今でも走っています。
オッサン、なぜこんな市電に乗ったかといいますと・・・(どうせアレやろ。by妻)
オッサンが昔から札幌に行く時には(ほぼ)必ず立ち寄っている有名なワイン屋さん
です。(やっぱりな・・・by妻)
広い店内にはワインの木箱が所狭しと無造作に並べられており、「宝探し」をするの
が楽しいのです。しかし年々ブルゴーニュの高級ワインの値段が上がり、このお店でも
マニア垂涎の生産者はもう店頭には出ていません。これからは文字通り「掘り出し物」
を探すだけです。そして購入したのがコレ ↓ です。
左は珍しい白ワイン。フランス中西部ロワール地方で最近人気の生産者フランソワ・
シダーヌさんの造る「ボードワン」と名付けられた銘柄。ロワール地方の著名な生産地
のA.Cを名乗らず、ただのヴァン・ド・ターブル(テーブルワイン)になっていますが、
恐らくマニアックな造りをしていてロワールのA.O.C基準を満たしていないためでしょ
う。そのかわりビオディナミ(自然栽培というかオカルトチックな栽培・醸造方法)を
駆使してスケールの大きい豊かでふくよかな銘酒になっています。もう飲んでしまいま
したからね。😆 この生産者は、自分の造るワインの味わいを甘口~辛口まで段階的
に示しており、このワインは11種類中3番目に位置する「辛口タイプ」らしいです。
辛口と言えば辛口ですが、かなりヘビー級でコクのあるスケールの大きなワインでした。
右はおなじみのブルゴーニュの著名生産者。ニュイ・サン=ジョルジュ最高の生産者
とみなされるロベール・シュヴィヨンさんのトップキュヴェ「レ・サン=ジョルジュ」
の2014年です。ブルゴーニュの村は、その村の最高格付の畑の名を付けているケースが
多いのですが、「ニュイ」の街はまさしく、ここの1級畑「レ・サン=ジョルジュ」に
ちなんでニュイ・サン=ジョルジュという名前になりました。(ジュヴレ・シャンベル
タン村は特級畑シャンベルタン、ピュリニ・モンラシェ村は白の特級畑ル・モンラシェ
にちなんで名付けられているのも同様です。)
しかし「レ・サン=ジョルジュ」は特級畑に格上げが検討されているため値段が高騰
しています。シュヴィヨンさんはかなり穏当で良心的な価格設定をされているのですが、
それでも2020年の販売価格を見て、オッサンはがっくりと肩を落としています。もう、
このワインも一般庶民には手が出せなくなりました。どうやら、お宝になりそうです。
おい、札幌のはなしちゃうんかい!(by妻)
あ、スミマセン。いつものごとく、つい脱線してしまいました・・・😝
オッサンはワインを入れたビニール袋を抱えて、雪道を転ばないように注意しながら
市電の停留所まで歩きました。ちゃんとした専用バッグを持ってくればよかった・・・
(何をしに札幌まで来とるんじゃ、アホ!by妻)
あ、今度はちょっと新しいタイプの路面電車が来ました。低床型っていうらしいです。
乗り降りが楽なので、これからはこのタイプが主流になるでしょう。ヨーロッパの市電
もこのタイプが多いような気がします。日本でもだんだん増えてきていますね。広島市
の市電にもこのタイプがありました。
10分もかからずに、すすきの駅まで戻ってきました。
これで本当に目的は完遂です。ホテルに預けておいた荷物をピックアップし、札幌駅
まで向かいます。最後まで「ドニチカ」切符が大活躍しました。
屋根に覆われた札幌駅のホームには、ディーゼルエンジンを響かせて函館行きの特急
「北斗」号が停車していました。函館までは約4時間、北海道新幹線が開通するまでは
運行を続けるでしょう。これにも仕事でよく乗ったなぁ・・・昔は青い色だったけど。
新千歳空港までは快速エアポートライナーで約40分。疲れていたので確実に座りたい
オッサンは指定席のUシートを予約しました。自動券売機で簡単に購入できます。
しかし昔は400円だった指定席料金が840円に爆値上げしていました。ヒドイな。
まぁ確実に座ることができて快適なので良しとするか・・・
そしてたった40分足らずの乗車時間なのに、札幌駅構内のキオスクで購入したベビー
ボトルの道産ワインを開けてしまうオッサン。😝 お行儀が悪いけどラッパ飲みです。
キャンベル・アーリーという、非ヨーロッパ系の軽いブドウを使っています。少し
ぶどうジュースを発酵させましたよ、という感じの軽やかな味わいです。
新千歳空港の売店では道産のチーズ売り場が充実していました。安くはありませんが
せっかくなので2種類ほど(白カビタイプとハードタイプ)を購入しました。ワインの
おつまみにはもってこいなので。😆l
そのワインも北海道各地の生産者の銘柄が揃っていますが、札幌市内のワイン屋さん
で購入したばかりなので、今回は見るだけです。
海産物のお店にも寄ってみましたが、いかんせん値段が高杉晋作です(アホ)・・・
(ワインならこの値段でも買うのに、おかしいやん。by妻)
それ以前に、おひとり様ではこんなものを購入しても食べきれないですしね・・・
デッカイ毛ガニがたくさん売られていました。でも一匹2万円越えとは・・・絶句です。
そうそう、オッサンがいつも購入していたお菓子の「千秋庵」さんにも行きました。
前回(2022年7月)は、コロナの影響か午後6時に閉店してしまっていたので購入が
できませんでした。今回はまだ5時過ぎなので開いているはず・・・
確かに空いていました。あれ?しかし誰もお客さんがいませんね・・・
なんだか品数が少ないです。ノースマンだけはいろいろなバリエーションがありまし
たが、他には山親爺と数種類しかありません。オッサンが店員さんに「あの~月の石は
ないんでしょうか?」と尋ねますと、「すみません。ここにはこれ以外は置いていない
んです。市内の本店か、××店にしか売っていないです。」とのこと。えぇ~。コロナの
前には「札幌娘」とか、他にもいろいろあって選べたのに。がっくり・・・
仕方がないので定番のノースマンだけを購入してきました。ちょっと不満でした。
通信販売はやっていないかな~(しつこいな、オッサン。by妻)
銘菓「月の石」はブルーベリージャムがサンドされたカステラ生地を、ホワイトチョ
コレートでコーティングしたものですが、オンラインショップでは販売していません。
あまり日持ちがしないからかなぁ。今度札幌に行った時には絶対に買うぞ!😤
写真をHPから拝借しました。どうです、美味しそうでしょう? 美味しいんですよ。
さて、オッサンの乗る飛行機は夜8時の便でしたので、この後はレストランフロアで
夕食を取り、その後は新千歳空港の4階にある日帰り温泉施設に寄ってみました。😝
(最初から最後まで温泉かいな・・・by妻)
なんだか懐かしい雰囲気のする昭和レトロなお店が集まったコーナーがあります。
ここの「きくよ食堂」さんで、小さ目の海鮮丼を頂きました。イクラと生ウニとカニ
の三色丼です。ちょっと割高な空港のお店ですが、普通に美味しかったです。
そしてミニサイズにしたのは、この後でラーメンも食べたから。😝
オッサンは、ラーメン屋さんにもハーフサイズがあるのを知っていたので・・・
最後はやっぱり札幌味噌ラーメンではなくて、旭川の梅光軒さんの醤油ラーメンです。
メンマが太いけれど、柔らかいので食べにくくはないです。こってりしていそうですが
味はあっさりめかな。麺はストレート。さすがの名店、やっぱり美味しいです。
北海道にきますと、ついいつもより食べ過ぎてしまいますね。😝
この後は日帰り入浴施設へ。飛行機に乗る前にひとっ風呂を浴びるなんて贅沢です。
オッサンは初めての経験ですが、リピーターが多いようでかなり混雑していました。
ネットの写真を拝借しますが、こんな感じ ↓ で結構本格的でした。
結構広い露天風呂もありました。外は寒いので、お客さんは少な目でした。
・・・と言う感じで、サッパリしているうちに飛行機の搭乗時間が近づきました。
これでようやく2泊3日の旅行も終わりです。例によって、日曜日の夜の新千歳発羽田
行きの飛行機は満席の便ばかりでした。コロナ規制が解除された今は、もっと観光客が
押し寄せているのでしょうね・・・
ということで、2023年1月の温泉とスキージャンプ観戦の旅はこれで終了です。
いつになくマニアな記事でスミマセン。お付き合い頂き、有難うございました。
~ Fine ~
<旅の記録>
1日目: 東京・羽田空港ーーーJAL便ーー→ 札幌・新千歳空港
新千歳空港駅ーー JR快速エアポートライナー ーー札幌駅
札幌駅近くのエスタで冬用の靴を購入。
さっぽろーーー地下鉄南北線ーーー真駒内
真駒内 ーーーじょうてつバスーーー定山渓温泉(湯の町)
定山渓温泉(泊)
2日目: 定山渓温泉(湯の町)ーーーじょうてつバスーーー真駒内
真駒内ーーー地下鉄南北線ーーーさっぽろ
札幌駅ビル内の「回転寿司 根室花まる」で昼食。
札幌時計台、大通公園(雪まつりの準備中)を見学。
大通ーー地下鉄東西線ーー円山公園ーー無料送迎バスーー大倉山競技場
スキージャンプワールドカップ男子ラージヒル:札幌大会2日目を観戦。
(小林陵侑選手が3位。優勝はオーストリアのクラフト選手)
大倉山競技場ーー無料送迎バスーー円山公園ーー地下鉄東西線ーー大通
すすきの で夕食(浜料理「磯金」)、ラーメン横丁
すすきの のビジネスホテル(泊)
3日目: すすきのーー地下鉄南北線ーー大通ーー地下鉄東西線ーー円山公園
円山公園ーー無料送迎バスーー大倉山競技場
スキージャンプワールドカップ男子ラージヒル:札幌大会3日目を観戦。
(小林陵侑選手が優勝)
大倉山競技場ーー無料送迎バスーー円山公園ーー地下鉄東西線ーー大通
喫茶「さえら」でサンドウィッチの昼食
大通ーー地下鉄南北線ーーすすきのーー市電ーーー本願寺前
「ワインショップいとう」でワインを購入
本願寺前ーーー市電ーーーすすきのーーー地下鉄南北線ーーーさっぽろ
札幌駅ーーー JR快速エアポートライナー ーーー新千歳空港駅
空港内のショップ見学、夕食(+ラーメン)
千歳空港温泉で日帰り入浴
札幌・新千歳空港ーーーJAL便ーーー→ 東京・羽田空港



























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