2023年GW:会津の旅 ③秘境ローカル線の只見線に乗って・・・その3:トロッコ列車「風っこ号」
今夜は会津旅行の続き、秘境ローカル線の只見線の旅の続編です。
お昼ご飯を食べ損ねてションボリのオッサン、気を取り直して只見駅から再び列車の
旅を続けます。乗るのは、観光シーズンにのみ走っているトロッコ列車です。
只見駅から会津地方の中心、若松駅までのんびりと3時間弱をかけて走ります。ここ
から只見線は只見川に沿って絶景スポットが続きますので、楽しみです。
あ、只見駅のホームには、昭和の国鉄時代の只見線の写真が展示されていました。
蒸気機関車や、国鉄時代のクリーム色と赤いツートンカラーの塗色のディーゼルカーの
写真です。トロッコ列車に乗り込む鉄っちゃんたちも食い入るように見ていました。
(オッサンも同類やん。by妻)
秋の紅葉シーズンには、こんな ↓ 景色が眺められるようですね。まさに錦秋です。
さて、さっそくトロッコ列車「風っこ」号に乗り込みます。トロッコ列車と言っても
屋根のない貨車のような車両ではなく、きちんと屋根があり、なかなかしっかしとした
造りの木製のテーブルと座席が左右に配置されています。全車指定席で、オッサンの席
は残念ながら窓際ではありませんでした。(窓際席は、発売日にすぐ売り切れでした。)
一番の特長は「窓がない」こと。身を乗り出すと危険なので柵がありますが、臨場感
は抜群です。吹き抜ける風がとても気持ちがいいはずです。
乗客の顔ぶれは、お子様を連れた家族連れも少しはおられましたが、圧倒的に大人の
方が多いです。年配のフルムーン夫婦や、いかにも鉄っちゃん(オッサンを含む😆)と
いったオジサンや青年が目立ちます。やはりコアな客層は「鉄っちゃん」と思われます。
車内はこんな感じ ↓ です。ほぼ7~8割が鉄っちゃんと推定されます。😆 女性はフル
ムーン夫婦の奥様以外は皆無。やはり鉄っちゃんは男性比率が圧倒的に高いです。
只見駅を13:30に出発した2両編成のトロッコ列車は、ゆっくりした速度で只見川に
沿って走り出します。速度が遅いので、沿線の景色をゆっくり楽しむことができます。
うわ、いきなり楽しい景色が展開します。緩やかに蛇行する満面に澄んだ水をたたえ
た只見川を大きくカーブする鉄道橋で渡ります。窓がないので列車の走行音がよく聞こ
えます。確か鉄っちゃんの中には「車両派・走行音フェチ」というジャンルもあるらし
いのですが、そういう方々には大変魅力的な列車でしょう。(アホかいな・・・by妻)
只見川は渓谷美がすばらしいのですが、流域にはいくつもダムがありますので、ダム
湖の上流では水量が豊富になっています。満々とした豊かな水が流れていきます。
「鉄ちゃん」の皆様は、かなり本格的なカメラを持参されている方も多く、写真撮影
に夢中です。もはや他の事は眼中にありません。😆
オッサンは、只見駅で買ったビールが冷たいうちに、ぷしゅ!
さわやかな初夏の新緑と美しい只見川を眺めながら、心地よい風の中で飲むビールは
最高です。もう1本買っておけばよかった・・・(こら!by妻)
あ、列車から良く見える場所にダムがありました。そういえば世の中には「ダム好き」
の方もいらっしゃるようです。九州・宮崎時代に九州電力の方に聞いた話ですが、秘境
にあるダム・水力発電所を巡るツアーを企画したところ、ダム好きの方々が申し込みに
殺到して大盛況だったいうことでした。世の中いろいろな人がいますな・・・
(オッサンも大概だと思うけどな・・・by妻)
快速列車なので停車駅は少なく、次の停車駅の会津川口駅までは45分間停まらないの
ですが、速度はゆっくり(30km~40km/hくらいかな)なので、車窓風景をゆっくりと
楽しむことができます。あまりスピードが速すぎると風もビュービュー吹き付けてきま
すから、このくらいの速度の方が快適です。
只見線は只見川の両岸を鉄道橋で渡って行ったり来たりしますので、どちら側の席に
座っていても只見川の流れを楽しむことができます。随所にダムがあるせいか、意外に
川幅が広いですね。もっと渓流みたいになっているのかと思いましたが、オーストリア
のドナウ川のヴァッハウ渓谷みたいです。あそこでは沿線にはブドウ畑が広がっていま
すけどね・・・
きれいな景色なので、ついつい写真を撮りすぎてしまいます。ビデオも撮影しました
が、スマホからうまくアップできないので残念!
只見駅を出発して45分後、最初の大きな駅、会津川口に到着しました。
停車時間が少しあるので、鉄っちゃんの皆さんはホームに出て写真撮影にいそしんでおら
れます。😆 その隙にオッサンはパンダ君のゲリラ撮影です。
あ、ボトルホルダーにハーフボトルのワインがあるのはなぜでしょう?😝
(えぇ加減にせえよオッサン。どんだけ持ってきているんじゃ! by妻)
ここからさらに只見川の素晴らしい景観が続きます。
長くなりましたので、スミマセンが次回に!
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