夏休みも終盤・・・シュヴァリエ・モンラシェを開けました・・・
これからお盆でお休みの方が多いと思いますが、オッサンの田舎はお盆は7月でした
ので、8月は特に何もありません。そのためオッサンは夏休みをいつも8月初旬に取得
しています。今年は特別休日もあって10連休なのですが、いつの間にか残すところあと
3日・・・今年も何もしないまま終わってしまいそうだなぁ~(やっぱりな。by妻)
墓参りの帰りに立ち寄った伊豆の温泉・露天風呂で、オッサンはまたしても「ぶよ」
に刺されてしまいました😢。しかもお腹のあたりを2か所も・・・やはり水のきれい
な場所は要注意です。しかし露天風呂では長袖長ズボンという訳には行きませんから、
しかたないですね・・・今回はチクっと感じたので刺されたことがわかり、すぐに持参
した薬を塗ったのですが、やはり赤く腫れあがり、痒みがとまりません。帰宅してから
ネットで調べて、対策のステロイド軟膏を塗ったところ数時間で痒みが止まり、赤みも
消えました。やはりすごいなステロイド・・・
オッサンは皮膚が弱いのでこの軟膏(リンデロン)を常備しているのですが、それが
役に立ちました。しかし効き目が凄いので、注意して使わないといけません。
(オッサンは普段ほとんど薬を使っていない野生人やから、たまに薬を使うともの凄く
効くんやで、きっと。by妻)
水曜日から金曜日まではずっと家でゴロゴロ、久しぶりにプロ野球のタイガース戦の
中継を最初から最後まで見ていました。なんとオッサンが夏季休暇に入ってから、タイ
ガースは無敗です。なんと8連勝で、いつの間にか2位広島とは6ゲーム差がついて
います。思えば休み前に甲子園での広島戦を2勝1分けで乗り切り、鬼門のバンテリン
ドームでの中日戦を2勝1敗で凌ぎ切り、その後は関東ロードでDeNAと巨人を連続で
3タテしていました。出来過ぎですよ〜
このまま夏休みがずっと続いてほしいなぁ😆 (何を言っとるんじゃ、アホ!by妻)
でもきっとオッサンがハマスタや東京ドームに観戦に行っていたら、きっとタイガース
は負けていたでしょう。暑いですし、大人しくテレビ観戦するのが吉です。
しかし試合内容は圧倒的な強さと言うよりも、しぶとく粘り強く「簡単には負けない」
という感じ。7~8回あたりでの逆転勝ちが多いのが底力を感じさせます。岡田監督も
「負けへんのぉ~」と言っていましたが・・・😆(オッサンも見習わんとな。by妻)
さて、3日間外出しない予定でしたので自炊でメニュー(とワイン)は決めていま
した。水曜日は、セラーから引っ張り出して冷蔵庫で保管していた、飲み頃のピーク
に達していると思われる、とっておきのブルゴーニュの白ワインを開けました。
会津産アスパラガスの冷製スープと、北海道産ジャガイモのポテトサラダ、パスタは
幅広麵のタリアテッレを湯がいて、トリュフの香り(たぶん香りだけね)のキノコクリ
ームです。メインディッシュはアトランティックサーモンのバター・ハーブ焼きです。
厚みがある切り身だったので食べ応えはありましたが、少し表面を焼き過ぎてしまった。
中まで火を通さないといけないと思いつつ、ふんわり感はキープしたいのですが、なか
なか難しい・・・🤒
そして肝腎のワインは、ブルゴーニュ白ワインの貴族?、ドメーヌ・ルフレーヴ様の
誇る珠玉の特級畑シュヴァリエ・モンラシェの2006年です。昔はなんとかオッサンでも
購入できたルフレーヴ様のワインですが、数年前から世界的に人気が沸騰したようで、
悪質な転売業者どもが不当に?値段を釣り上げたせいで、もはや庶民には手の届かない
価格のワインになりました。このワインも最新ヴィンテージは20万円ほどで売られてい
ますが、当然普通の人は誰も購入できません。資産家かヒルズ族(古い?)か、C国人
の金持ちが金に糸目をつけずに買い漁るだけでしょう。(怨念がこもっとるな。by妻)
ということでオッサンがこのワインを口にできるのはこれが最後と思われます。この
シュヴァリエ・モンラシェの2006年は、昔に2万円程で入手してセラーで15年近く寝か
せていたのですが、春先に状態を見たところ、既に液体が黄金色を帯びていましたので、
もう飲み頃に達していると思い、早めに開けることにしました。
さて、どんな感じかな・・・
おぉ、これは食事と一緒に味わうのがもったいないくらい(本末転倒ちゃう?by妻)
独特の味わいのワインでした。たぶん過熟気味なので香りは少し控えめなのですが、口
に含むとねっとりとして豊潤な味わいです。まさに甘露。酸味がきちんとあるのですが
ほのかに甘く感じます。実際は甘いわけではないのですが、甘いと錯覚してしまうほど
中身が充実しています。そして余韻が長い長い~ オッサンはここまで過熟したワイン
よりも、もう少し酸味や香りが残っていて食事に合わせやすいワインが好みなのですが、
ここまで迫力のあるワインだと、好みとは違っていても思わず圧倒されます。過熟気味
ではありますが、液体には透明感があって甘ったるさは全くありません。
これはもはや神業か・・・
ブルゴーニュ白ワインの頂点は王者のワイン「モンラシェ」で、シュヴァリエ・モン
ラシェはそれに次ぐ高品質なワインと言われていますが、さすがの風格です。
そういえばオッサンは昔、ブルゴーニュに行った時にこのシュヴァリエ・モンラシェ
の畑にも行ったことがあります。かなり標高が高い場所にあり、モンラシェよりも葡萄
が熟すのが遅くなると言っていました。つまりよりエレガントなワインになるようです。
このワインもこの畑からできているのですね~
(そういや私も無理やり連れていかれたわい。なんでわざわざヨーロッパまで来てブド
ウ畑を見にいくのか理解できんわ。by妻)
遠くから見ると、斜面の最上部にあるシュヴァリエの畑が独特の位置にあることが
わかります。(それがどうした?by妻)
ちなみに上部にあるシュヴァリエの畑の下側は、道を挟んで左側が特級畑バタール・
モンラシェ、右側が1級畑のトップ格と目される「レ・ピュセル(処女)」の畑です。
つまりここ ↓ はブルゴーニュの白ワインのスウィート・スポットというわけです。
ちなみに王者モンラシェの畑は、バタール・モンラシェのさらに西側にあります。
つまり、バタールや1級畑レ・ピュセルと同じ斜面にあるということですね。斜面上部
のシュヴァリエの畑よりも、なだらかな感じです。
(ブルゴーニュワインのヲタクは、斜面がどうの、土壌がどうの、日照がどうのとか、
ほとんど一般人には理解できんヘンタイやで・・・by妻)
なんだか途中から脱線して、ただのワインヲタクの記事になってしまいました。😆
(人生最後のシュヴァリエ・モンラシェを飲んだから、オッサンちょっとハイテンショ
ンになっとるな・・・by妻)
いいワインだったので、あっという間に飲み終えてしまったオッサン・・・
ということで、さようならドメーヌ・ルフレーヴ様、シュヴァリエ・モンラシェ
様・・・またいつの日かお目にかかれますように・・・(たぶん無理やな。by妻)
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