Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

追憶の旅(+α) ⑩旭川ラーメン村と三・六街

   もう旅行に行ってから二週間もたつので、ちょっと記憶が怪しくなってきましたが
  (そら老人性健忘症やな、By妻。うるさいわ!)、続きの記事を書きます。


   旭山動物園を午後5時前に出て、またまたダッシュで郊外の永山町にある旭川ラー
  メン村に向かいます。しかし、さすがに市内に入ると信号も多いし、道が混んできま
  した。間に合うかな・・・なんとか大丈夫でした。


   ここも8年前に妻と来たところです。その時は旭川ラーメンの新・旧を代表する?
  名店、「山頭火」と「梅光軒」でハーフ・ラーメンを食べました。その再現をしよう
  かな?・・・と思ったら梅光軒さんは閉まっています。「天金」さんにしようかなと
  思ったら、長蛇の列。・・・ということで、今回は「山頭火」さんだけになりました。
   

  旭川ラーメンは、こってり醤油味(寒冷地仕様か?)が基本なのですが、ここは塩味
 が一番とのこと。後から晩御飯もあるので塩味のハーフを注文しました。塩味にしては
 こってりしていてコクのある風味です。カリカリ梅のトッピングが楽しいです。そして
 チャーシューはバラ肉をじっくり煮込んだ逸品です。(トロ肉チャーシューという特別
 なチャーシューもありますが、この日は品切れ) 麺はやや太めの縮れ麺で、スープが
 よく絡み、歯ごたえもあります。余は満足じゃ。

     

  ブロガーのみかんさんがおっしゃっていましたが、山頭火は海外にも積極的に出店を
 しているようで、キャリィフォールニァ(違う?)にも店舗があるらしいです。日本の
 ラーメンは既にワールドワイドに広まっているのですね!
  ちなみにこの後、市内の本店にも懐かしくて行ってしまいました。(仕事で旭川に来
 ていた頃、14~5年くらい前かなぁ。最終の飛行機に乗る前に山頭火のラーメンを食べに
 行ってたっけ・・・妻に内緒で(なにぃ!By妻)。


  おっと、感傷に浸っている間にレンタカーの返却時間が近づきました。あと25分です
 がな・・・大丈夫でっか? 旭川ラーメン村を出発したのが午後5時35分ですよん。
 (これまで黙っていたけど、あんたスピード違反やね・・・すんません。) 

  
  8年前に行った時の写真です。妻もなんだか嬉しそうでした・・・
  (こちらは梅光軒さんです。)

       




  旭川市内はちょっと渋滞気味でしたが、ダッシュで給油して裏道を通り(飛ばして)
 なんとか17:58にバジェッ●レンタカー旭川駅前店に到着。・・・駅前店やんな。駅の
 反対側から約2Kmほどの距離でしたがの・・・さすが、●ジェット・レンタカー。ま、
 いいか、間に合ったから。
  店舗では私の返却時間に合わせて店員が待機していました。若いねぇちゃんでした。
 車両の点検とガソリンの確認をして、「は~い、OKでぇす。じゃぁ駅までお送りしま
 すねぇ」とめっちゃ明るい。送迎の車は、さっきまで私が乗っていた軽自動車やん!
 ま、いいけどね。世間話をしながら約5分で旭川駅南口に到着です。1日半、お世話に
 なったレンタカーにお別れです。楽しいドライブでした、ありがとう! 


  旭川駅は数年前に改築されて近代的な高架ホームの駅舎に生まれ変わりました。駅
 ナカにはイオンが入り、市民の憩いの場?となっているようです。地方の駅が寂れて
 いるのをよく見ていたので(宮崎駅や酒田駅など)、やはり大規模商業施設が入って
 複合施設のようになっていけば活気も出てくるのね・・・と思ったり。
   
  さて宿泊先は駅前1ブロック先の高級そうなビジネス・ホテル。一等地で露天風呂
 もあり(やっぱりそれか・・・)、Go To Travel で35%OFFでしたので5千円で
 泊まれました(朝食はバイキング)。まぁお得っちゃお得やな。しかも市内で使える
 2千円分のクーポン付き。これは旭川市が市内宿泊客に対して需要喚起のために支給
 しているもののようです。
  荷物を置いて、北海道第二の都市・旭川の夜の繁華街「三・六街」に向かいます。
 札幌と同様、旭川も中心市街地が碁盤目状になっており、「三条六丁目」がいわゆる  
 「三・六街」として飲食店がひしめき合うエリアとなっています。やはり、コロナの
 影響か、ちょっと人通りも少なくて寂しい感じです。でも夜風が爽やかでした。

  さっきラーメンを食べてしまったのでお腹はさほどすいていないのですが、せっかく
 なのでちゃんとした鮨やさんへ。お店はその名も「鮨六」さん。
  店に入ると、観光客よりも地元の常連と思しきオッサンたちが盛り上がっています。
 クーポンは使えないけど、最も高い極上鮨でもなんと¥2,600円(税込み)だと。え?
 出てきたのは、これ ↓ です。

 数の子、赤貝、アワビ、北寄貝、本マグロ中トロ、ヒラメ、ボタンえび、ずわいがに。
お酒は地元の大吟醸「国稀(くにまれ)」です。キリリと締まっていてお寿司に合う~!
 このあといくらと生ウニ(ムラサキウニ)が出てきて10貫で税込み2,600円。素晴ら
しいです。この内容ならば、札幌のススキノや小樽の寿司屋なら4,000円以上はとられる
はず。旭川は狙い目ですね!ついでに追加で脂ののったサバを一貫頼んでしまいました。

 ネタは新鮮で旨味もぎっしり。もうこんな美味しいものを食べてしまうと、後が怖い。
 この光り具合で美味しさがわかっていただけると思います。オヤジさん、有難う。


 そういえば、昔「三・六街」にあった酒屋でワインを買って帰ったなぁ。記憶を頼りに
行ってみると、今日はお休み。そうか日曜日でした。14年前に、ここでブルゴーニュの赤
ワインの銘酒「クロ・ド・タール2003年」を購入しました。え、こんなところに(失礼)
あるの?って感じで・・・出張中なのに高級ワインを買って帰るアホ。妻には内緒・・・
にできるわけないやんな。(こるぁ!)まだセラーに置いてあるけど、いつ飲もうかな。 


 仕方がないのでホテルに戻って、持ってきた白ワインで乾杯(またかいな・・・)。
ブルゴーニュのシャルドネ(白)2017年、生産者は私の好きな「トロ=ボー」さんです。
(ドロボーじゃないですよ。)この生産者は、赤・白ともにじんわりした旨味があって、
早くから美味しく飲めて、良心的な価格なので贔屓にしております。このブルゴーニュ・
ブラン(白)は、はっきり言ってブルゴーニュNo.1のコスパです。一本で3万円以上
するようなふざけた価格の有名生産者のワインよりも、数段素晴らしいと思います。
(スミマセン、ちょっと鼻息が荒くなりました。)


 ワインを飲みながらNHKーBSのクラシック音楽番組を見ようと思ったら、マシュー
・ボーンさん演出の「白鳥の湖」をやっていました。コレ、噂には聞いていましたが・・
かなりヤバイですね。白鳥たちの役を全部男性が演じているのです。つまり、オデット姫も、黒鳥も男・・・つぅことは王子様と男同士でパ・ド・ドゥ(デュエット)するわけ? ま、作曲したチャイ子さんも「ゲ●」だったみたいなので、これはこれでありかもな・・・
 確かに男性ダンサーなのでド迫力があるわ・・・でも、なんだかなぁ・・・

    

  妻はこういうのを見ると、「おもろいやんけ」と言っていると思います・・・
  うーん、夢に出てきそうな感じ・・・


  気を取り直して、翌日は旅行最終日。旅ブログも最終回にしたいところです。