今日は定期健診 の日、そして・・・一年で一番辛い日・・・
今日は年に1回の定期健診の日でした。家からすぐの医療機関なので、便利です。
しかし、やっぱり悪い流れは続いていた。まずは血圧。かつてないハイレベル。いや
ハイレベルっていうといいことのように聞こえますね。そうではなくて、血圧高め。😓
上が150、下が100って、どゆこと? 一気に上も下も15くらい数値が悪化して
います。せっかく月曜日から3日間もお酒を我慢したのに・・・(いや、この結果は今
までの悪業の積み重ねやな。by妻)
いかん。このままでは「3高」中年(高血圧、高血糖値、高脂血症)になるな・・・
(若い時には「3高(高収入、高学歴、高身長)」になりきれなかったのに、オッサン
になったら中身が変わって楽に達成やな。by妻)
問診の時にドクターから、「緊張したの?」と言われ、「この歳で、今更ないです」
と答えたら、看護師さん(♀)に爆笑されました。(アホ) ちなみにもう一つアホな
やりとりがありました。「過去の検査で気になることはありますか?(今回の医療機関
は初めての受診のため)」とドクターから訊かれて、「経過観察となった項目がいくつ
かありました」とオッサンが答えると、当然「では経過観察になっていたのはどの項目
ですか?」と訊かれますよね。しかしオッサン、「あれ?何だったっけ?忘れました。
(アホ)」と答えてしまい、またしても看護師さん(♀)に爆笑されました。ドクター
も呆れて「それならまぁ大したことは無かったんでしょう」と苦笑されていました。
診察室を出たら、ドクターと看護師さん(♀)が大声で笑っているのが聞こえました。
(ひょっとして「ものすごくアホな人」、と認定されたんちゃうか。by妻)
それはいいとして、腹部エコーの検査では、気難しそうな女性のドクターが念入りに
時間をかけて調査をしてくれましたが、いくらなんでもちょっと時間をかけすぎでは?
何か悪い所が見つかったんだろうか・・・案の定、終わったあとに「これまでの検査で
はポリープや胆石がたくさんありましたか?」と訊かれました。「いや、ないです」と
答えると、「そうですか・・・」という気になる反応。あ、今回たくさん見つかったと
いうことね・・・まぁ詳しいことは結果が出てからでしょうが・・・もし、しばらくは
お酒が飲めないということになったら困るよな~ (そこかい!😠 by妻)
唯一、今日感動したのは、採血のお兄さんのテクニックが素晴らしかったこと。オッ
サンは血管がはっきりしているため(そら欠陥人間やから。by妻)、あまり失敗される
ことはないのですが、今回は「いつ終わったの?」と思うほどに全く痛みを感じず、跡
も残りませんでした。しかも手際が良いので早かった。さすがプロの仕事ですね~
最後はバリウムを飲んでの胃のX線検査。いつやっても嫌な検査ですね。すると横に
係の女性がすり寄ってきて「次回からは、内視鏡検査に変えてははいかがですか?今は
鼻からカメラを入れますので、そんなに苦しくないですし、バリウム検査よりも精度が
高いのでお勧めですよ」とささやきます。しかし臆病で気の弱いオッサン、「でも痛い
んでしょう、鼻から入れても?」と返します。すると係の女性は「バリウムとしんどさ
は変わらないと思いますよ~。時間は5分くらいですしね。なにせ、先生が直接に食道
から胃まで細かいところまで見てくださいますからね、安心ですよ~」とおっしゃいま
す。さすが、営業に力が入っていますね。ちなみにバリウム検査なら追加料金不要です
が、内視鏡だと追加4,000円だそうです。値段が高い・安いで判断するものではないか
と思いますが、基本検査が会社の補助で3,000円の自己負担であることを思うと、追加
の4,000円は痛いよな~と思ってしまうオッサンです。(思いっきり値段で判断しとる
やないけ~ by妻)
ちなみに帰り道のスーパーで、血圧高めの方にお勧めだというサント●ーの「胡麻麦
茶」をすかさず買ってしまったオッサンでした。😆
ま、こんな調子で半日かけて健康診断を受診して、昼食はいつもの駅前中華で。
昨日の午後9時から絶食でしたので、ガッツリ食べました。いつも有線放送で昔の歌謡
曲が流れているのですが、この日はなぜか「若者たち」という古い曲がきこえてきまし
た。(オッサンは「バカ者たち」、いや「年寄り連中」やんな。by妻)
♪ きみの~ ゆく~ みちはぁ~ はてしぃ~なくぅ、とおい~(吾郎、ちゃう)
久しぶりに聞いたな~、これ、誰が歌っていたんだっけ・・・などと考えながら定食
にセットで頼んだ半分サイズのラーメンをすすっていたオッサン・・・しかし次の瞬間
に脳天をガツーンとやられました・・・
♪ きみの~ あの~ひとはぁ~ いまはぁ~ もお~、いない~ ・・・
この瞬間、暢気にラーメンをすすっていた無防備なオッサンの頭上に、グスタフ・マ
ーラーの交響曲第6番の最終楽章の「運命のモチーフ」で使われる巨大な木のトンカチ
が、オッサンの目には見えないけれども確実に振り下ろされました・・・
(ちょっと意味がわからんのやけど・・・by妻)
わかっているよ、そんなこと。でも十分にわかっていることですが、こうやって誰か
から指摘を受けると、いまだに動揺してしまうオッサンがいました・・・
さらに耳に入ってくるのは、追い打ちをかけるような続きの歌声・・・
♪ だのに~ なぁぜ~ なにを~ さが~しぃてぇ~ きみはぁ~ ゆくぅのぉか~
あても~ ない~のにぃ~・・・
しばし帯状疱疹ちゃう、放心状態に陥ったオッサン、しばらくそのまま動けませんで
した。なんの音も聞こえない、目の前がセピア色になっている時間が、どれだけ続いた
のかは覚えていませんが、きっとわずか数秒の事だったと思います。
そうだよな~ いったい何をしているんだろう、今の自分は・・・
(いやいや、楽しそうにあちこち旅行にいっとるやろ、ホイホイと。by妻)
もう10年経つというのに、こんなことでへこたれていてはいけません。気を取り直
して帰宅して、午後は在宅勤務です。モチベーションダダ下がりのままですが、仕事は
仕事、役割は役割。働かざる者食うべからず、武士は食わねど高楊枝。
(最後のは意味不明やん。by妻)
そして、今夜は・・・ 妻が旅立った夜なのです。8月31日の夜から翌9月1日の
未明にかけて・・・今でも何が起こったのか理解できないままに・・・
まだ46歳。もっともっと生きて、やりたいことがいっぱいあった筈の妻。一人では
何もできないオッサンを残していくのも不本意だったと思います。(ちょっと甘やかし
すぎたわい。by妻)
思えばあれから10年も、オッサンは一人で過ごしてきたんだな・・・
「死別」の悲しみや辛さの中身は人それぞれではありますし、それへの対処の仕方も
人それぞれだと思います。乗り越えられればそれでよし、悲しみに浸るのもよし・・・
やり場のない怒りを何かにぶつけて憂さを晴らすことだって、仕方ないだろうと思う。
おそらく死別者同士ですら、完全に思いが一致することは無いだろうと思います。オッ
サンは、オッサンなりの対処のしかたを(自然に)学んできたのだと思いますが、それ
でも10年たっても、変わらないものは変わらない気がします。
まぁ、この日はそういう気持ちになってもいいんだと思うようにしよう・・・
あ、3日も続けて楽しくない記事が続いてしまい、スミマセン。
明日からは、気を取り直していつもの通りに書いていきたいと思います。
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