今日は妻の57回目の誕生日でした・・・(数えんでよろしい。by妻)
・・・ということで、仕事を定時で切り上げて支度にかかりました・・・
と言っても平日(出勤日)のため準備時間が足りないので、前菜と一皿目(プリモ・
ピアット)は買ってきました。(こんな大事な日でも手抜きかい! by妻)
妻も今日で57歳です。(ほっとけ!by妻) 今でもオッサンの言動にすぐさま反応
して、ダメ出ししたり叱ったりしているとは思いますが、亡くなったのはもう10年以上
も前ですからね。妻は常に実年齢より10歳くらいは若く見えたのですが、さすがに50代
後半にもなると変わっているかもしれません・・・(だからほっとけちゅうの! by妻)
ま、何はともあれ(浪速友あれ)、今夜の記念日の嘱託ちゃう、食卓です。
二皿目(メインディッシュ)は、3年ぶりに黒毛和牛のサーロインステーキでした。
実はオッサンは脂っこいものが苦手なため、サーロインやカルビはほとんど食べないの
ですが、今回は薄くて脂の入り方が少ないサーロインらしからぬサーロインが20%引き
で売られていたので、試しに買ってみたのでした。いつもは、ヒレ肉を買うのですが、
それよりは3割ほど安価でしたので・・・(オイ、こんな特別な日にケチるな。by妻)
もちろん脂の部分はカットして、フライパンで事前に脂を塗るために使いました。
あんなの食べられないです、オッサンは・・・ そうしないと、サーロインなんかを
食べた後は、胸焼けして気持ち悪くなってしまいますのでね・・・
スープはかの有名なスープストックさんで購入したもので、キノコとタマネギの具が
目立つクリームスープです。これはかなり美味しかった・・・
そして、今夜のメインイヴェント・・・(アホ) ラザーニャを100g、牛肉を180g
という分量で準備しました。まぁいつも通り「手抜き」なんですけれどね・・・
あ、そして花も買いましたよ・・・(とってつけた感があるよな・・by妻)
この日のために用意したワインは、ブルゴーニュの特級格付、あのロマネ・コンティ
の畑から数百メートルの所に位置する、ジャイエ・ジルさんの「エシェゾー」の2005年
(秀作年)なのです。まだ早いかな?と思いましたが、むしろ今から開けたらちょっと
遅いのかもしれないという感じです。(果実味のかわりに熟成香と、滑らかな舌触りが
しましたが、後味が少しドライだったので・・・)
ちなみに妻は、この銘柄を「エシェ僧(ぞう)」と呼んで面白がっていました・・・
意外にも「酸っぱくて渋い」感じはあまりなく、まろやかでストイックでした。え~
エシェゾーってもっと快楽的で、楽しいワインだと思っていましたが、シリアスでした。
まぁ美味しいことには変わりないですし、約20年経過しているからこそ、この姿なのだ
とは思いますけれどね・・・
そして食事後はチーズ&デザート(イタリア・シチーリアのお菓子カッサータ)です。
チーズは白カビタイプの「カプリス・デュ・デュー(神様の気まぐれ)」です。
(オッサンの場合は「髪様は気まぐれ」で、もはや手遅れやな・・・by妻)
熟成チーズの外皮は、食べて食べられないことは無いですが、はっきり言って皮の
部分は美味しくないので、オッサンはいつもパスしています。
そしてデザートは、シチーリアの名物お菓子「カッサータ」です。実は先日の北海道
旅行で新千歳空港内のショップで見かけたものなのです・・・
はい、北海道産のクリームチーズ(というか本場シチーリアではリコッタ・チーズを
使いますが)を使用して、本場のレシピのようにドライフルーツとナッツを入れたもの
のようです。冷凍品なのですが、こうしてみるとかなり本格的ですよね・・・
・・・ということで、妻の誕生日の食事は一応終了しました。
そして、今日も思うところがあり、ピアノに向かうオッサン・・・
これまで弾いたことがないのですが、この有名な曲を試しに弾いてみました・・・
ベートーヴェンの有名な3大ピアノソナタの一つ、「月光ソナタ」の第一楽章です。
(オッサンの演奏だと「もう結構!ソナタ」やんな・・・)
まぁそうかもね。ついでに言うと、3大ソナタの他の2曲、「悲愴」は「悲惨」に、
「熱情」は「捏造」になるけどね、オッサンが弾くと・・・😆
ベートーヴェン ピアノソナタ第14番「月光」第一楽章 練習開始
譜読みしながらですので、指が追い付かなくて音を外していたり、弾き直していたり
しますが、まぁほぼ初見なのでこんなものかな・・・録音したものを聞いてみますと、
内声の伴奏部分を静かに弾くのが意外に難しいなと・・・ でもまぁ、この嬰ハ短調は
オッサンの好きな調なので、初見でもそこそこの感じにはなりましたかね・・・
(いやぁ、You Tubeにアップするなら、もうちょっとちゃんと弾けるようになってから
にせんとあかんで・・・by妻)
ま、とにかくね、今日は妻をしのぶ一日でした・・・
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