Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2019夏:英国 ⑱バースで温泉 ~その3~

   サーメ・バース・スパに潜入しました(ちゃんとお金を払っていますからね)。
   ここは温泉を様々な形で楽しむことができるレジャー施設です。町のど真ん中に
  こんなすごいところがあるなんて、バースってやっぱりすげえです。さすがは神様、
  仏様、バース様です(アホ)。
   さっそく屋上にある屋外温泉プールに入りに行きました。写真は撮れませんので
  ネットの画像をお借りしますが、まさしくこんな ↓ 感じでした。  

  どうです、こんなところで温泉浴ができたら気持ちいいと思うでしょう!
  まぁ、確かに気分は良かったです。ただ、この写真のようにゆったりとはできま
 せんでした。なにしろ、地元の方々にも大人気のようで、すごい混雑でした。
 入場料は決して安くない(5,000円くらいかな)のに・・・ひょっとしたら地元割引
 とか、割安で何度も入れる年間パスポートみたいなものがあるのかもしれません。
  ちょうど訪れた時間が夕刻で、これから夕陽を眺めながらロマンティック・タイム
 を過ごせるということで、カップル(若い人たちだけでなくご年配の夫婦まで)たち
 で一杯でした。そこに、20歳前後の若いお嬢様方と、それを目当てに?来ているの
 かもしれない若い兄ちゃんたちで大賑わいでした。これだけ日常的に多くの方が楽し
 んでいるのならば、この施設は大成功なのでしょうね。
  そんな中にぽつんと1人、日本人のオッサンが紛れ込んでいるの図・・・ちょっと
 居場所がない感じ。欧米人は人前でも男女がイチャイチャしますが、こういうシチュ
 エーションではそれに拍車がかかるのは当然ですね。ぶちゅー💛しているカップル
 や、お湯に浸かりながら抱き合っているカップルもいたりして、ちょっと目のやり場
 に困りますね。まぁ東洋人のオッサンを白眼視する人はいませんでしたが、ちょっと
 落ち着かないので早々に出てきてしまいました。妻と一緒だったら、そんなの平気で
 ゆっくりできたかもしれませんが・・・(でも、ぶちゅーはせえへんで・・・by妻)
  この ↓ 写真が、その時の状況に一番近いような気がします。 

  そうそう、日本の温泉と根本的に違うことが大きく4つあると思います。
  その1。まず水着着用です。日本ではスッポンポンが普通ですが、こちらではたぶん
 キリスト教の影響か、人前で全裸になるのはタブーですので、水着着用が前提です。
 (ただし、ドイツ・バーデンバーデンのフリードリヒステルメのように、例外的に全裸
 で入る浴場もあります。昔、そこに行きましたがその時は逆にびっくりしました。)
  その2。その当然の帰結として、男女別のお風呂はありません。どこでも男女一緒に
 入れます。欧米人は(少なくとも公には)男女平等を是としていますし、その方が合理
 的なのかもしれませんね。スケベなオッサンにとっては、お姉さま方の水着姿を拝める
 というメリットもあります。(どアホウ!by妻)。 
  その3。温泉の温度が低いです。この温泉プールもたぶん水温は体温よりもちょっと
 高い程度。38℃くらいではないかと思います。場所によってはぬるい水のように感じる
 くらいでした。日本では「熱いお湯に浸かって汗を流す」という感覚ですが、こちらは
 湿度が低いため汗をかきませんので、このくらいでいいのかもしれません。そのため、
 多くの人がずいぶん長いことお湯に浸かっていました。こんなに長時間浸かっていて、
 皮膚がふやけないのかな?と思いますが、たぶん日本人とは皮膚感覚が違うのでしょう。
 (そういえば、欧米の温泉でマッサージを受けるとき、タワシ?の付いたモップで体を
 ゴシゴシこすられるようです。たぶん日本人のような繊細な肌ではないのでしょう。)
  その4.洗い場(荒木・井端じゃないよ)がありません。シャワールームはあります
 が、当然そこで石鹸で体を洗っている人はいません。自分で洗うのではなく、体を洗う
 のは別途有料のサービスという感じです。マッサージとかタラソテラピーとかと同様の
 考えなのかもしれません。でも、「掛け湯」じゃないけど、お風呂に入る前にシャワー
 ぐらいはしてよね、と思いました。
  まぁ、郷に入りては・・・ですので、ここではここのルールに従って楽しめば良いと
 思います。


  さて、階下にはまた違った温泉設備があります。ガウンを羽織って水着のままで移動
 します。サウナのような熱浴室(スチーム)もありましたが、ガラス張りでした。この
 写真 ↓ のようなお姉様たちもいらっしゃいましたが、外から見られるというのは落ち着
 かないと思うのですが・・・皆さん平気で寝そべったり、あらぬ格好をしておりました。

  一番下のフロアには、かなり広い室内温水プールがありました。ここもカップルの
 姿が目立ちましたが、若いお姉さんたちのグループがきゃあきゃあわぁわぁ、うるさい。

  あれ、こんなところ ↓ あったかな? 記憶が定かでありません。
  このほかにもいろいろと違ったタイプのお湯がありました。ジャグジーや滝のような 
 打たせ湯?みたいなものもあったように思います。なかなか面白い体験でした。

  温泉を楽しんだあとは、有料マッサージやタラソテラピーを受けるも良し、ガウン
 にくるまったまま仮眠するのも良し。この写真 ↓ のように、食事やバー・メニューを 
 楽しむのも良し、です。


  第2案が凄く魅力的でしたが、バタバタ貧乏性の私は、ここでこれ以上時間をかける
 わけには参りません。(ホンマ、せっかちやな。by妻)
  まぁまぁ面白くて、いろいろな温泉を楽しむことができて良かったです。


  サーメ・バース・スパを出る頃にはもう7時近くなりましたが、まだまだ外は明るい。
 アビーやローマン・バスのある中心部、アビー・チャート・ヤードに戻ります。

  この後、バースの中心街を散策してから晩御飯です。
  スミマセン、もう少し続きます。