Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2019夏:英国 ⑲バースの夜

   夏のヨーロッパは午後9時くらいまで明るいので、バースのような楽しい観光地は 
  夜も楽しみです。アビーの前の広場に戻ってきましたが、アビーのファサードが夕陽
  を浴びて美しいです。歩行者天国なので、たくさんの観光客が夕涼みに来ていました。

    

   
   この日の夕食は、宿泊ホテル「アビー」のメインダイニング。イギリスでも有名な
  シェフのレストランなのだそうです。予約なしでも宿泊者だから入れるかな?
  テラス席のカフェもありました。

  しばらく待たされた挙句、入口すぐ近くの席に案内されました。メインダイニングは
 扉の奥の別室です。やはり、予約なしの東洋人はこのような扱いを受けてしまいますね。
 この部屋に案内されたのはラフな格好をした米国人ぽい家族連れと私だけでした。
  きっと奥の部屋はゴージャスで雰囲気もいいのでしょうね・・・
 ま、いいか、食事できるだけでも。
  確かに料理はなかなか美味しい。ホロホロ鳥のソテーですが、外はカリカリに焼けて
 いて中はジューシーでした。ソースもイイ感じ。ヴォリュームもあって満足です。 

  コースを頼んだので、デザートも出てきました。  

  ワインもなかなか良いものが揃っていました。ブルゴーニュの赤、名門ルイ・ジャド 
 さんの本拠地、ボーヌ1級テューロンの2011年です。飲み頃に入っていて、まろやかで
 口の中に染み込むような味わい。状態も良かった。こういう良いワインは、宅飲みより
 ちゃんとしたレストランで飲んだ方がいいよね・・・(当たり前やん、by妻)

     


  食事を終えるともう9時過ぎ、ちょっと暗くなってきました。ホテルの周辺を散歩
 してきます。治安が良い町なので、1人での夜歩きも心配いりません。
  パブの扉が開いていて、よさげな雰囲気です。でもちょっと入る勇気がなかった。

    

  なかなかいい雰囲気の路地ですね。こんな感じでフラフラと散策するのも楽しい。
 気候も良くて、つい夜更かししてしまいそうです。

    

    ライトアップされたアビーが美しいですね。

 


  バースには18世紀ころから富裕層が温泉(湯治)に訪れるようになり、華やかな
 上流階級の社交場として、さまざまな豪華な建物が建てられたそうです。ローマ浴場
 の建物内部にある豪華なティールームもその一つです。その他の有名な建物は、時間
 が足りず(いつものこっちゃ、by妻)、見られなかったのが残念です。
  現在は富裕層ではなくても、気軽に観光に訪れることができます。現代の富裕層の
 方々は、スパ付きの高級ホテルに長期滞在して、温泉保養を楽しんでいるのでしょう。 
 名残惜しいですが、バース観光はこれで終了です。(午後3時から夜10時まで・・) 


  翌日は、今回の旅行のもう一つの目的地、コッツウォルズ地方に出かけます。