いきなり鳥取県 ➂三朝(みささ)温泉へ
ちょっと間が空いてしまいましたが、鳥取編の続きに参ります。
鳥取駅から特急列車で約30分、倉吉駅まで参ります。乗ったのはJR西日本の特急
「スーパーまつかぜ」号です。なんと2両編成の普通車のみ。何がスーパーなのか
はよくわかりませんが、こんな列車でした。
2両ですが車内はガラガラ、コロナの影響で人出が少ないこともあるかもしれま
せんが、ちょっと寂しい列車ですね。
そういえば鳥取駅には、有名な?「すなば珈琲」の店舗がありました。
県知事が、「鳥取にはスタバはないけど砂場はある」と言ったのがきっかけでできた
とか。今ではちょっとした観光スポットだとか。
鳥取駅を15:09に発車した列車は、田園風景の中を疾駆して15:40には倉吉駅に着きま
した。のどかな地方の駅ですが、駅舎は改装されて高架駅になっていました。
ここから本日の宿泊地、山陰屈指の温泉地である三朝(みささ)温泉に参ります。
駅には予約した宿泊旅館のマイクロバスが出迎えてくれていますが、乗客は私一人。
倉吉駅からは車で20分程度、のどかな川沿いの狭い道を走っていくと、古びた温泉街に
到着します。宿泊先の「依山楼岩崎」という老舗旅館にチェックインし、夕暮れ間近の
温泉街を散策します。
三徳川(三朝川)の橋をわたったところが温泉街です。
橋のたもとに露天風呂があります。有名な「河原風呂」ですね。柵で囲われています
が、周囲からは丸見えですよ。あ、誰か入浴していますね。
私も早速行ってみました。橋の上から、こんなふうに ↓ 見えています。混浴らしいの
ですが、これでは女性が入るのは無理でしょうね。確かにオッサンしかいませんでした。
手前の池みたいなところが足湯で、柵の向こうに脱衣所と湯船があります。
この写真の川向うに写っている大きな建物が、私の宿泊している旅館です。
右手の古い建物(旅館かな?)から、河原風呂に降りる階段が見えますね。
さて温泉街に入ると、なんともいえない鄙びた雰囲気。昭和レトロというか懐かしい
風景です。古き良き時代の雰囲気を醸し出しています。昔からの旅館や、地元の土産物
を売るお店、ちょっとハイカラな喫茶店などがあり、散策が楽しいところです。
人通りが少なくて静かです。地方の温泉街にありがちな猥雑な雰囲気がなくていい
ですね。1軒だけネオンがチカチカしている店(大衆娯楽場)があり、なんだろうと
思ってドキドキしながら(アホ)見に行くと・・・
健全な?ゲームセンターでした。昔ながらの射的もあって、浴衣姿の親子連れが
楽しんでいました。いやぁ、のんびりしたムードですね、ここは。
その近くにはレトロな雰囲気の、ガラスの照明器具を売る店がありました。
再び川を渡って対岸に戻り、宿泊している旅館と反対方向に少し歩いていくと、老舗
の温泉旅館が軒を連ねていました。歴史のある由緒正しい旅館のようです。こういう宿
に泊ってみたいですね。たぶんオッサン一人では泊めてくれないだろうけど。
夕方の散策を終え、宿泊旅館に戻ります。依山楼岩崎さんは大規模なホテルなので、
温泉情緒は味わえませんが、食事と大浴場が自慢の高級宿のようです。Go to トラベル
のお蔭で少し安く泊まれました。三朝温泉で「食事つきで一人でもOK」というところ
は少ないので、有難いです。
旅の疲れを温泉で癒してから、楽しみな夕食です。続きは明日!
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