いきなり鳥取県 ⑤三朝温泉の朝
三朝温泉:依山楼岩崎さんに宿泊した翌朝、散歩がてらに「河原風呂」に入りに
行きました。日の出は6時30分過ぎ、まだ少し暗いうちなら人通りも少ないかなと
思って行きますと・・・
確かに人通りは少なかったのですが、お風呂には爺さんが2人。しかも地元の方、
常連さんのよう。自分ちのお風呂のようにリラックスし過ぎです。なんとなく入り
にくかったので、しばらく周辺を散歩をしてきましたが、戻ってきてもまだお湯に
浸かっています。爺さんたち、ホンマ長湯だな。まぁ仕方がない、入るか。
脱衣所はあるものの、かなり開放的。というか、川と反対側に建ち並ぶ家からは
丸見えですがな。橋の上からでも角度によっては見られてしまいますね。しかし、
ここまで来たからには意を決して入浴します。一応掛湯をして、体を洗ってから、
ざぶん。はぁ~、いいお湯加減です。こりゃ長湯したくなるのも分かるわ~。朝は
外気が少しひんやりするので、体は温まりますがのぼせることがありませんね。
手前はぬるめの湯、奥が熱めの湯です。蛇口から温泉がふんだんに注ぎ込まれて
いますし、湯船は思ったより清潔でした。あまり入る人がいないからかな?わりと
大きめで、合わせれば10人ぐらいは入れそうな感じ。そのうちに、爺さんたちが
上がってしまったので、思いがけず独り占め状態になりました。
その後は誰も来ませんでしたので、清々しい空気のなかで三朝川の流れを眺めな
がら、足を延ばしてゆっくりできました。結局私が上がるまで誰も来ませんでした。
旅館の朝ご飯の時間だからかな?
誰もいなくなったので、お湯から上がってちょっと記念撮影。
今回はノエル(別名ミュジニ)ちゃんも連れてきました。アホう!(by妻)。
ちょっと湯気で曇っていますね。
さて、人通りが多くならないうちにそそくさと旅館に戻って朝食です。夕食と同じ
個室で。朝ご飯も結構充実しています。白イカの刺身や、茶わん蒸しなんかもついて
います。ワサオの右側にあるのが地元の倉吉豆腐です。ちょっと硬めで素朴な味。
朝ご飯を食べた後は、旅館のお風呂に入りに行きます。左・右2つの風呂ゾーンが
日替りで男女入れ替わるので、2日目の朝は左側のゾーンが男性用となります。
朝はなぜか人が少ないですね。遅い朝食の時間だからでしょうかね。写真は旅館の
HPから借用いたします(お礼に宣伝です)。
<左の湯>のメイン露天風呂、逢水の湯です。かなり広々として開放感があります。
奥には水車が見えます。その手前は円形の歩行湯となっていて、立ったまま胸元
までお湯に浸かってゆっくり歩いていくことができます。これは意外に気持ちいい。
近くには寝湯もあります。全裸で仰向けになるのはちょっと恥ずかしいですが、
ポコポコと気泡が出てきて体をマッサージしてくれますのでリラックスできてとても
快適です。これは癖になりそう・・・
そしてこれ ↓ が、石段を登っていく「投入堂洞窟風呂」です。
崖の中腹に岩をくり抜かれて作られていて、三朝温泉の近くにある国宝「三徳山・
投入堂」を模しているものだそうです。(時間がないのでそこには行けず。)
写真の奥に写っている木の扉を開けると、ワイルドな洞窟風呂が広がっています。
簾の下には、先ほどの逢水の湯の露天風呂が見えます。
いやぁ、多彩なお風呂が楽しめていいですね。ラジウム蒸気風呂や大浴場もあり、
温泉好きには満足です。当然ながら泉質も良く、入浴しているだけで肌がスベスベ
してきます。ちょっとした擦り傷くらいなら治ってしまいそうです。また湯加減が
いいんだよねぇ。熱くもなく、温くもなく。長湯しちゃいそうだな・・・
しかし、私の旅行では長逗留することはありません。9:30発の送迎バスに乗って、
倉吉駅まで急ぎます。あ、その前に・・・
Go To トラベルでもらったクーポン券(6,000円)を使い、旅館の売店で鳥取県
のお土産を買いました。お土産代がタダなんて申し訳ないけど、すごく得した気分。
左上から、素朴な土地持ち、ちゃう栃餅(餡子入)、しじみ佃煮、鳥取銘菓「因幡
の白うさぎ」、下段左から二十世紀梨の丸絞りジュース、二十世紀梨のシャーベット、
地元の伝統工芸「倉吉絣(かすり)」のハンカチ、白桃と二十世紀梨のゼリー、最後
に「のどぐろ」の干物です。二千円分クーポンが余ったので、昨日の夕食で追加注文
をした鳥取の北条ワインの支払いに充てることにしました。これで使いきりました。
さて、そうこうしているうちに送迎バスの出発時間になりました。よかったなぁ、
三朝温泉。もうちょっと時間があったら温泉街をブラブラして湯の町風情を楽しめる
けど、やっぱり私は先を急ぐ人。(単に落ち着きがないだけちゃうか?by妻)
この後は、倉吉の旧市街を探訪します。
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