Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

ベランダの花 と 今月のワイン

  11月になりましたが、このところ穏やかで温かい日が続く関東地方南部。ベランダの
 花もこの時期にしては賑やかになりました。
  この秋は花が咲かないかもしれないと危惧していた、赤と黄色の二色の入り混じった
 バラ「モーリス・ユトリロ」君が無事に開花しました。秋の花は少し小さめで、花びら
 が少ない感じですが、やっぱりゴージャスな花ですので目立ちます。

   

  太陽が昇ると、花がぱあっと開いてきます。このバラはカイガラムシにやられたり、
 黒星病(阪神タイガースの持病か、アホ)にかかり、樹勢が衰えて枯れてしまった枝が
 多いのですが、毎回新しい枝が出てきて復活してくれます。これからもよろしくね。
 (その前に、ちゃんと手入れをせんかい!by妻)

      

  黄色いミニバラのマンダリーナ・コルダーナも控えめな小さな花をつけ始めました。
 このバラも黒星病で葉がすべて落ちてしまうことがありますが、しばらくたつと復活し
 てきます。凄い生命力ですね。(だから、ちゃんと手入れをせんと。by妻)

  この暖かな陽気のおかげで、夏の花もこんな季節に咲き始めましたよ。
  ブーゲンビレアがわさっと固まって咲いてきました。

    


  30年近く生き延びている赤いハイビスカスが、かなり小さめの濃い色の花をつけま
 した。葉っぱは黄色くなりかかっていますが、まだまだ元気なんですね。

 
  皇帝ダリアもたくさん花をつけてきましたが、あっちこっちに向いてバラバラに咲く
 ので、いい写真が撮れません。(そんなん知らんわ。by皇帝ダリア)


  ところで今日はプロ野球のポスト・シーズン、クライマックスシリーズ第一ステージ
 の初戦(2位チームと3位チームのプレーオフ)でした。われらが阪神タイガースは、
 巨人の菅野投手の前に打線が沈黙して完敗を喫しました。阪神の先発高橋ハルトも良く
 投げましたが、1点取られたら負けでは投手が気の毒です。明日負けると阪神は、次の
 ステージで待ち受ける1位ヤクルトへの挑戦権を失います。なんとか頑張ってくれい!


  そうそう、ネットで注文していたワインが届きました。普段の週末飲みはこのように
 お買い得ワインをGETしております。さて、今月のワインは・・・

  じゃーん。(今回もアホ) 今回はちょっとドイツ・イタリアモノを混ぜてみました。
 左から、まずドイツワインが二種類。ひとつめはライン川中流のラインガウ地方の銘酒「シュタインベルガー」のリースリング2018年です。ドイツの甘口ワインは、残留糖分の
 レベルに応じて細かい階級に分かれますが、これは最も格下のQbA(クーベーアー)と
 呼ばれるクラスで、ほんのり甘口といったところ。生産者はこのシュタインベルガーと
 いう著名畑を単独所有するクロスター・エーベルバッハ醸造所です。
  お次はドイツ南西部プファルツ地方の気鋭の生産者フリードリッヒ・ベッカーさんの
 造るリースリング種とゲヴュルツトラミネール種の混醸の白ワイン、年号は2020年です。
 ゲヴュルツ・・・は辛口リースリングとともにお隣フランス・アルザス地方の代表品種
 で、独特の香りと複雑な味なのですが、リースリングと混ぜちゃって大丈夫なの?
 どんな味か楽しみです。


  続いてブルゴーニュの赤2つ。どちらもブルゴーニュに住む日本人醸造家、仲田晃司
 さんのリリースするワインです。白いラベルは、仲田さんが仕入れたワイン(つまり、
 他人が造ったワインを樽ごと選んで瓶詰するネゴシアン方式)で、1998年とかなり古い
 ワインです。ブルゴーニュの生産者の一部では、長期間ワインを樽で寝かせていること
 がありますので、仲田さんはそういったものを探して試飲し、これはいいと思ったもの
 を買い付け、自分のラベルで販売しています。ラベルに書かれた「天・地・人」という
 漢字は、ブドウ栽培・ワインづくりにはこの3つの要素がとても大事であるという仲田
 さんの思いを表現しているものです。(フランス人には読めんのちゃうか?by妻)
  真ん中のオレンジ色のラベルは、収穫・醸造されたばかりのワインを購入して樽熟成
 をさせてから販売する通常モードのワインです。どちらも最も安価なA.Cブルゴーニュ
 クラスですが、1998年のレア・セレクションは2,730円なのに、2017年のノーマル版は
 なんと3,344円です。最近のワイン価格の高騰の影響があるのかもしれません。
  そうそう、仲田さんの醸造所は数年前にNHKで特集されてテレビ放送されましたので
 御覧になった方もいらっしゃるかもしれません。あの後、日本で急 に売れ出し、価格も
 残念ながら少々上がってきました。


  その隣の赤い蝋のキャップシールがされたワインは、この中では特別な高級品です。
 南アフリカの優秀な生産者として近年名をあげてきた「クリスタルム」のワインです。
 品種はピノ・ノワール、フランスのブルゴーニュ赤ワインに使われる人気の品種です。
 しかも、日本国内には雀の涙ほどの量しか入荷せず、幻のワインになりつつある畑名
 付きのワイン「ボナファイド」です。ようやくGETできました。年号は2020年で、
 価格は6,930円です。これはしばらくセラー(か冷蔵庫の野菜室)で保管かな。


  その次の青いラベルは、南イタリア・アマルフィの白、コスタ・ダマルフィ(その名
 もアマルフィ海岸)です。近年リゾート地として人気の場所ですので知名度は抜群。 
 年号は2020年で価格は2,805円。ミネラル分が多くて強烈な塩味がする、とショップの
 紹介文に書いてありましたが、どんな味なのかは飲んでみないとわかりません。


  最後は安定感のボルドー。シャトー・カプ・ド・フォージェールの2011年。メドック
 などの著名な産地ではなく、コート・ド・カスティヨンという、どこだよ、それ?的な
 場所で造られるため、とっても安いのですが品質は確か。コスパ抜群の1,690円です。
 いくらあまり作柄の良くない2011年とはいえ、いいのでしょうか?この値段で。
 
  南アフリカのクリスタルム以外は、これから週末に開けていきたいと思います。
  3週間はもたせないとね・・・(どうやろな・・・by妻)