喪中はがきが届きます・・・
このところ、1枚2枚とパラパラと喪中はがきが届くようになりました。オッサンは
妻を亡くして以来、もうほとんど義理の年賀状10数枚しか書いていないのですが、それ
でもこうやってオッサンにも喪中はがきが届くのは、年賀状を遠慮するという意味だけ
ではなく、「大切な方が亡くなったことを知らせる」という意味もあるのでしょうね。
しかしオッサンの年代になりますとほとんどの方が、「父が亡くなりました」「母が
亡くなりました」です。90歳を越えてお亡くなりになった場合も多く、そのような時
にはお悔やみを申し上げると同時に、お疲れさまでしたという気分になります。それは
ご本人にも、その方を支えて来られた周囲の方々=喪中はがきを送られた方に対しても、
です。大変悲しい出来事ですが、いずれは順番に遭遇することではありますからね・・
こんなことを書いていると、やっぱり妻が亡くなった後に喪中はがきを出したことを
思い出します。妻は46歳で亡くなりましたが、葬儀・告別式にはご案内できなかった
けれども、ご連絡をしておかなければならない方々(遠方に住む妻の昔のご友人など)
には喪中はがきを出しました。妻に年賀状を送ってくれていた方にもお出ししました。
今だから言えますが、当時はものすごく辛かったことを思い出しました。
「なんでこんなことをしなきゃいけないのか」・・・夫の義務でしょ、それは。と
今では普通に思えますが、当時は喪中はがきの宛先を書くたびに、情けない思い、悔し
い気持ち、やり場のない怒りを抑えることができませんでした。この若さで亡くなった
妻が気の毒でならないという気持ちと、それを知らせる相手から同情を買いたくないと
いう変な強情があって、もやもやしました。きっと、今年に愛する配偶者や身内の方を
亡くされた方々は、似たような状況に直面されているのでしょうね。くじけないで!
そんななか、妻の友人(虎屋の羊羹を送ってくださった方)からメールで連絡があり、
妻と音大の寮で一緒だった方が亡くなられたとの報告がありました。やはり喪中はがき
がご主人様から届いて、初めて知ったそうです。妻の同級生だから、55歳だろうと思い
ます。妻の友人の方とは同郷で同じフロアで、妻とはフロア違いだったようですが同じ
ピアノ科で知り合いだったようです。妻の友人も、亡くなられた事情は分からないとの
ことですが、妻にも知らせてほしいと私にメールをしたとのことです。妻には「早見優
に似た感じのひと」といえばわかるということでした。(なんのこっちゃ)
ということで、妻の仏壇に向かい「早見優に似たお知り合いの方が、そっちに行った
らしいで。また仲良くしたってな。」と語りかけました。(オッサンもアホみたいやね)
私自身は存じ上げない方ですが、まだ若いのにご本人にも残されたご家族にもお気の毒
で、誠に残念です。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
そういえば、妻が亡くなった後、妻のご友人がもう一人亡くなっていたことを思い出
しました。お互い結婚後も毎年の年賀状のやり取りをしていたので、妻が亡くなった時
には私から喪中はがきを出し、ご丁寧なご返事をいただいたことを記憶しております。
妻曰く、その方はとても穏やかなのんびりとした方だそうで、年賀状の家族写真を見て、
「●●ちゃんちはほのぼの家族やなぁ~」と妻の友人に言っていたそうです。その方は、
妻の亡くなった数年後に病気で亡くなられたそうです。みんな、まだ若いのに早すぎで
すよ。でも、一番悔しいのは本人なんですよね。
あぁ、喪中はがき一枚で、いろいろなことを考えてしまいました。気分転換に・・・
ストックとラナンキュラスの背が伸びないなぁ。鉢が浅すぎたんだろうか・・・
今日は天気が良くてモーリス君が全開。あ、撮影しているオッサンの影が!(アホ)
ローラちゃんも負けじと頑張って咲いています。花がだいぶ重くなってきたので、
もうそろそろ散り始めるかもしれません。
昨夜、ようやく妻のクリスマスツリーを押し入れから引っ張り出してきましたが、
その後やる気が起きず、裸のまんま。(ここまで来たら、早うやらんかい!by妻)
このままだと、なんだか間抜けな感じですね。今週末に気合を入れて飾ろう。
(ぼやぼやしてるとクリスマスが終わってまうで!by妻)
大相撲カレンダーがもう一つ違和感を助長しているな・・・ちょっと外すか・・・
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