ジャンプ週間で小林陵侑選手が総合優勝!
ちょっと時間がたってしまいましたが、スキー・ジャンプ伝統の年末年始のドイツ・
オーストリアジャンプ週間の第三・四戦が、オーストリアのビショフスホーフェンにて
開催され、4戦合計の総合得点で見事に小林陵侑選手が優勝を果たしました。
なぜ今頃書くのかというと、今日になって録画した放送を見てコーフンしているから
ですな、オッサン。(ホンマにおこちゃまやの~ by妻)
第三戦のインスブルック大会は悪天候のため中止となって、独特なベルク・イーゼル
のジャンプ台では残念ながら競技が行われず、第四戦の会場ビショフスホーフェンにて
変則的な二連戦を行って総合優勝を争うことになりました。ビショップの台は、助走路
が長くて緩やかでちょっと普通の台と違うので見ていても面白いです。
小林陵侑選手は第三戦にも勝利し、自身二度目のジャンプ週間完全制覇(グランド・
スラム)に王手をかけていましたが、第四戦は5位に終わりました。地元オーストリア
のダニエル・フーバー選手が優勝し、一矢を報いた格好になりましたが、4戦合計での
総合得点では小林陵侑選手が圧勝で、2018-19シーズンに次いで2回目の総合優勝を果
たしました。凄いです。
総合優勝者に贈られるゴールデン・イーグルを手にした小林選手、おめでとう!
小林選手は2018-19年シーズンに完全制覇を経験済みですが、もし今回もグランド・
スラムを達成していたら史上初の快挙でした。ドイツ・オーストリア・ジャンプ週間は
70年以上の歴史を誇る大会で、元々はジャンプ強国のドイツとオーストリアの対抗戦と
して始まった、ドイツ・オーストリアの人たちにとっては特別な大会です。現在では、
FIS(国際スキー連盟)主催のワールド・カップのシリーズの中に組み込まれていて、
世界のトップ選手が参加する大会になっていますが、ワールドgカップより歴史が古く、
ステイタスは上と目されています。ここで勝つことは、ジャンプ選手にとっては五輪の
金メダルと同等の価値があるとみなされているそうです。
グランドスラムは逃しても、二度目の総合優勝を成し遂げた小林選手の活躍は素晴ら
しいの一言です。現時点で間違いなく世界のトップの実力といえるでしょう。この調子
を、来月のベイジン五輪まで続けて、ぜひ悲願の金メダルを獲得してほしいと思います。
というか、本来ならその前の1月下旬に札幌・大倉山でのワールドカップ大会があって、
その雄姿を日本でも見られたはずですが、新型コロナのせいで2年連続の中止になって
しまいました。残念です。来年は日本で見られるといいのですが・・・
ちょっと今回はウインタースポーツ・オタクの記事でスミマセン・・・
(私も昔、大倉山まで付き合わされたわ~寒いのに・・・ by妻)
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