Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

バイデンの敗北

 良い悪いは別にして、バイデンが完璧に敗北した。ブリンケンの会見は、米国は 
 無能ですと、全世界に宣言しているようなものだと、米国人も気づいた。これで
 中間選挙の民主党の敗北は避けられない。
 もう少しマシな、つまりヤンキー魂を満足させそうな人が次の大統領になるはず。
 そしてゼレンスキーは自らの身の危険と、欧米の本音を悟り、非武装中立を条件
 に降伏すだろう。しかしその条件はプーチンが決めるので、クラマトルスクと
 マリウポリの放棄はもちろん、ロシア国境から一定範囲の領土を割譲せざるを
 得ない。ハルキウとキーウ、ドニプロがロシアと向き合う場所になる。オデーサは
 ロシアが奪うだろう。次は危機感を覚えたリビウが焦点になる。リビウは元はポー
 ランド、しかしポーランドは自らが当事者にはなりたくはない。
 ウクライナが親ロシアを演じざるを得ず、それに耐えられない人たちがアクション
 を起こした時、プーチンがそれをどう取り扱うかで、次の危機が訪れる。リビウを
 西側にくれてもいいなら、西側はそれを穏便に行うしかない。プーチンの発言から
 すると、ロシアと相容れないウクライナ西部にはこだわりがないかもしれない。
 しかし、そうでなければポーランドもバルト三国もNATOに出動要請を出す。NATO
 はこれらの国を防衛する義務があるのだが。