Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

1月2日:箱根駅伝とドイツ・オーストリアジャンプ週間・・・

  今日は一日どこにも行かず、なんにもしない日。あ、でも洗濯はしたな・・・
  朝の8時から恒例の箱根駅伝をテレビで観戦。最後まで見ましたが、今年はなかなか
 見ごたえがありました。  

  1区の学連選抜の選手の独走(最後は捕まっちゃったけれど)にはびっくりでした。
 2区のエース対決:抜きつ抜かれつの三つ巴、手に汗握る意地と意地のぶつかり合い!
 中央大学の吉居選手が、日本を代表するランナー駒澤大学の田澤選手をかわし、区間賞
 とトップの地位を守りました。これは最後までわからないぞ・・・


  4区のヴィンセント君の大記録(59分59秒の記録が、後から1時間00分00秒に訂正
 されていた。意地悪なことするなぁ。)もあり、最後は山上りでエキサイト・・・結局
 今年最強チームと言われる駒澤大学が往路優勝を達成しました。おめでとうございます。

       


  選手の皆さん、お疲れさまでした。監督、裏方さん、控え選手の皆さん、運営や警備
 の方々にも感謝ですね。そういえば去年は、箱根のゴール付近で観戦したんだよなぁ。


  これ ↓ は昨年の写真。往路優勝の青山学院大学の選手の力走。めっちゃ早かった。

  
  明日の復路、総合優勝はどうなるのか楽しみです。駒澤大学が、今年の3大レースを
 完全制覇(全日本、出雲、箱根のグランドスラム)か、昨年の覇者青山学院が原監督の
 「大作戦」で大逆転を果たすのか、それとも古豪中央大学が久しぶりの王座奪還を成し
 遂げるのか・・・
  そういえば今年は立教大学が55年ぶりのエントリーとのこと。オッサンの出身大学は
 全く音沙汰無しだなぁ・・・一回は箱根で走るのを見てみたいけど、無理かな・・・


  箱根駅伝をテレビ観戦しながら、お雑煮を食べました。二人前なので、妻の分もね。
 でも結局一人で食べることになりますので、ちょっと多過ぎ。朝・昼兼用にしました。
  金沢の料亭浅田屋さんのお雑煮です。美味しいけど値段が高い・・・一杯800円!

    

  紅白の丸餅、エビ、鶏肉、大根とニンジン。そこに蒲鉾を足しました。


  夜はケーブルテレビで録画しておいた、これまたお正月恒例のドイツ・オーストリア・
 ジャンプ週間の第2戦目、ドイツ・バイエルン州のガルミッシュ・パルテンキルヒェン
 (言いにくい)大会を観戦しました。
  このイベントはスキー・ジャンプのワールドカップよりも歴史が古く、ドイツとオー
 ストリアの対抗戦として長い歴史を誇っています。ドイツで2戦、オーストリアで2戦
 の4試合、合計8本のジャンプのトータル得点で総合優勝者を決めるのですが、4戦の
 会場が異なるジャンプ台なので、勝者が入れ替わることが多いのです。しかし・・・


  この伝統あるジャンプ週間で、4戦すべてでの優勝(グランドスラム)を成し遂げた
 選手が歴代2人います。一人はオッサンが大学生くらいの頃に活躍したドイツの伝説的
 名選手(東ドイツ出身)のスヴェン・ハンナヴァルトさん。そしてもう一人は、我らが
 小林陵侑選手なのです。小林選手は昨年も第3戦まで優勝を続けていて、最終戦のビシ
 ョップで勝てば、史上初めての2回のグランド・スラムを成し遂げるところでした。
 最終戦こそ勝てませんでしたが、2回目の総合優勝を達成していました。


  しかし日本人選手が活躍した翌シーズンは例外なくルールに変更があります。今シー
 ズンも軽くて小さい日本人選手は板の長さが短くされてしまい、ここまで絶不調に陥っ
 てしまっています。ひどいやん、国際スキー連盟(FIS)!


  こんなところ ↓ から飛ぶんですよ・・・命がけですよね。そういえばジャンプ競技は、
 北欧のノルウェーで昔、罪人の刑罰として採用されたということでした。死刑囚を台の
 上から飛ばせ、命が助かったら無罪という・・・たぶん失敗したら死んでしまったのだ
 と思います。ひどいよな~ 


  今では命がけには変わりがないものの、ウインタースポーツの華として人気抜群です。
 (ドイツとオーストリアではな・・・by妻) 見てください、この大観衆!


  大観衆で埋め尽くされた会場に向けて、小林選手がテイクオフ! 苦しい戦いが続き
 ますが、ルール変更に負けずに頑張ってほしいです。この日は19位・・・がんばれ!


  この日は地元ドイツ勢はパッとせず、対抗戦のライバルのオーストリア勢は上位10位
 までに4人が入ったものの、優勝どころか表彰台にも届かず・・・それもそのはずです。
 トップスリーは化け物級の大ジャンプで桁違いでした。
  3位はポーランドの敬虔なカトリック信者のダヴィド・クバツキ選手、2位はちょっ
 と今風の兄ちゃん:スロヴェニアのアンシ・ラニゼク選手。そして栄えあるウィナーは
 ノルウェーの若手、グランネルー選手でした。(真ん中の本人よりも、右にいる髭面の
 オッチャンの方が目立っていないか?by妻) 髭がご自慢のヨハンソン選手ですね。

  グランネルー選手、ゴールの後はなぜか東洋風の瞑想です。(これ、漫画の読み過ぎ
 ちゃうかな・・・by妻)


 あ、よく見るとイケメンですね。婚約者?も映像で写っていましたが・・・

  実はグランネルー選手は第1戦のオーベルストドルフ(きよしこの夜の生まれた町)
 でも勝っていますので、ジャンプ週間2連勝です。このままグランドスラムを目指して
 突っ走るのでしょうか? それとも好調なポーランド勢や、本家本元ドイツとオースト
 リアの選手が逆襲するのでしょうか?
  日本選手には厳しい戦いが続きますが、ルール変更に負けずに頑張って!
 (正月早々から、どマニアックな記事になっとるやん・・・by妻)


  今日の夕食は冷蔵庫の残り物。しかしワインは開けますよ(アホ)。ブルゴーニュの
 名門ルイ・ジャドさんのブルゴーニュ赤、バッカスさん第二号です。熟成してトロトロ
 のチーズと合わせました。思わず自分で「いいね」してしまいそうでした。(アホ²)

    

 さぁ年末年始休暇も残りあと1日。明日は何をして過ごそうか・・・