Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

強風の中、スーパーに買い出し、そして今日の花たち・・・

  GWも終盤にさしかかり、なんとなく寂しさが漂ってきます。
  能登半島では最大震度6強の大地震があって心配ですが、関東地方はここ2日は強風
 が吹き荒れて、晴れていても洗濯ものや布団が干せない状況です。困った・・・
  明日は関東地方は雨の予報でしたので、今日のうちに3日分の買い物をするために、
 駅前スーパー(TOQストア)に行きました。2日分の食事と、月曜日の朝食、そして
 ちょっと暑かったので家庭用アイスクリーム(3割引き)も購入しました。季節の果物の
 コーナーでは、もう早くもスイカやサクランボ、ビワ、懐かしい宮崎のマンゴーなどが
 売り出されていましたが、値段を見たらドン引きです。まぁワインよりは安いかもしれ
 ませんが・・・(2,500円のワインはホイホイ買うのに、2,500円のサクランボやマンゴ
 ーには手が出ないオッサン・・・ヘンタイやな、やっぱり。by妻)


  今日のベランダは、強風のため軒先に置いてある植物以外は暴風の洗礼を受けて一日
 中耐えていました。つるバラのピエール君が心配でしたが、なんとか折れずにすみまし
 た。本当に枝からポキっと折れてしまうのではないかと言うほどの暴風でしたからね。

     

  何だか真ん中が寂しいね・・・きちんと誘引をしなかったから、美しく仕立てられま
 せんでした。プロの方のお庭とは比べようもないけど、まぁいいか。(よくない。by妻)


  花が開く前はかなり濃いめのピンク色ですが、全開になると淡いピンクになります。

      


  参考までに、妻が育てていた頃のピエール・ド・ロンサールです。オッサンの手抜き
 とは大違いでせっせと手入れをしていましたからね・・・
 (同じバラの花とは思えんやろ。少しは見習ったらどうや? by妻)

  たぶん50個くらいの花が一度に咲いていたと思います。こうして見るとスゲェな・・・
 (これも私の手入れのお陰やで、エッヘン😄。オッサンは足元にも及ばんやろ。by妻)
  まぁ確かにこれと比べると、オッサンのデタラメぶりがわかろうというもの・・・😓  


  得意満面で、「写真を撮って!」と言うので、渋々撮影したオッサン・・・

   

  この何気ない日常が失われて、もう10年になろうとしています。こんなことがあった
 のが、もう信じられないくらい遠い昔のことになりました・・・この10年間は失うもの
 ばかりだったな・・・(特に頭髪やな、オッサンの場合。by妻 ・・・あのね。by私)


  気を取り直して、おぉ! 一日でポール・リカード様が咲き始めました! ん? ただ
 ちょっと外側の花弁が傷んでしまっているのが残念・・・繊細な品種のようです。

    


  そして今やわがベランダで一番の古株、モーリス・ユトリロ君の二番手の花が開き始
 めました。やはりこのツートンカラーは楽しいです。

 


  残念ながらこの2日間の強風で、ジャカランダやクレマチスなどの花が散ってしまい
 ました。それに比べるとバラの花や、ペチュニアやパンジー、ガーベラはびくともしま
 せんね・・・さすがの強靭さです。


  さて、日も暮れてきたので今日の夕食と今日のワイン・・・

    

  ピンク色の芍薬は2日前にスーパーで購入したのですが、真ん丸の蕾だったのが僅か
 2日で全開になりました。立てば芍薬、座れば牡丹・・・(私の事か?by妻)


  GW終盤のスーパーは賞味期限間近のお買い得品がたくさん。(それが狙いか。by妻)
 ちょっと薄めだけれどヒレステーキが20%OffでしたのですかさずGET。しかし薄すぎ
 たので、つい焼き過ぎてしまいました。😓 2日連続して焼き過ぎの失敗とは・・・
  ついでに購入したヤリイカのフリット、今が旬のようです・・・お刺身も売っていて
 そそられたのですが・・・ステーキと一緒にはできないので断念しました。
(つぅか、ステーキなのにご飯と味噌汁かい!by妻。はい、ちょっと今日はご飯が食べた 
 くなりましたので・・・オッサンがお気に入りの新潟産の新之助です。)   
   ということで、ステーキにはナイフとフォークを使い、ご飯と味噌汁はお箸で頂くと
 いう訳のわからない食事風景😆・・・(アホ)


  そしてワインは、GWなのでちょっとセラーから引っ張り出してきたボルドーです。
 2008年の第四級格付、シャトー・ブラネール・デュクリュです。この2008年から2010年
 くらいが日本円が強かったこともあって、おそらく史上一番安価にフランスワインが購入   
 できた時代だったと思います。念のため購入時の価格を調べたら、なんと3,480円 !   最新
 ヴィンテージでは8,800円なので、倍以上になっていますね。でもこれはまだ「かわいい 
   方」です。15年前と比較をしますと、ブルゴーニュは3~10倍、ボルドーでは3~5倍が
 相場となりました。


  抜栓したては、全く香りが感じられません。いわゆる「閉じた状態」です、あぁ、また
 早すぎたか・・・ボルドーの赤ワインは、若いうち(5~6年目)は果実味が豊富なので
 特に最近の柔らかな造りですとかなり美味しく感じられるのですが、8~20年目くらいは
 果実味が失われ、酸味とタンニン(要はシブくてスッパイ)が目立ち、香りが全く立たな
 いという引きこもり状態になることが多いようです。このワインはまさしく、その状態。

      

  しかし、ちょっと待った。渋いのではない、苦いのです。安ワインはシブいけれど、
 造りがきちんとしたワインは「苦い」のです。この違いは大きい。そう、ビターチョコ
 レートのようなコクのある苦さが感じられます。そして、酸も豊富にあるので立体感と
 いいますか、奥行きが感じられます。足りないのは果実味と華やかさですが、おそらく
 あと10年ほどすれば、再び開き始めて果実ではなくてフローラルな香りが出てくるもの
 と思われます。その予感はしますが、今は全く香りが立たない・・・なだめてもすかし
 てもご機嫌が直らないのです・・・うわ~。絶賛閉じこもり中ですが、ポテンシャルの
 高さはさすがのブラネール様。格付ボルドーで5本指に入るお買い得シャトーです。


  そうそう、1990年~2010年頃にかけて世界中のワインヲタクたちのバイブルとなった
 米国のカリスマ・ワイン評論家、ロバート・パーカーJr氏の大著「ボルドー」を購入した
、オッサン、その100点満点で評価するワインの得点を頼りに、ボーナスや残業手当(昔は
 フル支給でした)でボルドーワインを買い求めていました。
  しかし、パーカー氏が「飲み頃」とする10~12年目くらいに、タイ米ちゃう、大枚を
 はたいて購入した高級ボルドーを抜栓すると、まさにこんな感じでした。え~全然美味
 しくないやん! シャトー・ラトゥールやシャトー・モンローズといった、強烈なタン
 ニンを持つワインはなおさらでした。どうなってるのよ、パーカーさん!🤒

       

  数年後ようやくオッサンは悟りました。米国人のパーカーさんと、日本人のオッサン
 では、好みが違うと言いますか、味わいに対する感じ方が全く違うのですよ~
  要は、デミグラスソースやアメリケーヌソース、クラムチャウダー、さらにハインツ
 のケチャップで育った米国人と、お味噌汁やかつおだし、昆布だしで育った日本人とで
 は「美味しさ」や「飲み頃と感じる状態」の基準が違うのですね。
  
  ・・・なんだかんだ言っているうちに抜栓後3時間経過。ちょっとまろやかさが出て
 来て苦味が目立たなくなりました。あ、香りも少し開いてきたような感じです。そうか、  
 早めに抜栓しておけばよかったんだな。(後の祭りや。by妻)


  今回の体験も踏まえて再認識しました。そこそこのボルドーワインは20年経ってから
 開けるべし! (ただし、雨が多くて薄くなった年は20年以上はもたないので注意)


  どうでもいいけど、また訳の分からん記事になっとらんか?(by妻)
 あ、スミマセン・・・またまた一般の方にはどうでもいい内容でした・・・


  さぁ、明日でいよいよGWも終わりです。名残惜しいなぁ~ もう一回最初からやり
 たいな~(アホ) 残念ながら、明日は雨かな・・・