うちの田舎では早くもお盆シーズン開始・・・
ということで、朝いちばんのひかり号に乗って、実家に行ってきました。
富士山もすっかり夏の装いですね。
当たり前ですが新幹線は速い。新横浜から40分で静岡駅に到着です。
そうそう、ひかり号の自由席は外国人観光客で一杯です。ジャパンレールパスという
のかな?外国人向けのJR乗り放題パスがあるのですが、なぜだか「のぞみ号」には乗る
ことができないので、皆様一時間に1本しかないひかり号に集中するようです。のぞみ
号はほぼ10分おきにあるのにね・・・JRは意外にケチやな。まぁ、ビジネス客の需要を
満たす方が優先なのでしょうね。
先日浜松までひかり号に乗った時には、イタリア人の皆様に遭遇しましたけどね。
今日はイタリア人はいませんでした。😆
実家でお寺の和尚さんをお迎えして、棚経(たなぎょう)というお盆の最初の行事を
執り行いました。そうそう、今年は和尚さんの息子さんのデビューでした。26歳のイケ
メン君で、声は通るし申し分なし。たぶん檀家の女性陣たちが色めき立つのでは?😆
あの團十郎君をもう少し田舎っぽくした感じの好青年でした。田舎のお寺の住職さんは
町の名士でもあるので結構大変なんだろうと思いますが、がんばってほしいです。
今日の行事も母方の叔母さんと弟が付き合ってくれましたので、お昼ご飯を一緒に。
結局いつもの沼津魚がし鮨さんになってしまいました。本当は鰻屋を予約していたの
ですが、なぜか当日になって店側の都合でキャンセルになってしまったので・・・
(たぶん今日は客の入りが悪いので、儲からんと思ってやめたんちゃうか? by妻)
この後、しばらく行っていなかった父方の叔母のところを訪問。お世話になった義理
の叔父さんが昨年亡くなられ、今年が初盆なので・・・
この叔母さんは、うちの両親が何もできなかったもので、父方の祖父母の面倒を最後
まで見て、そして昨年はご主人を見届けて来た人でした。でも今はすっかり弱ってしま
い、自力では歩けないようなほどで、何もしてあげられなかったオッサンは心が痛みま
した。でも、オッサンの顔を見ると一言、「あら、太ったわね」・・・😅
オッサンは高校を卒業した後は、東京に出て好き勝手にさせてもらって、うちの親族
の中では文字通り異端児だったのですが、誰も咎めることもなく自由にさせてもらって
いました。まぁどうせ止めても聞かないと思われていたんでしょうけどね。(アホ)
・・・とまぁいつになくこんな神妙なオッサンでしたが、この後はひかり号で東京まで
逆戻り。いつものようにデタラメな日となりました。😝
品川で新幹線を降り、GINZAーSIXのエノテカさんへ・・(やっぱりな。by妻)
この日はシャンパーニュの名門、テタンジェのコント・ド・シャンパーニュ、シャル
ドネ100%のブラン・ド・ブラン(白ブドウ100%)、2011年が目玉です。
ちょっと待って、ナニコレ?
ちょっと焦がしたような香りがしますが、味わいはナニコレ?(またか・・・by妻)
しゅわしゅわと立ち上る泡が楽しいのですが、味わいは本格的な熟成した白ワインかと
思わせるようなコクのある深~い味です。イースティというのかな、燻したような感覚
がアタックにあるのですが、口に含むともう頬が緩むような美味しさ・・・ナニコレ?
そして、シュピーゲラウのシャンパングラスに、立ち上る泡が美しいですよ~
既にオッサン、前後不覚状態となっておりますが、この後はボルドー赤をグラスで。
どちらも1級格付の雄、ムートン・ロートシルトが経営するメドックの第5級格付の
ワインです。左はシャトー・クレール・ミロン2008年、右はシャトー・ダルマイヤック
の2013年です。2013年は出来があまり良くない年らしいので、早くから開いているとの
ことでしたが、本当にその通り。こっちの方が早く飲めるのは間違いない。
一方2008年のクレール・ミロンはまだまだ熟成途中で、タンニン(渋み成分)が強い
感じでした。飲み頃はあと10年先なのかなぁと。やはりボルドー赤は25年は置くべきか。
あ、そうだ。今年はシャトー・ムートン・ロートシルトが1級に格上げされて50周年
だそうです。そうか、もうそんなに経つのか・・・
昇格年の1973年は、当時の影響力は世界最大、かつ最も著名な画家・芸術家である、
パブロ・ピカソ様の作品でした。エノテカさんはリトグラフとダミーボトルを展示中。
この、エチケットに世界的な著名画家の絵を飾るというアイデアは凄い。それを発案し
た当時40代のオーナー、バロン・フィリップ・ド・ロートシルト男爵様は天才と言って
も過言ではないでしょう。
ムートンのラベルを飾った画家・芸術家と言えば、ピカソ様を筆頭に、ダリ、ミロ、
シャガール、マリー・ローランサン、ボナ、カンディンスキー、アンディ・ウォーホル、
バルテュス、そして日本からも堂本画伯とバルテュス夫人節子さんがエントリーです。
ちなみに、その世界最高ランクの芸術家にオリジナルの絵を描かせておきながらも、
その報酬はしかるべき年のムートンのワイン5ケースなのだそうです。いくらムートン
のワインが高価だと言っても、ピカソ様の作品価格にかなう訳はないですよね。でも、
その報酬でも喜んで画家たちは絵を描いたということなので、それはそれでいいのかも。
この後は、銀座の竹葉亭さんに参りました。
今日のお昼に食べるはずだった鰻が恋しくて・・・(アホ)
肝吸いも三つ葉のお吸い物も別でしたが、ウナギのお重は間違いのない逸品です。
このお店はタレをあまり使わず、素材の味を損なうことが無いように調理しています。
いや、そら美味しいわ・・・外はパリッと、中はふっくらしていて・・・あかん。🤩
結構なお値段でしたが、そら美味しいから仕方ないですね。御馳走様でした・・・
さぁて、明日からはまた暑くて蒸し暑い日々が続くのかなぁ~ 勘弁してほしい。
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