Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今日から早くも7月、ということで今月のワイン・・・

  もう定例行事となりました今月のワインです。(アホ)
  しかしもう7月とは早いですね、今年も半分が過ぎてしまったことになります。
  このところの蒸し暑さで不快指数MAX、月末は仕事がバタバタでちょっと疲労感が
 残っているので、今日はのんびりします。


  ということで、今朝さっそく届きました・・・

  今回も関空に近い、りんくうたうん内に倉庫のある優良ショップのヴェリタスさんに
 注文しました。このショップはコスパの良いワインを世界中から集めて適正価格で販売
 してくれていますので、オッサンも安心して利用しています。これからもよろしくお願
 いします。(こんなところでそんなことを言ってもな・・・by妻)


  さて今月はドイツ2本(左側)とフランス4本。
  まず左端のドイツの白、モーゼル地方の辛口のリースリングです。今やドイツは甘口
 ワインよりも食事に合わせやすい辛口の生産量を増やしています。その方が商売になり
 ますからね・・・生産者はフォン・シェーファーさん、銘柄はアンスガー・クリュッセ
 ラート、年号は2018年で税込1,940円です。1980円ではなく40円安いところがいいね。
  その隣のドイツの白は、ライン川沿いのラインヘッセン地方のシュペートブルグンダ
 ー、つまりブルゴーニュの赤ワインの品種ピノ・ノワールのドイツ系です。畑名などは
 書いていませんので、格付けのないテーブルワインですが、生産者は自然派栽培で有名
 なザンダーさんです。テントウムシのエチケット(ラベル)がトレードマークです。
 ピュアで美しいワインに仕上がっていることでしょう。年号は2018年、税込2,290円。
 (ちょいと高いですね、やっぱり自然派栽培はコストがかかるからでしょうね・・・)


  続いてフランス組です。  
  今回の目玉はボルドーの赤。格付ワインで有名なメドック地区の中ではマイナー産地
 ムーリ村の、シャトー・プジョーの2013年です。シャトー・マルゴーなどの第1級から
 第5級までの61の格付ワインには入っていませんが、その次のランクと目されている
 実力派シャトーです。2013年はブドウの出来が今一つということで(比較的)安価なの
 ですが、その分熟成も早いということなので早くから飲めるだろうと思い購入しました。
 それでも価格は税込3,850円、ボルドーもじわじわと値段が上がってきているようです。
  続く2本はブルゴーニュ。もう最新ヴィンテージの2020年は爆値上げのため手が出ず、
 少し前のヴィンテージのマイナー生産者で攻めてみました。(なんのこっちゃ?by妻)
 赤はマランジュと言う、本当にブルゴーニュの産地なのかどうかも良くわからない程の
 (失礼)超マイナー産地ですが、今やそのようなところを探さないと掘り出し物は見つ
 かりません。この生産者ドメーヌ・デュ・ボールガールさんはコスパ抜群と知っており
 ますのですかさず購入しました。マランジュ(村名)の2019年が税込2,080円という神
 のような価格。有難いとしか言いようがありません。 
  その隣はブルゴーニュの白、オート・コート・ド・ボーヌの2017年です。生産者は、
 著名なポマール村の名手ティエリー・ヴィオロ=ギュィマールさん。税込3,278円という
 微妙な価格ですが、今やこれでも十分安いと思ってしまうほどに、金銭感覚のマヒした
 オッサンです。(やばいな。by妻)


  最後は夏に向けて涼し気な1本。ロワール地方の大衆的な辛口白、ミュスカデ・セー
 ヴル・エ・メーヌの2020年。シュル・リーとありますのでブドウの皮を少々浸けこん
 で少しコクを出そうとしている感じですね。ボトルもブルゴーニュの白ワインのような
 ものを使っていますので、多少は熟成もできるのかな?価格は税込1,590円でした。
 暑い日はこういうスッキリした切れの良い辛口がいいかな、やっぱり。
 (そんならビール🍺にしとけ。by妻)
  
  そして、今月はボーナス月ということもあり、追加ワインがあります。😆(何ぃ?)

  じゃーん(アホ)。
  南アフリカと日本(北海道)から、それぞれ赤・白1本ずつの合計4本。ちょっと
 いいワインも欲しいので・・・どれもほぼ税込4,000円くらい。ちょっと頑張りました。
  
  まずは南アフリカ。どちらもティム・アトキンさんの格付で第一級の地位を堅持して
 いる有名生産者です。左端の赤はニュートン・ジョンソンさんのピノ・ノワール、ファ
 ミリー・ヴィンヤードの2021年です。これはなかなか日本では入手が難しいのですが、
 たまたまネットで発見してGETしました。タツノオトシゴ?のラベルがカワユイです。
 ここのピノ・ノワールはノーマルキュヴェを一度飲んだことがあり、美しい色と澄んだ
 味わいに適度な濃密さがあってなかなかイイなと思いました。ワンランク上の銘柄です
 ので、ちょっと期待しちゃいます。
  白はアルヘイトさんのへメルランド・ワイン・ガーデンの白。版画のような風景画?
 が描かれたラベルが面白いです。ブドウ品種はシャルドネ32%、ローヌ地方の白に使う
 ルーサンヌが25%、南アフリカの白の代表品種シュナン・ブランが25%、そしてなんと
 スペインの白ワイン品種ベルデホが13%、食用品種のマスカットが5%という、とても
 個性的なブレンドです。いったいどんな味がするのかまったく予測できません。
 これまた楽しみです。
  2本とも、ウォーカー・ベイというケープ地方の著名生産地のワインのようです。


  そしてわれらが日本ワイン。日本の気候や土壌はワイン用ブドウ栽培には適していな
 いと言われますが、古くからのワイン産地である山梨や長野、北海道をはじめ、最近は
 すぐれたワインを生みだす優秀な生産者が増え、注目度が高まっています。
  そんな優れた生産者の一つ、北海道三笠市?のヤマザキワイナリーさんの、メルロー
 とシャルドネ(バレル・フェルメンテーションという樽熟成バージョン)の2020年。
 なかなか入手困難ですが、これもたまたまネットで発見し、すかさずGETしました。
 まだ飲んだことがありませんので、とても楽しみです。
  北海道は気候や土壌がヨーロッパに似ているようですので、いいワインができる下地
 は十分にありそうですね。そこに日本人ならではの細やかで緻密な手仕事(畑とセラー
 の両方で)により、優れたワインが生まれる可能性があるのはわかるような気がします。


  さぁ、これで今月の週末も安心です。(意味がわからんわ・・・また冷蔵庫の野菜室
 が満杯になってしまうやろ・・・by妻)