2023年6月:上高地と白骨温泉の旅 ⑤白骨温泉・泡の湯に宿泊・・・
今日は白骨温泉の続きです。
白骨温泉の温泉街からさらに少し上流に、宿泊予定の「泡の湯」があります。ここは
白骨温泉随一の広い露天風呂があるので有名です。せっかくなので、一度体験してみた
いと思って、ちょっとお値段が高めだけど思い切って予約しました。楽●トラベルで、
たまたま残り一室でしたので、ラッキーでした。ここは食事もかなり良いということで
したので、これも楽しみです。
明治45年(1912年)創業の歴史のある温泉旅館です。内部は改装されていて古めかし
さはありませんが、歴史を感じさせます。
まだ時刻は4時過ぎですが、暗くならないうちに温泉を楽しみたいと思います。内湯
は熱めのお湯(奥)と普通のお湯(手前)の二種類があります。普通のお湯は、お湯の
色も普通でしたが、熱めのお湯は白く濁ったお湯で白骨温泉らしい感じです。ちょっと
熱めなので長い時間入っているとしんどいですが、なかなかいいお湯です。ぬるぬると
した感じの滑らかなお湯で、皮膚の弱いオッサンに優しい感じのお湯でした。
窓越しには小さい露天風呂もありました。こちらは男湯です。(当たり前やん。by妻)
・・・と言いますのも、この泡の湯自慢の大露天風呂は、なんと混浴なのです。男湯か
らは長い渡り廊下を昇り降りして通っていきます。そしてようやく露天風呂に出ますと、
うわぁ!(写真はネットから拝借)
白骨温泉らしい、白濁した湯のお風呂が目の前に広がっています。周囲の木々の緑を
反映してやや青みがかった白いお湯に見えます。これはかなり広いです。説明によると
一度に70人くらいは入ることができるそうですが、オッサンが来た時には2人ほどしか
いませんでしたので、ものすごくゆったりした感じでした。お湯は少しぬるめでした。
ちなみに混浴なのですが、残念ながらオジサンしかいませんでした。😆 だいたい、
混浴とはいっても女性が入浴していることは稀ですね。まぁ、だいたい夫婦とかで入る
場合くらいではないかな。オッサンは妻と混浴露天風呂に入ったことはないけれどね。
(おサルさんと一緒に入るのはいややわ。by妻)
上の写真の小屋のようなところの左側が女湯からの入口、右側が男湯からの入口です。
白く濁った炭酸系のお湯ですが、女性の場合はバスタオル利用可だそうです。
こんな感じ ↑ で、打たせ湯のようにお湯が何か所からドバドバと流れ落ちてきますの
で、ちょっと楽しい感じがします。湯量がとても豊富なのですね。周囲は木々に囲まれ、
視界が広いのでとても開放感があります。いやぁ、これはなかなかイイです。
ネットではこんな写真 ↓ もありました。どこから撮影しているんだろう? これだと
全体像がわかりますね。
この旅館は宿泊者以外にも立ち寄り入浴サービスをしていますが、その営業時間は
午前10時から午後1時までと非常に短いため、ゆっくり温泉を楽しむには宿泊する方が
良いと思います。
そして、宿泊した方がいいもうひとつ理由は、食事が素晴らしいことです。部屋食で
はありませんが、個室でサービスしてくれます。
オッサン、まずはお酒から注文しました。😆 地元長野の日本酒、大雪渓の大吟醸。
面白い注ぎ口の器になみなみと注いでくれ、写真撮影用に瓶も出してくれました。
この日の献立は以下の通りです。(手抜きやな。by妻)
和食なのですが、かなり豪華な食材を使っていて手が込んでいます。料理もこの旅館
の自慢の一つなのです。
お刺身(お造里)は信州サーモンと、ヒラメとカンパチです。こんな山の中の旅館で
新鮮なお刺身を味わえました。新鮮な白身魚の刺身は日本酒とよく合いますね~
信州の山の幸。岩魚(イワナ)の塩焼きです。鮎だと食べる部分が少ないのですが、
この大きなイワナは食べ応え十分でした。給仕の方は「骨も全部食べられますよ~」と
言っていましたが、オッサンは身だけにしておきました。素朴ですが、塩味の焼き魚は
とても美味しかった。ヤマモモのワイン煮が付いていました。
パリパリの皮を箸で破り、白身の部分だけを贅沢に頂きます。箸で身がほぐれるので、
たいへん食べやすく、きれいに頂きました。
焼き物は黒毛和牛の石焼きです。これもかなりボリュームがありました。
箸休めには、なめこおろし蕎麦が出てきました。しかも合鴨の燻製入り。お多福豆?
は女将のサービスだそうです。
ご飯はサクラエビの炊き込みご飯です。漬物の野沢菜が美味しくてご飯が進みます。
デザートはローズソルトの塩プリン🍮、メロン、小玉スイカでした。
塩プリンはとても上品なお味でした。
ということで、質・量ともに満足できる食事でした。おひとり様ではもったいない感
じがしますが、まぁおひとり様だから仕方ないよね。(何をわけのわからんことを言っ
とるんや。by妻)
夜、もう一度露天風呂にゆっくり入って、この日は早めに就寝しました。
翌日はいよいよ上高地。しかし天気予報では今一つの天気のようです。少しでも晴れ
て、美しい山々が見られるといいのですが・・・
(日ごろの行いの良し悪しやな・・・by妻)
ということで、次回からはいよいよ上高地に参ります。
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