Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

少しずつ春が近づいてきているのか・・・

  昨夜の地震には肝を冷やしました。被害に遭われた地域の皆様には心よりお見舞いを
 申し上げます。一日も早い復旧をお祈りいたします。


  さて、今日はバレンタインデーですか。コロナのせいで、いつもほどの盛り上がりは
 ないのかなと思いますが、昨日行ったデパ地下では高級なチョコレートショップがたく
 さん出店を出していました。ちらっと見たら、ベルギーの老舗ノイハウスがありました。
 ここのプラリネ(ヘーゼルナッツガナッシュ入りの定番チョコ)が美味しいんだよなぁ。
 妻と一緒だったら(おねだりして)買ってもらったと思うけど、今となってはね・・・
 若い女性たちでいっぱいの特設コーナーにはオッサン一人では近づけませんわ(苦笑)。


  さて今日は何もやることがない一日。昼には日が出てきて暖かくなったので駅前スー
 パーまで買い物に行きます。その途中に大きな緋寒桜?の木が1本あるのですが、今日
 見たらもう花が咲き始めました。伊豆の河津桜も、もう咲いているでしょうか? 
  住宅街の中にあるこの桜の木、いつも春先には通りかかる人々の目を楽しませてくれ
 ます。今年もようやく春の気配が感じられるようになってきました。

 ちなみに、こちら ↓ は河津桜です。同じように見えるけど、ちょっと違うのかな。 

  このような美しいものを見ると、なんとなく気分も上がります。駅ナカの日比谷花壇
 で小さなブーケと、フロ・プレスティージュというパリの総菜屋でケーキを買いました。
 チョコレートを貰う代わりに、妻へのお供えです。たまにはいいよね。
  帰宅してまずはケーキ。なんか、いっつもおんなじような気がするのう、●●の一つ覚
 えっちゅうやつかいな?(by妻) いいの! まぁ妻も私も好みがコレ ↓ なので。

      

    今日のワインは、ちょっと前に買っておいたボルドーの赤。
  2002年のシャトー・レ・ゾルム・ド・ペズといういいにくい名前の銘柄。格付け級では 
 ないですが、それに次ぐ高い評価を得ている実力派生産者のオールドヴィンテージです。
 20年近く前のものですが、現在でも5,000円程度。頑張ればなんとか買えないことはない
 ので、ボーナス月にネットショップで購入しました。さぁ、どんな感じかな?

  おぉ、さすがに熟成したボルドー赤ワインです。コルクを開ける段階で、既に豊潤な
 香りがたちのぼってきましたよ。コルクを抜く隙間から香りが漏れ出てくる感じです。
 これは期待できそうです。ブドウの果実ではなく、何か別のもののような香りです。
 (それでは全然説明になっとらんのちゃうか?ボキャ貧なのか、感性が鈍いのかどっち
 かやな。by妻)
  口に含むと何とも滑らかな舌触り。ザラザラしたタンニンは微塵も感じません。やや
 甘酸っぱさがありながら、コクもあってバランスが取れています。きちんと酸味があり、
 立体感というかメリハリがついています。敢えて言えば、凝縮感が少し足りないかなと
 いう感じ(偉そうに言うな!)。味の去り際にはやや乾いたタンニン(渋みの成分)を
 感じますが、気になるほどではありません。これは食事だけでなく、チーズやおつまみ
 に合わせてワインをじっくり楽しむのもよいかもしれません。
       あ、そうそう年月を経た赤ワインは、(種や皮も一緒に漬け込んでいるため)オリが
 出てきますので、注意して注ぎます。お金のある方はデキャンタという便利な道具を使
 われますが、私は持っておりませんので手酌で瓶の中を見ながらヨッと。ケチ(by妻)。


  2002年は世にいうところの「グレートヴィンテージ」ではありませんが、20年近くは
 楽しめるワインのようです。グレートヴィンテージだと値段がもっと上がってしまうの
 で、意外と狙い目かもしれません。(そうかいな、もう買わんでええで。by妻)


  バレンタインの夜に、一人で何をやってんだろうね、オッサン。
  ともあれ春はもうすぐそこですね。