また呑気にワインを飲んでいるオッサン
今週もなんとか終わりました。ちょっといろいろあって、いっぱいいっぱいで疲れた。
しかし自分さえなんとかしておけばよい私とは違って、誰かのために頑張っている方々の
ブログを拝見しますと、自分のレベルの低さに恥じ入るばかりです。お子様を育てておら
れる死別や離別の方はもちろん、何らかの問題を抱えて苦労をされている方々には頭が下
がります。私なんて、妻が居た時にはすべて妻任せの本当にただのお気楽なオッサンでし
たので、いい歳なんだから自分のことぐらい自分でなんとかしなければ恥ずかしい。
(イヤ、言うほどちゃんとしているとは思えんけどな。もうちょっと精進せいよ。by妻)
さて、昨日は思いがけずに贅沢をしてしまいましたので、今日は一日外出せず、晩御飯
も冷蔵庫の残り物でなんとかしました。久しぶりに出費ゼロの日です。
(明日、反動で無駄遣いせんようにな。by妻)
昨日スーパーで買っておいたカボチャとナッツのサラダ(私のお気に入り)と、鮭
のハーブ焼き+温野菜(カリフラワー、シイタケ、キャベツ、シメジ)です。今日の
ワインはスペインのカスティーリャ・ラ・マンチャ地方(小説ドン・キホーテの舞台
となったスペイン中部の広大な乾いた土地。はっきり言って何も無い所)の白です。
マンチュエラというほぼ誰も知らないマイナー産地ですが、この無名産地を世界に
認めさせた一人の若者、ファン・アントニオ・ポンセさんが、長い間忘れられていた
地元のブドウ品種アルビーリャ・デ・マンチュエラ100%で仕込んでいるものです。
その名も「レト」。スペイン語で「挑戦」を意味するそうです。
そもそもカスティーリャ・ラ・マンチャは安い赤ワインを大量に生産するだけの、
これまで誰も見向きもしなかった(そもそも日本に輸出されることはなかった)産地
なのですが、そこで敢えて、絶滅寸前の在来品種を復活させて白ワインを作るとは!
なぜそんなことをしたのか?この品種が作られなくなった理由が「生産性が低い=
量が少ない」という点に注目したのです。これまでは「生産量が少ない=儲からない
から良くない」と捉えられていましたが、現代では「生産量が少ない=きちんと管理
すれば品質が高くなる=高く売れる」という公式が成り立つことに、彼(ポンセ君)
はいち早く気づいたのです。さすが!
さっそく飲んでみますと・・・スペイン中部の灼熱の土地でできたとは思えない程
しっかりした酸味があります。気温の高い地方の白ワインにありがちなべっとりした
暑苦しさは皆無。むしろ豊潤な香りとくっきりとした輪郭は、高級な白ワインに近い。
アルコール度は13%なのでボディはしっかりしていますが、重さは感じません。
いや、これはかなり品質が高い。値段は約2000円。これは買って損はないです。
結局なんだかんだ言って、今日もワインを飲んでウンチクを語る面倒くさいオッサン。
(毎週こんな調子だったからな、テキトウにスルーしてたけど。by妻)
週末の土・日はまた暖かさが戻ってくるようです。何をして過ごそうかな・・・
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