沙羅ちゃん銀メダル、アキト銅メダル!
連日、気をもんでいたノルディックの世界選手権。昨日、京都ちゃう今日と、深夜に
テレビにくぎ付けのオッサン。(仕事しとるんか?平日やで。by妻)
やりました。やってくれました。金メダルには届かなかったものの、女子ジャンプの
ラージヒルで高梨沙羅選手が見事な銀メダル。男子複合ラージヒルで渡部アキト選手が
銅メダルを獲得しました!おめでとう!そして、ありがとう!
まずは高梨選手のジャンプ二本目。会心の出来栄え!130メートル超えで銀メダルを
GET! 難しい状況でも結果を出せる選手は、世界でも3人くらいしかいません。
金目鯛ちゃう金メダルのノルウェーのルンビ選手には届きませんでしたが、高梨選手
自身も自分の力を出し切ったということで、まずは良かった。
インタビューで、解説の原田さんのコメントに思わず笑顔。
そして今日、男子複合のラージヒル+10Kmクロスカントリー。
前半ジャンプで渡部暁人選手が2位、山本選手が4位と好位置につけました。
難しい条件だったので、ドイツのショッカー軍団が距離を伸ばせず、ノルウェーの
木こり軍団も今一つの出来、ただしただ一人を除いて・・・
ジャンプを終わって、いい表情のアキト!メダルのチャンス到来です。
後半のクロスカントリーは、少々残念な展開でした。ジャンプ1位のオーストリアの
19歳のランパルター選手は実力的にまだまだと思っていたのですが、2位の渡部暁人
選手が全然追い付けません。残念ながら逃げ切られてしまいました。
しかしそれは仕方がないとして、ノルウェー木こり軍団の中で唯一ジャンプが得意な
世界ランク1位のリーベル。渡部選手から15秒遅れてスタートした彼は、若いくせに
狡猾な試合運びで最後の最後で渡部選手を抜き去りました。
これまで渡部選手とトップを争った世界の選手は、皆なレース途中では交互に先頭に
立って公平な勝負をしていました。(先頭に立つのは風の抵抗を受けるので体力を消耗
します。逆に後ろについている選手は体力を温存できます。)しかし彼は、早い段階で
渡部選手に追いつくと、その後一度も先頭に立つことはなく、渡部選手が一所懸命走る
後で体力を温存していました。解説の阿部さんが、「この選手はこうやって楽をしよう
としてばかりで、決して前には出ないタイプです」と断言していた通りです。
ショッカー軍団のドイツのフレンツェルやリースレも、日本のファンには憎たらしく
て嫌な奴だけど、常に正々堂々と勝負をして実力で渡部選手に勝っていました。試合後、
渡部選手もインタビューでは淡々と話していましたが、悔しい思いを吐露していました。
解説の阿部コーチも、穏やかな口調ながら憤懣やるかたないという心情のようでした。
確かにルール違反ではありません。勝つための策の一つでしょう。しかしこれでいいの
でしょうか?ワールドカップを含めて毎回このようなやり方では、選手間でリスペクト
されるはずがありません。彼はそれでもいいんでしょうね、自分が勝てば。
まぁ世界の中でも正々堂々派の国と、どんなことをしても勝てばいい派の国(皆様も
よくご存知の某国とか)があるのは厳然たる事実。後者の奴らには、意地でも負けられ
ないですよね。この悔しさをバネに、これからも頑張れ、スノージャパンの選手たち!
スミマセンちょっとヒートアップしました。ともあれメダル獲得は立派です。改めて、
沙羅ちゃん、アキト、おめでとう。ありがとう!
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