昨日は出張、週末は巣籠り

2021/08/21 12:15

　　新型コロナの感染拡大が続くなか、わが社は出張だけでなく首都圏のオフィスに出社
　するのも事前申請が必要となり、先週からかなり規制を強くしております。お客様相手
　の営業部門に在籍するオッサンですが、既に昨年４月より可能な限り在宅勤務OKという
　かなり恵まれた環境です。今のところ仕事に大きな支障もなく、店舗型接客業や飲食店、
　交通機関、旅行関連企業の方々の大変な状況に比べますと、本当に申し訳ないくらいに
　恵まれています。有難いと思わなければいけませんね。

　　そんななか、延ばし延ばしにしてきた重要なお客様対応の期限が近づき、出張許可を
　得て昨日はピンポイントで新潟まで行って参りました。ホントは誰かに代わりに行って
　もらいたいのですが、「責任者出てこい」ですので、「権限はない見かけ上の責任者」
　が対応するのは仕方がありません・・・（なんだかとげのある表現やな。by妻）
　　
　　行きの上越新幹線は、思ったより混雑していました。まぁ通勤電車とは比べられない
　ですけどね。新潟に近づくと広々とした田園風景が広がります。さすがは米どころです。

　　新潟県内でも新型コロナ感染者は増えているようです。新潟県では新たな規制は敷か
　れていませんが、昼食に立ち寄った飲食店の入店では検温・手指の消毒が必要で、テー
　ブルには透明なシールドが設置されているなど、感染予防対策はしっかりされています。
　首都圏から来たオッサンがリスクをまき散らさないよう、短時間で黙食です。さすがに
　米どころ、御飯がめっちゃ美味しかったです。オッサンは普段からあまり食べないので、
　うちのお米も一応新潟産のコシヒカリを使っていますが、全然ちゃうわ。
　（炊き方が悪いんや。イヤ、行いが悪いんかな。by妻）

　　お陰様でお客様とも円満に話ができ、ひとまず肩の荷が下りました。
　　午後５時前には新潟駅に到着。正面の万代（ばんだい）側の駅舎は今取り壊し工事中
　で、新幹線ホームまではかなり遠回りをさせられました。地上ホームを高架に切り替え
　中のようです。
　　今は新潟駅発着のローカル線の一部が、取り残された端っこの地上ホーム（行きどま
　り式）から発着をしているだけです。これもいずれ、高架ホームに移行するのかな？
　ふと見ると、首都圏からは姿を消したと思われる昔ながらの電車が停まっていました。
　信越本線の快速電車、直江津経由の新井ゆきです。ほぼ新潟県を縦走する長距離電車
　のようですね。新幹線が通っていない新潟県内の区間を結んでいます。かなり年季の
　入った古参の車両なので、なんだか応援したくなりましたよ。頑張れ！

　　新幹線ホームには新旧の新幹線が顔を並べていました。（また電車小僧か！by妻）

　　そういえば、行きの新幹線は今時珍しい二階建ての新幹線でした。しかし、もうすぐ
　営業運転終了、近々引退するそうです。写真を撮り損ねた。（どうでもえぇやん。by妻）
　しかしPCのフォルダを捜していたら、ありました。二階建て新幹線の写真。

　　以前の出張で、群馬県の高崎まで乗車した時のものかな？
　　かつては「新幹線通勤」のために多くの方が座れるように二階建てにして８両✕２で
　１６両で運転していたこともありました。そういえばヨーロッパでは普通の通勤電車が
　二階建てになっているものが結構あります。彼らからしたら、通勤だろうと座席に座る
　のは当たり前で、満員すし詰めの中で吊革につかまって立ったまま、一時間以上かけて
　通勤する日本人は理解不能だと思われます。

　　上越新幹線は新潟が始発なので、乗車前にゆっくり夕食用のお弁当とお酒を買い込む
　ことができました。帰宅する頃には飲食店は閉店してしまう時間なので、何もすること
　がない二時間の乗車時間中に駅弁の夕食です。（お酒が多すぎじゃ！by妻）
　　エチゴビール、新潟の岩の原ワインの白ハーフ（デラウエアと甲州のブレンド）です。
　瓶のビールは新潟麦酒さんがスコットランド産麦芽を使ったものらしいです。その名も
　ゴールデンエディンバラ。あぁ２年前の夏に行った英国・スコットランドが懐かしい。

　　お弁当は量は少ないですが、なかなか豪華です。
　タラコほぐしと、とろろ昆布がのった新潟産コシヒカリの御飯の上に、ニシン甘酢漬け、　
　味付きの蒸し雲丹（ミョウバンの苦い味がしなくて良かった）、茹でエビ、鮭・イクラ、
　本ズワイガニのむき身が乗っています。ご飯もネタも酢は程々で、美味しく頂けました。
　お酒は瓶ビールは栓抜きがなかったので自宅に持ち帰りました。（アホ）