宅飲みワインをネットで注文していました・・・
今日の関東地方南部は蒸し暑くて、ちょっとダレてしまいました。これから在宅勤務
が増えそうですし、デパ地下で買い物をするのも控えようと、先日宅飲み用のワインを
ネットで注文していました。宅配便で今日の午前中に到着の筈ですが、いつも12時を
少し過ぎてから届く●川●便、今日は1時を過ぎても到着しません。ネットで配送状況を
見ると、「12:26にお届けしましたが不在でしたのでお預かりしています」と表記が!
イヤ、来てないと思いますけど、不在通知票もありませんし・・・
コールセンターに電話したら、「確認いたします」とのこと。電話を切ってしばらく
待っていたら折返し電話があり、「申し訳ありません、13:30にはお届けに上がります」
とのこと。しかしインタホンが鳴ったのは13:40過ぎでした。まぁ今日は予定がないから
少しくらいは遅れてもいいけどね・・・ドアを開けると、ヨボヨボのお爺さんが立って
いました。ワイン6本入りの段ボールを重そうに抱えて「すみません、すみません」と
蚊の鳴くような声でお詫びをしてきました。なんだか気の毒になってきて、文句を言う
気もなくなり、すぐにサインをして受け取りました。あ、クール便にしなかったので、
瓶が生暖かい!赤ワインが2本、吹きこぼれかかっていました。もう、朝のうちに届け
てくれればこんなことにはならなかったのに・・・
(この季節なのにケチってクール便にしなかったアンタが悪いんや。by妻)
しかし●川●便、最近はお年寄り?を配送員に使っているんか・・・少なくとも●川男子
ではなかったです・・・
じゃーん(アホ)。購入したワインです。
左から、スペインの北西部:大西洋岸のガリシア地方の白、リアス・バイシャスです。
葡萄品種はアルバリーニョ、キリっとして爽快な白で魚介類に合うと評判です。何より
も安い!税込み1,485円です。年号は2019年、造り手はボテガス(蔵)・カルバジャル
さん。セテ・セパスという名をつけていますが「セテ=7」ですね。直訳すると7つの
葡萄品種となりますが、この生産者の7人きょうだいを表すようです。
リアス、という単語は社会科で習った「リアス式海岸」のリアスです。やはりここも
海水の浸食でギザギザに海岸線が入り組んだ地形をしているそうです。行ってみたい!
(その前に三陸海岸に行かんとな。まだ行ったことないやろ・・・by妻)
続いてブルゴーニュの白、生産者はコント・ティボー・リジェ・べレールです。そう、
コント(伯爵)ですからね、由緒正しい生産者です。コント55号ではありません。
(なんで、そうなるの⤴? 古。by妻)
この生産者は、あのロマネ・コンティの西側(斜面上部)にある、ロマネ・コンティよ
りも小さな特級畑「ラ・ロマネ」の所有者です。かつては5万円ほどで入手可能だった
「ラ・ロマネ」ですが、今では30万円~50万円ほどに暴騰しています。なんせロマネ・
コンティが200万円しますから、このくらいの値段をつけてもいいだろうというノリ?
だと思われますが、どうぞご勝手に・・・でも、この生産者は普通の庶民が購入できる
ブルゴーニュ・ワインもリリースしているところがロマネ・コンティ社と違います。
この2016年のブルゴーニュ・ブラン(シャルドネ種100%の白)は税込み2.618円です。
お次はお馴染み、オッサンの敬愛する(歪んだ愛?)ブルゴーニュの名門、ジョゼフ・
ドルーアン社の普及品の赤、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(地域名ワイン)です。
年号は2014年、税込み3,685円です。オッサン曰く、間違いのないチョイスです。
その隣はブルゴーニュの若手女性生産者、ベルトー・ジェルべ(アメリー・ジェルべ
さん)の造るブルゴーニュの普及品の赤、オート・コート・ド・ニュイの2016年です。
丘の上の気温が低い土地の葡萄から造るのでやや熟度に欠けがちといわれますが、昨今
は地球温暖化の影響で、そんなのカンケーねぇ(これまた古・・・)と思われます。
価格は税込み3,080円です。
残り2本はボルドーです。まずは、格付けワインに次ぐ「ブルジョワ級」に指定され
たシャトー・ベロルム・トランコワ・ラランドの2009年です。ボルドーの当たり年で、
ヴィンテージ後10年以上経つワインが、なんと税込み3,630円で入手できました。これは
ステーキと合わせたい。
最後は、これもお買い得。同様にブルジョワ級のシャトー・ル・タンプルの2008年。
聞いたこともないシャトーですが、これで値段は税込み1,742円。何かの間違いでは?
しかも今回は楽天ポイントを2000円使ったので、税込支払いは15,000円を切ります。
一本当たり2,400円くらいです。我ながら、なかなかやるのう。(自画自賛は某国の某
為政者と某政権与党みたいやからやめとき。by妻)
さぁ、今晩のワインはどれにしようか?(なんで、ワインの方が先なんかい!by妻)
トップバッターは伯爵様のお造りになったブルゴーニュ・白ワインです。夕食は定番
北海道産秋サケのソテーと、🍅とタマゴの中華風炒め、冷ややっこです。
おわっ、この白ワインは当たりでした。色は黄色味を帯びていて、香りにはやや酸味
が強そうな感じがしますが、味わいはふくよかでまったりしています。酸味も効いてい
るので、骨格はしっかりしていて凛々しい佇まい。口に含んで温度が上がると、堅い殻
を破って甘みが解け出てきます。甘みといっても、食事の邪魔にはならない清々しい味
です。これは食事なしでワインだけでもそこそこ楽しめそう、冷やしすぎない方がよい
と思われます。さすが伯爵。ラ・ロマネを元の価格5万円に戻してくれたら、買うわ。
(あさましい奴っちゃな、オッサンは。by妻)
よし、出足は好調だ。この調子でいくぞ!(何をや?ええ加減にしいや・・・by妻)
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