久しぶりに関西の旅 ⑧奈良:昔住んだ家に・・・
奈良の興福寺をたっぷり堪能し、奈良公園を横切って登大路まで行きます。この辺り
は奈良公園の主、鹿さんがたくさんお出ましになります。お、角が立派なオスさんです。
「なんやオッサン、なんか文句あるんか?」とガンを飛ばされてしまいました。(笑)
近鉄奈良駅まで下ってきますと、懐かしいなぁ。東向商店街のアーケードです。
近鉄奈良駅前からバスに乗ってJR奈良駅まで戻ります。時刻はもう5時過ぎです。
ここからJR関西本線の大和路快速に乗り、奈良県の西のはずれ王寺駅まで参ります。
王寺町には、オッサンが妻と結婚した後、8年間を過ごした家があるのです。
(いや、賃貸やから今は知らん人が住んでいると思うで。by妻)
20分強で王寺駅に着きました。鉄道の要衝の駅なので構内も広く、大きな駅です。
あ、王寺駅の一つ手前が法隆寺駅です。かの有名な法隆寺の最寄り駅ですね。
ここでJRの駅レンタカーを借ります。レール&レンタカーでお得なのです。
しかし王寺駅のレンタカー事務所はとてもわかりにくいところにあります。駅の改札を
出て、北側のペデストリアンデッキから続く大手スーパーの建物の5階にありました。
王寺町の観光事務所に委託しているようです。ちょっと慣れていない自治体職員のオジ
サンが、まごまごしながら手続きをしてくれました。王寺町の観光コーナーには、よく
わかりませんが、イヌのキャラクター・グッズが置いてありました。こんなの昔はなか
ったよなぁ・・・
安い軽自動車を借りて、スーパーの6階にある屋内駐車場からぐるぐると回りながら
王寺の町に出ます。しかし金曜日の午後5時半なので、勤め帰りの車で大混雑です。
王寺町ってこんなに混むんだったっけ?
信号のたびに2~3分待たされ、目的地に着いたのはもう6時少し手前。既にあたり
は暗くなりかかっていました。急がなきゃ!
あぁ、以前と全く変わっていません。南側斜面にテラスのように段々状に建てられた
マンションです。扉を開けて入ると、座ったまま斜めに登っていく斜行エレヴェーター
に乗っていきます。これがちょっと楽しいんですよね。
自家用車は斜面の上、建物の間にある駐車場に止めていました。あぁ思い出したよ。
冬の寒いとき、オッサンは遅刻しそうになって妻に駅まで車で送ってもらったね。
(そうやで。ちゃんと早起きせんからえぇ迷惑やったで。by妻)
妻と一緒にオッサンが住んだ部屋は、誰かが住んでいるようで見ることができません
でしたが、懐かしくてちょっと涙が出ました。いろいろな思い出がよみがえりました。
でも感傷に浸っている暇はありません。今日のホテルまで迷わずに車で行けるのか?
この日の宿はかんぽの宿。妻の実家があった町です。三回ほど道を迷いながらも(アホ)
なんとか7時くらいには着きました。(普通なら10分で着くのに、30分かかりました。)
平群(へぐり)町。大和時代の豪族の名前かな、葛城(かつらぎ)もそうかな・・・
食事は8時までなので、急いで食べに行きました。
お風呂に入ってから部屋でワインです。(もうわかっとったけどな・・・by妻)
ワインはフランスの生命保険会社の子会社、アクサ・ミレジムの保有するブルゴーニュ
のドメーヌ・ド・ラルロを代表する畑、ニュイ・サン=ジョルジュのクロ・デ・フォレ・
サン=ジョルジュの2009年です。
この日は妻が住んでいた町、妻と一緒に住んだ町を訪れました。妻も懐かしく思って
いたかなぁ・・・オッサン、精神的に辛くてしばらく来ることができなかったけれど、
ようやく来たよ。でも結局お風呂に入ってワインを飲むのが楽しいんやろ・・・by妻。
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