思い出したアホな話・・・
今日はホンマにアホな話です。
このところ寒い日の出勤が続いているので、恥ずかしながら長袖の下着を着て、パッチ
を履いているオッサンですが、今朝お気に入りの?紺色のパッチを履こうとしたら、股の
部分に穴が開いていました。うわ! まぁ人前でパッチ姿になることなどないのですが、
やっぱり気持ち悪い。しかし今週は毎日出勤していて、替えのパッチがありません。
どこかに残っていないかと思ってあちこち探したら、昔履いていた白いグンゼのパッチ
(股引:モモヒキ)が出てきました。白か・・・と思った瞬間、思い出しました・・・
結婚して間もない頃、まだ20代で髪の毛がもう少しあったオッサンは、ある冬の寒い
日に薄着で出勤して風邪をひいてしまいました。寒がり(冷え性)だった妻は、オッサン
が冬でも薄着で出歩いているのを見かねて「パッチを履かないで大丈夫なんか?」と心配
していましたので、「ほら、言わんこっちゃない。パッチを買うてくるわ~」と言って、
真っ白なグンゼのパッチを買ってきました。どうも義父がいつもこの白いパッチを履いて
いるのを見ていたので、これが普通だと思ったようです。オッサンは「えー、こんな白い
モモヒキみたいなのを履くんか?」と嫌がっていましたが、せっかく買ってきたんだから
履け、と妻に強要されて?渋々身につけました。
すると、保温性が良いグンゼのパッチは体にぴっちり密着していて動きやすく、思った
よりは快適です。しかし長袖の白い肌着と白いパッチを身に着けると、全身真っ白です。
オッサンは、鏡に映るその姿を見て「お、これはくるみ割り人形(※注 バレエの演目)
の王子様みたいやな」とつぶやいて、調子に乗ってバレエダンサーの真似を始めました。
王子様とは似ても似つかぬ容貌と体形のオッサンが、バレエ「くるみ割り人形」に
出てくる王子様(主人公の女の子の夢の中で、くるみ割り人形が変身したもの)がソロ
で演じる「片足ケンケン」をへっぴり腰で真似ているのを見た妻は、すかさず
「あ、なんやら変な白ザルがおるわ~」と言い放ちました。
せっかく王子様になったつもりで気分よく?ダンサーの真似をしていたオッサンは冷や
水を浴びせられてしまいました。
「なんや、白ザルって?」(by私)
「見たまんま、白ザルやん。どうでもいいけど膝が曲がってるで!」(by妻)
ま、そりゃこんなふうには ↓ できませんけどね・・・
ちなみに「片足ケンケン」の画像はネットを探しても出てきませんでした。
あ、動画ならありましたので、ご参考までに・・・(なんの参考や?by妻)
「片足ケンケン」ではなく正式な曲名は「タランテッラ(南イタリアの民俗舞踊の一種
でテンポの早い踊り)」のようです。ターラントという港町のある地方の踊りかな?
王子のヴァリエーション、バレエ「くるみ割り人形」22/26 第2幕第14曲b パ・ド・ドゥ、タランテラ、キエフ・シェフチェンコバレエ団
それ以来、妻は私の冬の長袖の肌着上下を「白ザルセット」と呼ぶようになりました。
オッサンが冬の北海道に泊りで出張に行くときは
「白ザルセットを忘れずに入れたんか?」、といつも確認していました。
・・・こんなアホなことをつらつらと思い出して、しばし感慨に耽っていましたが・・・
いかん、早くしないと遅刻です。今日は不本意ながら「白ザルセット」を身にまとって
出勤しました。新しいパッチを買わなきゃな・・・(別にえぇやん、白ザルで。by妻)
今夜はくだらん内容の記事で申し訳ございません。
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