Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

花火の思い出

  関東地方も8月になったとたんに、ぶわぁっと猛暑日。もうちょっと手加減をして
 くれませんかね・・・オッサン、早くも息も絶え絶えなんですけど・・・


  ベランダの植物たちも、さぞ大変やろうと思ってみたら、確かに表土が乾いて水が
 不足気味の植物はしんなり下を向き始めています。やはり鉢植えでは根が伸びないの
 で夏の日照りは大敵です。バジルはもうヘロヘロ、もう少し大きい鉢に植え替えない
 と厳しいかなぁ・・・バラもさすがにお疲れというか、ヘタレ気味です。
  そんななかで夏の暑さなんてへっちゃら?な、イケてる夏女も。はい、うち定番の
 ハイビスカスがようやく本領を発揮しだしました。今年の冬の寒さにやられ(たった
 一日だけ部屋に入れ忘れただけなのに)いったん枯れかけたのですが、このところの
 暑さで一気に復活です。赤と黄色の競演! このくそ暑いなかでも、めっちゃ元気。

     

    この赤いハイビスカスは、うちに来てもう28年になるね。丈夫だわ。
    結婚した年に買ったから、ブライダルフラワーやな。この花が生きている
   限り、忘れないだろうね。私のほうが先にくたばってしまうかも・・・


     

   こっち ↑ は、関東に来てから買いました。それでも15年選手のベテラン。


   もうひとつ、ブーゲンビレアがいくつかあるのですが、肥料を与えすぎて?、
  緑の葉っぱがぐんぐん伸びて大変なことになっております。慌てて支柱を買いに
  行きましたが、花は咲かずに枝がぐんぐん成長しております。あかんがな。
   夏になると元気になる花って、夾竹桃、百日紅(おサルさんが滑ります、アホ)
  インパチェンス、カンナ、ノウゼンカズラ・・・夏女はどれも色が派手だよね。
  
   昨日の夜は、テレビで花火大会の映像を美馬した。今年はコロナのせいで全国
  の有名無名の花火大会がほぼ全部中止。大曲も、長岡も、鶴岡も、墨田川も・・
  残念だけど今年はしかたないね。ということで、テレビで去年の映像を・・・
   先日素通りした山形県鶴岡市の2019年の花火です。(商人の町酒田に対して
  武家の町鶴岡、今でも張り合っているのね。庄内の二巨頭!)

  花火を見ていたら思い出した。妻が最後の入院、亡くなるまでの一ヶ月。
 8月に墨田川の花火があり、入院していた病院の部屋から妻と一緒に見ました。4人
 部屋だったので、それぞれの患者さんの家族が来ていました。たぶん、妻にとっては
 これが最後になるのだな・・・と思っていました。他の患者さんは治療の合間のひと
 時に楽しんで見ていたのに、どうして妻だけが・・・と思いながら見ていました。
 でも、その頃は妻はもう気づいていたのかな?どんな気持ちで見ていたのかな・・・


  花火って、地上の人間が打ち上げるものだけど、天国に行った人にも見えるよね。
 そんなことを考えながら見ていたら、もうアカン。画面がぼやけてきちゃったな。


  なんや辛気臭いこと言っとらんと、シャキシャキせんかい! と妻が叱り飛ばして
 いるような気がしていたら、ドドーンという音とともにこんな花火が・・・ 

  きれいだね・・・
  元気でやってるかい・・・