Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

久々の、たまプラーザ東急百貨店

  今日もすっきりしない、ジメジメとした天気の関東地方南部。夜には雨が降り出しま
 した。洗濯物や布団が干せなかったので、明日は晴れてほしいです。
  
  さて、今日は久しぶりにクルマでたまプラーザ東急百貨店に行きました。そういえば
 デパートといっても、最近は地下の食品売り場(正確にはワイン売り場)しか行ってい
 ないような気がするな。(アホか。いっつも何しに行っとんじゃ?by妻)

  しかし、今日は久々に地上階に行きました。まずは、先日スーツの肘と袖が破れかけ
 たので、新しいものを購入しました。あれ?紳士服売り場のスーツ売り場が狭くなって
 います。礼服コーナーと、ブランド店舗の売り場だけになっていていました。やはり、
 コロナの影響で在宅勤務が増え、スーツの需要が大幅に落ち込んでいるのでしょうね。

  オッサン、バーゲン品(30%Offかな)の灰色の地味なスーツを購入しました。裾直し
 とネームを入れてもらうので、数日後にまた取りに来なくてはなりません。そういえば、
 昔は毎年このバーゲンの頃に、妻に連れられてたまプラ東急を訪れ、スーツを買わされ
 ていたのを思い出しました。オッサンは、バーゲンで買うと東急ポイントがつかないの
 で難色を示していましたが、妻は「バーゲンで少しいいものを買った方が、長持ちする
 からえぇんやで!」と言って、オッサンの意見を完全無視してバーゲン品の中から勝手
 に選んでいました。(オッサンが選ぶと、地味でどんくさいものばっかりになるからな。
 私が選んだ方がえぇんや。by妻)
  ちなみにオッサンは、たまった東急ポイントでワインを買う魂胆でした。ちょっと値
 の張るワインを買おうと思ってもいつも妻に反対されてしまうので、ポイントをためて
 それを使って購入しようと企んでいたのです。(限界ギリギリのアホやな。by妻)
 今日購入したスーツはバーゲン品のため、残念ながらポイントはつきません。


  その後は、いつもお世話になっている方々にお中元を手配しました。今ではネットで
 注文できますが、配送日やこまごました条件を確認するには、やはり窓口が確実です。
 しかし、お中元コーナーは年々スペースが狭くなってきている感じです。今日はかなり
 空いていて、待ち時間ゼロでした。お中元を贈る人も少なくなっているのかもしれない。

  見栄っ張りのオッサンは、先様に喜んでもらいたいので、そこそこいいものを選んで
 います。自分では食べたことのないものばっかりだなぁ・・・誰か私に贈って!(アホ)

  最低限の用事を済ませて、地下一階の食品売場に参ります。
 まずはオッサンがよく利用するワイン売り場です。閑古鳥が鳴いています。店頭で特売
 品をセールしていますが、立ち寄る人はわずか。オッサン、GWの時以来ですが、店内
 のブルゴーニュやボルドー、そしてシャンパーニュの価格を見て目を疑いました。いつ
 の間にこんなに価格が上がってしまったのでしょうか? 世界的に高級ワインの需要が
 高まっていて、経済力の上がっている国々(特に英国、北欧やベルギー、オランダ)が
 買い付けを増やしているらしく、相対的な購買力が落ちてきた日本に輸入される数量が
 減っているそうです。そこに来て最近の超円安の影響で、高いうえに品薄、という状況
 が続いているようです。オッサンの感覚では、世界的に人気のあるちょっといいワイン
 の価格(百貨店価格)は、感覚的に10年前の3倍、3年前の2倍になっている感じです。
 今までは、ボーナスが出た時に頑張って買えたワインたちが、もうオッサンには手が届
 かなくなってきております。もう高級ワインを買うのも潮時かな・・・
  ということで、当然何も買わずに出てきました。(ネットで「今月のワイン」を買う
 たばっかりやんか。これ以上買うたらあかんで。by妻)


  6月になって食品をはじめ、さまざまなものがこぞって値上がりをしているというの
 は、本当ですね。スーパーのカップラーメンや冷凍食品が20~30円上がって、痛い
 なぁと思っていましたが、デパ地下の売り場だとさらに値上げ幅が大きく感じます。
 特に輸入チーズの値段は、実質的に20~30%くらい上がっている感じがします。
 たまにはフランス産のナチュラルチーズでも買おうかなと思いましたが、やめました。
  相対的に国産品は値上げ幅が少なく感じます。果物や精肉も絶対金額は安くありませ
 んが、あまり値段が変わっていないという安心感で、つい購入してしまいました。😆

  今が旬の山形・天童のさくらんぼ(佐藤錦)です。桐箱に入った大粒の見事なものも
 ありましたが、値段は10,000円。これは完全に贈答用ですね。ということでオッサンは
 一番安いパック入り(1,280円)を購入しました。しかしスーパーで見かけるものより
 果実が大きく、真っ赤に完熟していましたので期待が持てます。夕食後に少し頂きまし
 たが、とても甘くてジューシー、とても美味しかったです。妻の分もお供えしました。
 (なんでオッサンの方が一個多いんや?by妻)←妻はなんでもオッサンと同じ量でない
 と気が済まない人でした(苦笑)。


  特設会場の諸国うまいものコーナーでは、今週は石川県特集でした。のどぐろやカニ
 の押寿司で有名な玉寿司さんが来ていましたが、主力商品は早々に売り切れていました。
 あとはきんつばとか、優雅な和菓子屋さんが出店しています。
  オッサン、ちょっと可愛らしい生菓子に惹かれました。「これ、今日中に食べないと
 ダメですか?」とお店の方に訊くと、「常温で3日間は大丈夫ですよ」とのこと。
 ・・・ならばとオッサン、4個も買ってしまいました。😝

  金箔のついた桜の花びら餅、栗きんとん、丸ごと栗の入ったもの、アヤメを象った羊羹
 をのせたもの、など。アヤメ羊羹の生菓子を頂いてみましたが、なんとも上品なお味。
 白餡のレベルが全然違います。きめが細かくしっとりしています。でも、甘すぎない。 
  いかん、やっぱりデパ地下に来るといろいろ買ってしまうな・・・(オッサン、食べ物
 の誘惑にはからきし弱いからな・・・by妻)


  帰りにたまプラーザ駅に隣接した東急ストア(スーパー)でお惣菜などを購入します。
 最寄り駅前の東急ストアでは姿を消していた、オッサンが愛好する鳥取県の「白バラコー
 ヒー牛乳」がありましたのですかさずGETしました。生乳70%で、ほのかに甘くてほっと
 する味が気に入っております。大山山麓の乳牛のミルクを使っているのでしょう。

     


  帰宅後、今日も夕食は手抜きです。GWに函館空港売店で購入した、「かなやのかに
 めし」です。JR函館本線の長万部(おしゃまんべ)駅の有名駅弁で、オッサンは北海道
 出張の時、函館駅 から室蘭、苫小牧、札幌方面に列車で向かう時などによく購入して
 食べていました。(特急「北斗」号の車内で予約をしておくと、長万部駅で積み込んで
 くれます。)もちろん、冷凍なので電子レンジで温めて頂きます。

  

  冷凍だと思って期待していませんでしたが、ほっこり&しっとりしたご飯の上に、
 僅かにピリ辛風味に仕立てたカニのほぐし身がぎっしりと敷き詰められています。
 そうそう、これです。本物とちがうのは細長いタケノコが入っていないこと。なぜかは
 わかりませんが、解凍した時に風味が落ちるからかな?でも意外に美味しかった。
  
  はい、オッサン、2019年の7月に北海道(札幌・小樽・ニセコ)に行った時に、鉄道
 で長万部駅に立ち寄り、駅前の本家かなやさんで元祖「かにめし」を購入していました。
 (どうでもいいけど、なんでパンダがおるんや?by妻)

    これがオリジナルの「かなやのかにめし」です。

      

  あ、漬物と海苔の佃煮、缶詰ミカンもあったんだな。
  (よう、こんな写真を撮ってたの~、食いしん坊め。by妻)  


  そしてワインは、「今月のワイン」の2本目。イタリア・シチリア島の北側にある、
 リパリ諸島(別名エオリア諸島)・サリーナ島の白ワインです。ハウナーさんのワイナ
 リー(たぶんよそから来た人でしょう)で造られる、イアンクーラと名付けられたワイ
 ンです。年号は2019年、ブドウ品種はマルヴァージア90%、インツォリア10%。
  開けてびっくり。まだ若いのに輝くような黄金色。そして口に含むと、まろやかで、
 しっとりとした味わい。辛口ですが少し甘く感じるほど。若いイタリアの白ワインなの
 で、ある程度スッパイだろうと思っていましたが、まったく酸っぱくないです。しかし、
 酸はきちんと存在するので、鈍重さはなく、きちんと背骨が通っています。これは相当
 なレベルと見た。(偉そうやな、オッサン。ワイン評論家でもないのに・・・by妻)
  マルヴァージア種は醸造の仕方によって甘口白ワインにもなりますし、南国シチリア
 の陽光と海風に育まれ、熟度たっぷりに育った健全なブドウから造られたため、このよ
 うに豊かなワインができたのではないかと思います。価格は税込2,300円程度ですので
 これはお買い得です。
  そういえば、昔(2007年)、妻とシチリア島に行きました。(また自慢話か。)
 その時、たまたま飛行機で同席してハプニングを一緒に乗り越えたタレントさん夫妻が、
 パレルモ空港でレンタカーを借りて、シチリア北部のミラッツオの港から、フェリーで
 リパリ諸島に渡ると言っていました。リゾートに滞在して休暇を過ごされるとのことで、
 ものすごく旅慣れた方々だなぁと思いましたが、そんなところから今では日本にまで、
 こんな優れたワインが届くとは。驚きと言うか、有難いことです。


  シチリア、いやリパリ諸島サリーナ島の白ワインと、北海道・長万部のかにめしは、
 意外とマッチしていたように思います。(ホンマけ?by妻)
  
  お、今日もタイガースが勝ちました。この調子を続けてほしいものです。
 (オッサンは調子に乗り過ぎないようにな・・・by妻)