Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

クラシカジャパンがまもなく放送終了!

   昨日はアウトレットで散財してしまいました。今日から節約の日々を再開しないと
  いけません。(いつまで続くかのぅ?by妻)
   
   今日は朝から出社して、快調に仕事を終わらせて?19時頃には帰宅しました。
  机の上に置きっぱなしだった郵便物やら、旅行先でもらったパンフレットなどを整理
  していたら、あれ?「クラシカ・ジャパン放送終了のお知らせ」という封筒を発見。
   私はクラシック音楽鑑賞も好きでして(好きなものが多すぎるなアンタ)、CATV
  のオプションでこの番組をいつも見ていたのですが、なんと突然今年の10月の末で
  放送終了となってしまうとのこと。ショック!
   
   クラシック音楽と言っても、オーケストラだけでなく、ピアノや弦楽器などの器楽、
  それらのアンサンブル(室内楽)、声楽、オペラ、宗教曲、古楽などさまざまなジャ
  ンルがありますが、クラシカジャパンではそれらの全てを含む多彩なプログラムを、
  一定期間繰り返して放送してくれるので大変重宝していました。自分の知らなかった
  良い曲をたくさん知ることができましたし、同じ曲でも奏者によってかなり違うこと
  もよくわかりました。往年の名指揮者・迷走者ちゃう名奏者の貴重な録画も見られま
  したし、日本に居ながらにして有名な海外の音楽祭やオペラの舞台を堪能できるのも
  魅力でした。週末には録画した番組を妻といっしょによく見ていました・・・
   それが、もうなくなってしまうなんて!


   これ ↓ は映像が販売されていましたが、1960年のザルツブルク音楽祭のライヴ。
  カラヤン指揮ウィーン・フィル(ウイーンの国立歌劇場管弦楽団と言った方がイイか
  な)によるリヒャルト・シュトラウスの名作オペラ「バラの騎士」です。気品のある
  元帥夫人マルシャリンを演じたのが往年のドイツ・オペラ界の女王?エリーザベト・
  シュヴァルツコップ様。(ドイツ語の名前を日本語に訳すと、黒い頭さん・・・)
   これを居ながらにして見られたのです、大感謝です。当然録画しましたよ。

    

  カラヤンが「バラの騎士」なら、カール・ベームは「フィガロ」だぁ。前にちょっと
 記事にしたと記憶していますが、モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」をスタジオで
 録画した、名演出家ジャン・ピエール・ポネルさんによる舞台も放映してくれました。
  主役フィガロはハマリ役ヘルマン・プライ様で、敵役の伯爵はドイツ・リートの帝王
 ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ殿。フィガロの奥様で伯爵に言い寄られ
 る?おきゃんなスザンナはイタリアの肝っ玉母さんミレッラ・フレーニ嬢。
  いずれも故人なんですね・・・今となってはどちらも貴重な映像。いや、それ以上に
 歴史に残る名演です! 見せてくれて、聞かせてくれてありがとう!

  でもこれからは、その代わりにインターネットで配信するサービスを提供するらしい
 です。まぁ今ではユーチューブなどでもクラシック音楽をやっているし、オンデマンド
 のほうが ニーズが多いのかな。


  でも、今月は何をやるんだろう、今日は何があるのかな?というような楽しみ方が
 できなくなるとしたら、ちょっと寂しいね。
 
  そういえばクラシック音楽を生で聴きに行くのもご無沙汰ですねぇ。最後に行ったの
 は今年2月下旬のアンネ・ゾフィー・ムター様のヴァイオリン・リサイタルです。もう
 あれから半年経つのか・・・コロナの奴めぇ!(そういえばムター姐御は、来日公演の
 あとドイツに帰国したらコロナに感染してしまったとのこと。完治されたようですが。)
  これも前に書いたような気がする・・・

 

    
   こちらはムター姐御。

      

   
   あぁそうだ、本当だったらこの9月にはミラノ・スカラ座の7年ぶりのオペラ来日
  公演があるはずだったのに・・・以前のようにコンサートに行けるようになるまでは
  まだ時間がかかりそうですね。
   でもそのチケット代くらいのお金を昨日遣ってしまったな・・・(どっちにしても
  アホやな。by妻)
   
   今日はギャグもなく?、カタい記事になってしまいました・・・