Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今夜は最高!・・・😆

  って、どこかで聞いたような気もしますが、まぁいいか・・・
  
  とにかく、今夜のオッサンはご機嫌です。😆(いつもは偏屈オヤジやのに。by妻)
  18年ぶりに我らが阪神タイガースがアレ、いやもうはっきりと言えますね、「優勝」
 を成し遂げました。岡田監督以下、選手・コーチ・フロントの皆様、おめでとうござい
 ます。そして有難うございました。(オッサン、いつになく殊勝やの。by妻)
  18年ぶりっていうのも驚きますが、長い球団史においてこれが6度目の優勝ですと。
 (ちょっと少なすぎるやんな~ by妻)
  
  今夜は余韻を噛みしめる一夜ですが、ブログでは優勝を決めた試合のことをご報告
 申し上げます。(阪神ファン以外にはどうでもえぇことを書くんかい・・・by妻)


  マジック1で迎えた、甲子園球場での巨人との3連戦の最終戦。ここまでの2戦は、
 ベテラン投手の起死回生の好投(変な日本語😆)で、強打のジャイアンツを完封して
 きました。この日は仮にタイガースが勝てなくても、広島が負けたらタイガースの優勝
 が決まりますが、やはり「勝って決めたい」のは岡田監督以下選手・コーチ、チームの
 関係者の皆さんの共通の思いでした。
  今夜の先発投手はタイガースが才木君、ジャイアンツは赤星君です。締まったゲーム
 になるな、と思った通りに6回まで0-0で手に汗握る試合展開でした。(ま、阪神が
 得点できるチャンスが多かったのに、2回もゲッツーでちょっとイヤな感じでしたが。)


  しかし、先発の若き才木投手が、目の覚めるような、快刀乱麻を断つかの如くキレの
 よい投球でジャイアンツ打線に付け入るスキを与えません。

  岡田監督が試合前に、「さすがに力むやろな」と言っていましたが、それどころか
 気合の入った投球は、いつも通りの精緻なコントロールと、伸びのあるストレートで
 巨人打線をほんろうします。ホンマに、アッちゅう間に巨人の攻撃は終了します。

  一方、タイガースも初回から巨人先発の赤星投手を攻め立てるのですが、ゲッツーで
 2回もチャンスをつぶしてしまい、ちょっとイヤな感じ・・・


  あ、その時甲子園球場に他球場の途中経過がアナウンスされました。なんと神宮球場
 ではヤクルトが広島を逆転したと。このままいけば、阪神の勝敗には関係なく、広島の
 敗退でタイガースの優勝が決まってしまいます。
  しかし、「甲子園球場で、満員のお客さんの前で、勝って決めたい」という思いは、
 試合後のインタビューで岡田監督がいうまでもなく、チーム全体が共有しています。


  6回裏、遂にそのファンファーレが鳴り響きます。

  今シーズン、全試合で四番を任された大山選手。実は9月に入って絶不調でしたが、
 この打席ではセンターに大きな犠牲フライを打ち(犠牲フライ数はセリーグでトップ)、
 阪神に待望の先取点が入りました。ほっとした表情の大山選手が印象的でした。


  そして、ほぼ試合を決める一打を放ったのは、やはりこの男。9月に入って、何か
 憑き物が付いたような大活躍でしたが、先日のグランドスラム(満塁ホームラン)に
 続き、今夜もジャイアンツを叩きのめすホームランを放ちました。 


  外角低めのボールを、半分体勢を崩されながらも掬い上げた打球は・・・
  バックスクリーンに飛び込むツーランホームランとなりました。マジで?

  この体勢でバックスクリーンまで届く打球を打てる人は、プロでもまずいないでしょ
 う。佐藤輝明選手、やはり只者ではない。しかもこのホームランで、入団以来3年連続
 でホームラン20本をクリアしています。参りました・・・


  実はオッサン、今夜の夕食は阪神戦の状況次第としておりました。
  (なんや、それ?by妻)
  タイガースが勝ってアレを決めたら、昨日スーパーで20%Offで購入した国産黒毛和牛
 のヒレステーキと銘醸ブルゴーニュ・ワイン、負けたらレトルトカレーと缶ビール、と
 決めておりました。序盤にタイガース打線が爆発して勝利を決定づける展開であれば、
 早めに支度を開始できるのですが、この日はなんと6回裏までゲームが動かないので、
 オッサンは食事の支度をするタイミングを逸しました。😆(アホ)
  しかしこの6回裏の3点で、勝利を確信したオッサン。ここですかさず守りに入って
 しまいました。ともあれ、3-0で阪神リードとなってから、しばらくは夕食の準備に
 かかります。


  その間、流れが変わり始めていました。終盤、才木投手から岡本選手が見事なホー
 ムランを放ち、ホームラン王を確実にしていました。それを知ったオッサン、心拍数
 が上がりました。(アホ)


  才木投手は後続を断ち、見事に7回を無事に投げ切ります。しかしその後の8回を引
 き受けた岩貞投手がいつになくピリッとせず一死も取れずに降板し、不穏な空気が漂い
 始めます。しかしその負のオーラを振り切ったのは後続の石井投手、島本投手の力投で、
 この後はなんとか無失点で持ち堪えられました。
  まずは石井君の「一人一殺」です。スナイパーみたいな感じで、ちょいコワ~(アホ)

  そして島本君は、さらに度胸満点。平然と後続を切ってくれました。頼もしい~!

  
  とうとう最後の9回、つまり胴上げ投手は岩崎投手となります。
  あれ?岩崎投手が登板する時のバックミュージックがいつもと違うぞ・・・これは
 どこかで聞いたことがあるな・・・「栄光への架け橋?」 あ、思い出しました。


  阪神の選手で、将来を嘱望される長距離ヒッター候補だったのに、若くして脳腫瘍
 で天に召された横田選手が登場する時の音楽でした。岩崎投手は、横田選手の同期で
 したので、彼を一緒に「アレ」に参加させたかったのだと思いました。オッサンは、
 既にこの時点で涙腺が崩壊し始めていました・・・
  岩崎投手は坂本選手に一発を浴びて一点差に迫られますが、なんとか後続を断ち、
 優勝を決めるウイニング・ボールがセカンドの中野選手のグラブに納まりました!

  この瞬間を、全国、いや全世界のタイガースファンが待ち望んでいました~!
 (デトロイト・タイガースのファンは除く、やろ? by妻)

  それを見届けたベンチの選手たちが、マウンドに殺到します。

  そして優勝を決めた場所に、亡き横田選手のユニフォームがありました。


  さぁ、岡田監督の胴上げが始まりました!

  球団としては6度目の優勝、岡田監督が6回、宙に舞いました。夢のようです・・

  岡田監督、選手の皆さん、コーチおよびチーム関係者の皆様、さらに阪神園芸の皆様、
 おめでとうございます。そして、ファンに喜びを与えて頂き、有難うございました。
 でも、幸福感に餓えたファン(あんただけやん。by妻)のために、もう少し夢を見させ
 てください。
  全国各地にいらっしゃる、そしてムラゴンの🐯ファンの皆様、今日は興奮して寝ら
 れないかと思いますが、じっくりとこの喜びを噛みしめておきましょう。
 (次はいつになるか、わからんからな・・・by妻)
  
  横田さん、そして妻よ・・・今夜の勝利はそちらからも、ちゃんと見えたかい? 
  そちらの世界でもきっと祝杯をあげているよね・・・(つまみ持ってきて。by妻)


  オッサン、今夜は一人でチビチビやります・・・(続きは後日)